料理 Tips
学びになった 0 保存 0

【ハンバーグが硬くなる人へ】ふっくらジューシーに仕上げるには、最初の「こね方」が大事!

【ハンバーグが硬くなる人へ】ふっくらジューシーに仕上げるには、最初の「こね方」が大事!

「ハンバーグを作ると、いつも硬くなってしまうんです」

料理教室で、こんなお悩みをいただくことがあります。

ハンバーグって、家庭料理の定番ですよね。

でも、同じ材料を使っていても、ふっくら仕上がる人と、硬くなってしまう人がいるんです。

実はその違い、材料を入れる順番や、ひき肉のこね方にあるかもしれません。

今回は、管理栄養士・料理講師の私が、いつものハンバーグをふっくらジューシーに仕上げるコツをご紹介します!

① まずは「ひき肉と塩」だけでこねる!

私が最初にお伝えしたいのが、こちら。

ひき肉に塩を加えて、先にこねること!これ、重要でっす!

手袋でこねるひき肉料理下ごしらえ

実はこれ、ちゃんと理由があるんです。

肉には「ミオシン」などのたんぱく質が含まれています。

ひき肉に塩を加えてこねると、こうしたたんぱく質が溶け出しやすくなり、粘りが生まれます。

すると、肉同士が結びつきやすくなり、加熱したときに水分や肉汁が流れ出るのを抑える働きをしてくれるんです。

だから、卵やパン粉、玉ねぎを全部一度に入れる前に、まずは塩とひき肉だけでこねる!

これが大切なポイントです。

② 何回こねればいいの?100回も必要?

ここ、気になりますよね。

「粘りが出るまでこねてください」と言われても、どのくらいなのかわからない!

私がおすすめするのは、まず50回ほど手早くこねて、肉の状態を見てみること。

手袋でこねるひき肉料理下ごしらえ

最初はポロポロしていたひき肉が、だんだん一つにまとまってきます。

ボウルの中で肉がまとまり、手に少し吸いつくようになったらOK!

100回、200回と、ひたすらこね続ける必要はありません。

むしろ、こねすぎには注意。

手の熱で肉の脂が溶けやすくなり、焼いたときのジューシーさが失われる原因にもなります。

冷蔵庫から出したばかりの冷たいひき肉を使って、短時間で仕上げる。

これもおいしいハンバーグのコツです。

③ パン粉は、ふっくら仕上げる大切な材料!

続いて注目したいのがパン粉。

パン粉には、肉や玉ねぎから出る水分、肉汁などを吸収する働きがあります。

また、肉が加熱で縮みすぎるのを抑え、やわらかな食感に仕上げる役割も。

私はふっくらしたハンバーグを作りたいとき、パン粉を少し多めに使うことがあります。

ただ、乾燥したパン粉をそのままたくさん入れると、水分を吸いすぎてパサつくことも。

そこでおすすめなのが、パン粉をあらかじめ牛乳に浸しておくこと!

ミルクに浸したパン粉のボウル

例えば、ひき肉300gなら、

  • パン粉 20g程度

  • 牛乳 40ml程度

を一つの目安にしてみてください。

ふんわりやわらかな食感が楽しめますよ。

④ 卵と玉ねぎは、その後に加える!

ひき肉と塩をこねたら、次は卵を加えてなじませます。

さらに牛乳に浸したパン粉、玉ねぎ、こしょう、ナツメグなどを加えて混ぜ合わせます。

ひき肉をこねるキッチンのひととき

卵は材料をまとめ、コクを加えてくれる存在。

玉ねぎは甘みや水分をプラスしてくれます。

玉ねぎを炒めて使う場合は、しっかり冷ましてから加えるのがポイント。

温かいまま加えると、ひき肉の脂が溶けやすくなってしまいます。

すべての材料が均一に混ざったら、こねる作業は終了!

ここでも必要以上にこね続けなくて大丈夫です。

⑤ 焼くときは、押さえつけない!

せっかく上手に作ったハンバーグも、焼き方によっては硬くなってしまいます。

私が特に気をつけてほしいのは、焼いている途中でフライ返しなどでギューッと押さえつけないこと。

押すことで水分や肉汁が外に流れ出てしまいます。

成形するときは、軽く空気を抜いて、表面をなめらかに。

中央を少しくぼませておくと、厚みのある部分にも火を通しやすくなります。

ハンバーグ成形のコツ 図解

焼き色をつけたら裏返し、火を弱めてふたをして蒸し焼きにしましょう。

ひき肉料理は中心までしっかり加熱することが大切です。中心温度75℃で1分以上を目安にしてください。

【おさらい】ふっくらハンバーグを作る6つのコツ

✅ ひき肉は冷たい状態で!
冷蔵庫から出したばかりのひき肉を使いましょう。

✅ 塩は最初に加える!
まずはひき肉と塩だけをこねて、肉に粘りを出します。

✅ こねる回数は50回を目安に!
肉が一つにまとまり、手に少し吸いつくようになったらOK。

✅ パン粉は牛乳に浸してから!
ふっくらやわらかな食感に仕上がります。

✅ 炒めた玉ねぎは冷ましてから!
温かいまま加えると、肉の脂が溶けやすくなります。

✅ 焼くときは押さえつけない!
肉汁を逃さず、中心までしっかり火を通しましょう。

ハンバーグは、ちょっとしたコツで変わる!

ハンバーグが硬くなってしまうと、

「肉の種類が悪かったのかな?」

「もっとパン粉を入れたほうがいいのかな?」

と思いがち。

もちろん、材料の配合も大切です。

でも、まず見直してほしいのが、塩を入れるタイミングと、こね方。

これだけでも、仕上がりが変わってきます。

料理って、ちょっとした理由を知るだけで、ぐっと上達するんですよね。

ぜひ次にハンバーグを作るときは、最初にひき肉と塩だけでこねてみてください!

ふっくらジューシーなハンバーグを目指しましょう😊


管理栄養士・料理講師 藤田えみこ

この記事を読んだ方におすすめ

この記事を書いた先生の講座・サービスです。先生から直接学べます。

この記事を書いた先生
藤田 えみこ Proバッジ
管理栄養士・防災士/料理講師・講師サポーター
フォロワー 5 記事 30 受講者 3,442

\料理と栄養で、暮らしと仕事の「できる」を増やす/ 管理栄養士・防災士/料理講師の藤田えみこです。 家庭料理×栄養×時短・段取りをテーマに、忙しい毎日でも無理なく続けられるごはん作りをお伝えしています。 【主な実績】 ・ストアカ料理部門 全国1位 ・ストアカ…

藤田 えみこ