ビジネスコミュニケーション コラム
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「私なんて、何もすごくないのよ」60代のお客様に教わった、未来へ進むコツ

「私なんて、何もすごくないのよ」60代のお客様に教わった、未来へ進むコツ

「明日行ってもいい?」

エステのお客様が来てくださいました。
60代の、とても明るい方なんです。

この方はいつも突然いらっしゃいます。
「明日行ってもいい?」という感じで、次の予約は決めません。
予定はそのときにならないとわからない、という方なんですね。

この方のすごいところは、やりたいと思ったら挑戦すること。
そして何より、それがちゃんと続くんです。
お会いするたびに「すごいなぁ」と思います。

目次

すごいと感じるのは、自分が持っていないところ

ところが、「すごいですね」とお伝えすると、
「え、何もすごくないわよ」とおっしゃるんです。

これ、実はこの方だけではありません。
これまでたくさんの方とお話ししてきました。でも、本当にすごいところを持っている方ほど、みなさん同じことをおっしゃるんです。

なるほど、と思いました。
人がすごいと感じるのは、自分が持っていないところなんですよね。
そして自分にとっては当たり前すぎて、自分では気づけない。
強みって、そういうものなんだなと改めて感じました。

残りの人生20年、何でもやってみる価値がある

そのお客様、今度はゴルフを始めたそうです⛳

何年も前から誘われていて、ずっと気にはなっていたそうです。
でも60歳を過ぎて、「残りの人生20年と考えたら、何でもやってみる価値はあるよね」と思って、始めることにしたんだとか。

中古のクラブを買って、今は練習場で先生に教わっていて、もうすぐコースデビューだそうです。

「まずは中古で」という軽やかさも、素敵だなと思いました。

若い頃は、ずっとお子さんのために尽くしてこられた方です。
お子さんはもう独立されています。それでも時間があると、つい子どものことやこの先の不安なことを考えてしまうそうです。

だから、こうおっしゃっていました。

「何かしら体を動かしていたほうが、未来に向かって進んでいる気がするのよ」

この言葉が、ずっと心に残っています✨

40〜50代の女性に聞いたある調査では、6割以上の人が、年齢を理由に何かをためらった経験があると答えていました。
不安があるから動けない、のではなく、
動いているから、不安に飲み込まれずにすむ。
順番が逆だったんですね。

苦手な人、は実は影響を受ける人

実はサロンを始めた頃の私は、突然いらっしゃるお客様が少し苦手でした。
準備はもちろんですが、「この方が来てくださる」という心の準備をしておきたいタイプだったんです。

でも今は、とっても影響を受ける有難い存在です。
私が持っていないものを持っている方だから、学ぶことがたくさんあるんです。
昨日も、本当にありがたいなと思いました。

苦手だと思っていた相手は、実は自分にないものを見せてくれる人だったのかもしれません。

あなたの「当たり前」も、誰かの「すごい」

あなたにも、きっとありますよね。
自分では「こんなの普通」と思っているけれど、周りから見たら「すごい」こと。

今日はひとつだけ、思い出してみてください。
人から「すごいね」と言われて、「え、そう?」と返したことは何ですか?

そこに、あなたの強みが隠れています。

そして、もし「ずっと気になっていること」があるなら、
まずはメルカリで中古を探すくらいの気軽さで、始めてみてもいいかもしれません。

体を動かしているうちに、きっと未来のほうへ進んでいけますよ。

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この記事を書いた先生
坂口 芳美🍀 シルバーバッジ
踏み出せない女性の、経験を自信に変える講師
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三重県伊勢市生まれ。商業高校卒業後、金融機関に30年勤務。10年間、管理職としてお客様や職員の声に耳を傾け、課題解決に取り組む。在職中2度の乳がんを経験。「明日が当たり前に来るとは限らない。やりたかったことに挑戦したい」と47歳で退職。 定年後に誰かの役に立てればと学んで…

坂口 芳美🍀