確認したいことがあるのに、上司が忙しそうで「今はやめておこう」と飲み込んじゃったり。
自分の息子や娘くらいの年の上司に「前はこうしていましたよ」と言いかけて、口うるさいと思われそうで黙っちゃったり。
そんな場面、ありませんか?
今日は、年下の上司に遠慮してしまうときに使える「ひとこと」をお届けしますね。
目次
年下上司、もう珍しくないんです
マイナビの調査によると、アルバイトで生計を立てている40〜65歳のうち、直属の上司が5歳以上年下という人は42.4%。
50代では51.8%と、年上の上司(34.1%)を上回っているんです。
アルバイトの方を対象にした調査ではありますが、「上司が年下」は、もう特別なことではないんですね〜。
なるほど、悩んでいるのは私だけじゃなかったんだ、と少しホッとしませんか?
話しやすい。でも、距離感が難しい
年下上司でよかったことの1位は「話しやすく、相談しやすかった」で32.5%。
「過度に気を遣わずに接することができた」も23.8%あり、年上の上司の場合(14.5%)を大きく上回っています。
いいことも、ちゃんとあるんです。
その一方で、37.9%の人は不満を感じたことがあると答えています。いちばん多かったのは「距離感がつかみにくかった」(12.7%)。
特に40〜55歳では、距離感のつかみにくさや、話しかけづらさ、遠慮によるやりづらさを感じた人が、56〜65歳より多かったそうです。
遠慮するのは、相手を大事にしている証拠
私も以前の職場では、人材育成やマネジメントに関わってきました。会社員時代は、異動や転勤があっても不満を言わず、「勉強だ」と受け止めてきた人間です。
そんな私にも、忘れられない場面があります。
年下で、とても仕事ができる男性がいました。私は論理的に話すことがとても苦手で、理路整然と言われると、言い返せなかったんです💦
言っていることは正しい。それは分かっていました。
でも、職場のコミュニケーションを考えると、もう少し人の気持ちを大事にしてほしいな……。そう思いながら、言葉を飲み込んでしまいました。
今振り返ると、全体のバランスを考えれば、何かしら伝えたほうがよかったんだろうな、と思います。
遠慮してしまうのは、気が弱いからではありません。
相手の立場を立てたい。職場の空気を壊したくない。長く働いてきた人だからこそ、そう思えるんです。
だから、性格を変える必要はないんです。変えるのは、言い方だけ。
関係がラクになる「ひとこと」の言い換え
難しいテクニックではありません。「なるほど、これなら言えそう」と思えるものばかりです。
忙しそうで声をかけられないとき
× 「お忙しいところ本当にすみません…」
○ 「1分だけいいですか?確認が1つあります」
かかる時間と用件を先に伝えると、相手も答えやすくなります。
前置きが長くなってしまうとき
× 「私なんかが言うことじゃないんですけど…」
○ 「確認なんですが、〇〇でよかったですか?」
自分を下げる言葉は、なくても大丈夫です。
違うやり方を提案したいとき
× 「前はこうやっていましたよ」
○ 「以前こうしたら助かったことがあるんですが、参考になりますか?」
決めるのは上司、という形にすると、経験がそのまま役立つ情報になります。
教えてもらったとき
× 「すみません、ありがとうございます」
○ 「教えていただいて助かりました。おかげで〇〇ができました」
上司も、自分の関わりが役に立ったと分かるとうれしいものです。
経験は、押しつけなければ力になる
年下の上司のもとで働くことは、経験が無駄になることではありません。
役職は相手が上。でも、積み重ねてきた経験は、あなたのものです。
まずは明日、ひとつだけ言い方を変えてみてくださいね。
50代、今からの人生を楽しみましょう💛