講座の最初の数分。ここで、その日の受講生のノリや反応が決まるとしたらどうでしょう? この瞬間を大切にしたいですよね。
でも、講座に慣れていない人は「内容には自信がある。準備もした。だから、時間を無駄にしないように、すぐに本題から教え始める。」という形で講座を進めます。実は、この「いきなり教える」が、反応が薄くなる原因かもしれません。
🌵まずは相手を知る。そして自分を知ってもらう。
皆さんは「知らない人」に心を開きますか? それとも「知っている人」に心を開きますか?
基本的には「知っている人」ですよね。
それにも関わらず、お互いの人間性を知る時間を設けずに説明を始めると、聞き手の警戒心は解けません。
本来、「学びたい」という気持ちは、受講生自身の中にある「知りたい!」と思う前向きなものです。でも、警戒心や緊張感があると、この気持ちはなかなか育たないのです。
🌵ちょっとした会話を交わすだけで大丈夫
まずは、笑顔でお出迎え。これは基本ですね。続けて、講座に来てくれたお礼を言いつつ、「必ず答えられる質問」をしましょう。鉄板の質問は次の2つです。
ストアカはよく利用されているのですか?
何がきっかけでこの講座に来てくださったのですか?
1つ目の質問はYes/Noで答えられる質問です。もし、過去に使われているのなら、どんな講座を受けてきたか…という話に展開できます。反対に初めてなら、「どういうきっかけでストアカに来たか?」という質問をしたり、「初めてで私の講座を選んでいただき、本当にありがとう」と、改めてお礼を伝えることもできます。
こんな風に言葉を交わしていると、講師の話し方や人間性も見えてきます。だからこそ、言葉を交わして緊張感をほぐすこと…。これが大切です。
🌵受講生が自己紹介をしたときの対応
講師の力量や配慮が表れるのが、受講生が発言したあとの反応です。たとえば、3人の受講生が講座を受けに来てくれたとしましょう。そして、それぞれの受講生に自己紹介をしてもらうことになりました。
リピートされない講師は、1人目の自己紹介が終わったあとに「ありがとうございました。では、次は○○さん、お願いします。」とだけ言って、次の人に回します。
一方、信頼される講師は、きちんと自己紹介に対するコメントをします。
では、ここで皆さんに質問です。自分が何かのアクションをしたときに、反応があったほうが嬉しいですか?それとも反応がなくても問題ないですか?
基本的には反応があったほうが嬉しいですよね。それも、肯定的な反応なら尚更です。
これは、自己紹介だけではありません。講座中に受講生に質問し、回答を促したときも同じです。受講生は一生懸命、答えを考え、「これでいいのかな?」とドキドキしながら回答します。それにも関わらず、「なるほど。では○○さんはどうですか?」などと、反応を示さないのはありえません。
🌵講座の入口は安心感づくり
しっかりとリピートされる講師は、このような対応が違います。緊張感が解けないような対応をされても「また○○先生の講座を受けよう」とはなりません。しかも、これは先生の第一印象や立ち位置を決める重要なポイントでもあります。
ノウハウを教えることも大切ですが、講師の人間力もまた、大切なのです。
あなたは受講生に安心感を与えるために、何から始めますか? 受講生の信頼を獲得するために、どんな工夫や配慮ができそうですか?