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真下接地を意識しても、かかとに戻るのはなぜ?|フォーム理論⑥

真下接地を意識しても、かかとに戻るのはなぜ?|フォーム理論⑥

こんなズレ、ありませんか

  • 接地・姿勢・腰高を意識して走ると、歩幅が狭くなってちょこちょこ走りになる

  • 「真下接地」を意識しているのに、動画を撮るとかかとで着いている

  • 走っていてつまずく。普段の生活でもつまずきやすい

  • 「脚の付け根から動かして」と友人に言われるが、意味が分からない

接地・姿勢・腰高を意識すると、ある程度は走れるようになります。ただ、どうしても歩幅が狭くなる方が多い。それはまあいいのですが、脚の動かし方まですごく小さくなる方がいます。こうなると、土踏まず接地がうまくできなくなります。レッスンで本当によく見るジレンマです。

私はこれを「荷重移動」と呼んでいます。結論を先に言うと、脚だけが前に出て、上半身が後ろに残っている。かかと接地に戻るのも、転びやすいのも、大きな原因はここにあります。

脚だけが前に出る走りと体重が乗る走り

▲左:脚だけが前に出て、上半身が後ろに残る。右:脚と上半身が一緒に前へ移り、脚の真上に体重が乗る

確かめるときは、動画を撮って、着いた足の土踏まず(母趾球の少し後ろ)から真上に線を引いてみてください。その線の上か、すぐ近くに頭と腰があれば、体重が足に乗っています。走っているときは前へ進む勢いがあるので、少しだけ後ろにずれるのが普通です。ぴったり一致させる必要はありません。

ドリル:弓なりのスキップ

弓なりのスキップ

▲左:普通のスキップは膝下が畳まれる。右:弓なりの姿勢のまま、膝下をなるべく前に出す

いちばん分かりやすいのはスキップです。「弓なり」は姿勢のことで、姿勢の回で作った弓なりの姿勢を崩さずにスキップします。荷重移動を意識したスキップです。

ポイントは、姿勢をキープできる範囲で膝下をなるべく前に出すことです。普通にスキップすると、多くの方は膝下が畳まれます(上の図の左)。ここを前に出すと、股関節から脚を前へ運ぶスキップになります(上の図の右)。

上の図では股関節が90度まで上がっていますが、実際にはそこまで上げられないこともあります。90度まで上がらなくても全然いいです。90度まで上げると仰け反ってしまう方は、股関節を90度より低くしましょう。

量は本当に少しでいいです。走り始める前に20〜30mを2本。やりすぎると腰が仰け反りやすいので、「いつもよりちょっとだけ前かな」くらいから始めてください。高く遠くへ跳ぶより、脚と上半身が一緒に前へ進むことを意識します。

リズムがつかめたら、そのまま走りに移ります。脚を動かしたときに、荷重が一緒に前へ移っていく感触が分かると思います。

疲れたときは、これ1つだけ

脚の動かし方は変えない。歩幅だけ短くする。ペースを落とすときに脚の動きを窮屈にすると、かかと接地に戻ります。歩幅だけをシューズ1足分詰めるつもりで走ってください。

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この記事を書いた先生
yama ランニングコーチ プラチナバッジ
指導500回以上|早大でバイオメカニクス専攻
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【実績】 ✔ 2019年からランニングコーチ。対面レッスン累計500回以上(2026年9月時点) ✔ ストアカのレビュー81件・平均4.99(2026年10月時点) ✔ 早稲田大学スポーツ科学部でランニング動作を研究 ✔ フルマラソン2時間45分40秒。月間走行距離100…

yama ランニングコーチ