「私ってこういう人だから…」その思い込み、もしかしたら違うかもしれません
あなたは、
「アンコンシャスバイアス」って聞いたことがありますか?
ちょっと難しそうな言葉ですよね。
でも実は、私たちの毎日の生活に、とても身近なものなんです。
簡単に言うと、
「無意識に持っている思い込みや偏った見方」
のこと。
たとえば、
「男の子だから青が好きなはず」
「女性は理系が苦手でしょ」
「若い人はみんなSNSが得意」
こんなふうに、何となく思ったことはありませんか?
実は、こうした考え方も
アンコンシャスバイアスの一つなんです。
私たちは、知らないうちに思い込んでいる
こうした思い込みは、
これまで育ってきた環境や経験などから、自
然と身についていくものです。
特別な人だけが持っているわけではありません。
誰にでもあるものなんですよ。
たとえば、
「この人、若そうだから、まだ経験不足かな」
「〇〇県出身の人は、きっとこんな性格だよね」
「この年齢の人に新しい技術の話をしても難しいかな」
こんなふうに、相手のことをよく知らないうちに、
決めつけてしまうことはありませんか?
こうした思い込みが、知らず知らずのうちに、
人との関係や大切な判断に影響していることがあるんです。
自分では気づきにくいのが、やっかいなところ
「えー、私にはそんな偏見なんてないよ!」
そう思う方もいるかもしれませんね。
でも、アンコンシャスバイアスのやっかいなところは、
自分ではなかなか気づけないこと。
自分では普通に考えているつもりでも、
実は思い込みが隠れていることがあるんです。
今は、インターネットで自分の思い込みを
チェックできるツールもあります。
興味のある方は、試してみるのも面白いですよ。
こんな決めつけ言葉を使っていませんか?
特に気をつけたいのが、こんな言葉です。
「こういうものだ」
「そんなわけない」
「どうせこうだ」
こういう言葉が頭に浮かんだときは、
ちょっと立ち止まってみませんか?
「本当にそうなのかな?」
「違う可能性もあるかもしれない」
そんなふうに考えてみるだけでも、
今までとは違う見方ができるかもしれません。
大切なのは、思い込みを持たないことではありません。
自分にも思い込みがあると気づいて、
少しずつ見方を広げていくことなんですね。
自分自身にも、思い込みを持っていませんか?
ここで、もう一つ考えてみてほしいことがあります。
それは、自分自身に対する思い込みです。
たとえば、
「私って、あわて者だから…」
「飽きっぽい自分がイヤで…」
「私は何をやってもうまくいかない」
こんなふうに、自分のことを決めつけていませんか?
でも、それって本当にそうなのでしょうか?
あわて者だと思っていたところは、行動が早いということかもしれません。
飽きっぽいと思っていたところは、
新しいことに興味を持ちやすいということかもしれません。
同じ自分でも、見方を変えると違う一面が見えてくることがあります。
自分の短所だと思っていたことが、
実は強みにつながっているかもしれないんです。
自分への見方が変わると、子どもへの関わり方も変わる
実は、私たちは自分自身に対してだけでなく、
子どもに対しても、知らず知らずのうちに
思い込みを持っていることがあります。
「この子は何度言ってもできない」
「どうせ言っても聞かない」
「ちゃんとさせなくちゃ」
そんな考えが、知らないうちに
イライラにつながっていることもあるんですね。
そして、子どもにイライラしたあとには、
「また怒っちゃった…」
「私ってダメな母親だな」
と、自分を責めてしまう。
もし、こんな繰り返しがあるなら、
少しだけ自分の考え方に目を向けてみませんか?
今まで当たり前だと思っていた考え方を見直すことで、
自分の気持ちや子どもへの関わり方が変わっていくこともあります。