【元祇園No.1ホステスが教える 戦略的コミュニケーション術】
先日、帰国子女の方からこんな質問をされました。
「どうして日本人は、そんなに回りくどい言い方をするんですか? 時間の無駄じゃないですか?
海外では考えられません。」 と。
この方は、「雑談=無駄話」とも捉えている方でした。
確かに、日本人の会話には「結局、何が言いたいの?」と思うような表現がありますよね。
(私は京都人なので、地域柄的にもよく言われますww)
私は、その方にこう答えました。
日本人のコミュニケーションには、
「なぜ、もっとストレートに言わないの?」と思うような表現が確かにあります。
でも、そこには単なる“遠回し”ではなく、
「相手を否定したくない」
「相手の立場を考えたい」
「関係を壊したくない」
という気持ちが含まれていることが多々あります。
例えば、「それは違います」とストレートに伝えるのではなく、
「そういう考え方もありますよね。ただ、こういう見方もできるかもしれません」と伝える。
伝えたい意味は、ほとんど同じです。
ですが、相手が受け取る印象は大きく変わるでしょう。
もちろん、遠回しすぎて意図が伝わらないのは問題です。
「相手を傷つけたくない」と気遣うあまり、何を言いたいのか分からなくなってしまっては、本末転倒ですから。
大切なのは、「言いたいことを言わない」ことではありません。
「言いたいことを、相手が受け取りやすい形にして伝える」ということ。
私は、これも戦略的なコミュニケーションだと考えています。
伝わる話し方は、特別な才能ではない
コミュニケーションは、「自分が何を言ったか」だけでは成立しません。
大切なのは、「相手にどう届いたか」ということ。
同じ言葉でも、言い方ひとつで、相手との距離は近くもなれば遠くもなります。
ですから私自身、「何を話すか」だけではなく、「どう話すか」を大切にしています。
これは、特別な才能ではないんです。
相手を見て、相手の立場を考えて、伝え方を選ぶ。
これは、誰でも身につけられるスキルなはず。
相手を想う視点が、「選ばれる人」と「そうでない人」の差が表れると考えます。
あなたはいかがですか?
《ビジネスでもプライベートでも“選ばれる人”になりたい》
そんな方に、このメッセージが届きますように。
それでは、また。