「近くて、口コミがよくて、予算に合うお店を探して」
AIにそんなお願いをして、お店を選ぶ。
これからは、そんな場面も増えていくかもしれません。
便利になるのは、うれしいことですよね。
でも、お店や講座を提供する側としては、少し気になります。
「その中で、私を選んでもらえる理由って何だろう?」
料金や場所も大切です。
けれど、あなたにもありませんか?
少し遠くても通いたいお店。
ほかにも似た講座はあるけれど、この先生から学びたい。
そんな「あなたにお願いしたい」につながる関わり方を、3つ考えてみました。
① いつもと違う様子に気づく
「今日は、いつもより口数が少ないな」
「少し疲れていらっしゃるのかな」
そう感じたら、質問を控えて、ゆっくり過ごしていただく。
反対に、うれしそうに話されていたら、
「何かいいことがあったんですか?」
と声をかけてみる。
特別なことをしなくても、今日のその方の様子に目を向ける。
「ここでは、無理をしなくていいんだ」
そんな安心が、また来たい気持ちにつながるのだと思います。
② 自分の経験を、相手のために話せる
「私も、最初はうまくできなかったんです」
そんな一言を聞いて、ほっとしたことはありませんか?
立派な成功談だけが、誰かの役に立つわけではありません。
迷ったこと。
失敗したこと。
試してみて、少しうまくいったこと。
「そのとき、私はこうしてみました」
という経験が、目の前の方のヒントになることもあります。
大切なのは、自分の話で終わらず、
「この方の役に立つことはあるかな?」
と考えて伝えること。
「この人になら相談できそう」
と思っていただくきっかけになるかもしれません。
③ 相手が「何を大切にして選ぶか」に目を向ける
同じ説明を聞いても、心が動くポイントは人それぞれです。
「この人なら、安心して任せられそう」
と、人柄にひかれる方。
「これなら、私の悩みに合っている」
と、内容や料金に納得して決める方。
「楽しそう!やってみたい」
と、これからの変化にワクワクする方。
同じサービスでも、選ぶ決め手は違うんですね。
だから、説明をする前に、少し聞いてみる。
「今回、いちばん気になっていることは何ですか?」
「どんなふうになれたら、うれしいですか?」
その答えに耳を傾けると、その方が大切にしていることが少しずつ見えてきます。
「わかってくれている」が、次のご縁につながる
便利なことは、AIの力を借りながら。
私たちは、目の前のお客様の様子を見たり、お話を聞いたりする時間を大切にしたいですね。
「私のことを、わかってくれている」
そう感じていただける関わりの積み重ねが、
「次も、あなたにお願いしたい」
につながっていくのだと思います。
次にお客様とお話しするときは、
「この方は、何を大切にして選ぶのかな?」
と、少し意識してみませんか?
相手によって違う、心が動くポイント。
こちらの講座では、身近な例を交えながら、毎日の接客や会話ですぐに実践できる伝え方をお伝えしています。