皆さんも一緒に考えてみましょう!
あなたは薬膳を教える講師として「薬膳入門講座」を作りました。当然、内容にも自信がありますし、実際に質も高い講座です。でも、なかなか申し込みが入りません。
あなたなら、この講座をどうやって売りますか? 少しだけ、考えてみてください。
実話から読み解く集客の入口
上記の質問は、私のコミュニティに参加している先生のお話。つまり、実際にあった相談です。その先生も「薬膳入門講座」を出していたのですが、まったく集客できずに苦労されていました。
ところが、講座の中身はそのままで、ある変更をしたところ、集客できるようになったのです。変えたのは、集客の入口です。さて、何を変えたと思いますか?
良い講座よりも良さそうな講座が売れる
受講生さんが講座を予約するときは「良い講座かどうか」がわかりません。実際に良い講座かどうかは、受講してみないとわからないですからね。
そのため、受講生さんは「良い講座」だから受けるのではなく、「良さそうな講座」だから予約をするのです。つまり、講座ページの内容を読んで「お、この講座は役に立ちそうだ」「面白そう」と感じたら受講するわけです。
また、「この内容なら私にもできるかも」というハードルの低さも大切ですね。
「薬膳」と聞いて、何を思い浮かべますか?
では、話を薬膳に戻しましょう。皆さんは、薬膳ってどういうものだと思いますか? また、どんな食材を使っているイメージがありますか?この問いに対して、実際に返ってくるのは以下のような答えです。
身体に良さそうだけど、あまりおいしくなさそう
漢方や香辛料、特別な食材を使いそう
私もそんなイメージを持っていました。そこで、薬膳の先生に「そもそも薬膳って何ですか?」と尋ねてみたところ、返ってきたのはこんな答えでした。
「自分の身体の状態にあった食材を摂ること」
実は、特別な食材ではなく、スーパーで売っているような身近な食材でも薬膳になります。つまり、本来の薬膳はとても手軽なものなのに、「薬膳」という言葉には少しハードルの高いイメージがついてしまっていたのです。
変えたのは、タイトルだけ
コミュニティで相談を受けた日は、ちょうど勉強会の日でした。そこで、コミュニティメンバーみんなで「自分だったらどう売るか」というテーマでディスカッションをしたのです。
そうしたら、素敵な講座タイトルが挙がってきました。
「ちょい足し健康ごはん・料理」
いかがでしょうか? このフレーズから「あ、薬膳の講座だね」と連想できますか? ちょっと難しいですよね。でも、それでいいのです。普段の食事に、自分に合った食材をちょい足しする。これは、むしろ本来の薬膳に近い考え方です。
そして、講座の中身は一切変えていません。変えたのは、集客上の切り口とタイトルだけ。それにも関わらず、しっかりと集客できるようになりました。(今はストアカを卒業されて、別のフィールドで活躍されています)
入口とは、「受講してみたい」と感じてもらう最初の一歩
入口とは、相手が「聞いてみたい」「自分に関係がありそう」と感じる最初の一歩のことです。
講師にとっては「薬膳入門講座」も「ちょい足し健康ごはん」も、同じ講座です。でも、受講生にとっては違います。
「薬膳」は、難しそうで、自分には縁がなさそうな言葉
「ちょい足し健康ごはん」は、今日の食事から気軽に試せそうな言葉
このように、受講生が申し込みを決めるのは、講座の内容が優れているかどうかではありません。受講する前に、「この講座は自分に良さそう」と感じられるかどうかです。つまり、集客の入口で決まるのです。
実際に良い講座かどうかは、受けてみないと分かりません。だから、集客では「良い講座」ではなく「良さそうな講座」に見えることが大切になります。
明日からできる、集客の入口の見直しポイント3つ
自分の講座タイトルを、次の3つで見直してみてください。
① 受講生が知っている言葉になっているか
専門用語やオリジナルの言葉は、講座の中で伝えれば十分です。タイトルには、受講生が普段使う言葉を選びます。
② 気軽に飛びつけそうに見えるか
ハードルが高そうな言葉は、「ちょい足し」「お手軽」のような言葉で、入口を広げてみます。
③ 受講生が検索しそうな言葉が入っているか
「健康」「料理」のように、探している人が実際に打ち込みそうな言葉を組み込みます。検索を意識するなら「ちょい足し健康ごはん」ではなく、「ちょい足し健康レシピ・料理」もありですね。
講座には軸を、集客には柔軟性を
これは、私が大切にしている考え方です。講師が本当に伝えたい軸は、変える必要はありません。でも、その軸は、講座の中で伝えればいいのです。集客の段階では、興味付けが大切になるので、受講生が「良さそう」と感じる見せ方を柔軟に工夫しましょう。
最後に
あなたの講座が売れない原因は、講座の中身ではなく「集客の入口」にあるかもしれません。
もし今、思うように申し込みが入らない講座があるなら、中身を作り直す前に、まずタイトルを見直してみてください。同じ講座でも、入口が変わると、出会える受講生が変わります。
あなたの講座タイトルは、受講生が日常で使っている言葉になっていますか?