「どうしてこんなことするの!」
「またなの?ホントに悪い子なんだから!」
子どもを叱るとき、
こんな言葉を使っていませんか?
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子どもの
「人格」と「行動」を
分けてみる。
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気になる行動について
話をするときは、
その子自身を否定せず、
「行動」に焦点を当てることが
大切なんですよ。
なぜなら・・・
子どもたちに
「悪い子」「ダメな子」という
レッテルを貼ると、
逆効果になります。
そうされた子どもは
かえって大人に反発して
問題行動を起こしやすくなったり、
自分を否定されて
自信をなくしてしまったりします。
でも、
子どもの存在そのものを認め、
大切にすれば、
行動について注意されても
素直に受け止められ、
自分で考えてよりよい行動を
選べるようになります。
つまり、子どもを
「良い子」「悪い子」と
決めつけるのではなく、
一人の人として尊重することが
大切なのです。
私が以前、担任をしていた
ヒロキくん(仮名)が、
授業中に、よく
前の席の子の椅子を
足で蹴っていました。
カツン、カツンと
椅子を蹴る音が教室に響き、
前の席のミサさんは
勉強に集中できない様子。
でもヒロキくんは、
友達に注意されても
「だって退屈なんだもん」と、
その行動を繰り返していました。
アドラー心理学を
学ぶ以前の私なら
「また邪魔してるの!」
「どうしていつもこんなことするの?」
「困った子ね!」
と、つい感情的に叱りつけ、
その子自身を
否定してしまいがちでした。
でも、
アドラー心理学との出会いで、
接し方がガラリと変わりました!
「ヒロキくん、算数の発表、
とてもよく考えていたよ。」
「でも、椅子を蹴るのは、
ミサさんが勉強に集中できなくて、
とても困っているんだ。」
「ヒロキくんの気持ちも分かるよ。
退屈な時は、他にどんな過ごし方が
できそうかな?」
このように、
「あなたという存在は大切。
でも、その行動は適切ではないよ」
というメッセージを、
具体的な言葉で
伝えるようになったのです。
(たまにはガツンと言いますけど^^;)
ヒロキくんと
話し合った結果
『退屈な時は自分で問題をつくる』
ことにしました。
最初は簡単な計算問題から
始めましたが、
次第に工夫を凝らした
問題を作るようになり、
それが彼自身の
楽しみになっていきました!!
その後は、ミサさんの
邪魔をすることなく
集中して勉強し
算数の力がぐんぐん伸び、
自信をつけていった・・・
という、
まるでドラマのような
エピソードです。
子どもたちは、
失敗を重ねながら
成長していきます。
その過程で、
自分の行動を振り返り、
よりよい選択が
できるようになっていく。
それを支えるのが、
私たち大人の役割です!
ヒロキくんとの
出会いから学んだこと。
それは、
「行動」を指摘することと、
「その子自身」を否定することは、
まったく違うということ。
子どもたちの
「人格」を認めながら、
よりよい「行動」を
共に考えていく。
それが、
教育の現場で
私が大切にしたいと
思っていることです。
さんは、
お子さんが宿題をしないとき、
つい『ダメね』と言っていませんか?
ぜひ、
「人格」と「行動」を
分けて考えてみてください。
きっと、新しい視点が
見えてくるはずです。
まずは、明日一日、
お子さんの行動を
注意するときがあれば
ぜひ、意識してみてくださいね。