「日本語は毎日使っているし、今さら国語を勉強する必要はないのでは?」
そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。国語というと、漢字の書き取りや学校のテストを思い浮かべる方も多いでしょう。
一方で、日常や仕事の中で、こんなことはありませんか。
「記事を読んだのに、要点を聞かれるとうまく答えられない」
「説明しているうちに、何を伝えたいのか分からなくなる」
こうした困りごとにも、国語の学びが関わっています。
「分かったつもり」を、整理された理解へ
文章を最後まで読めたことと、その内容を整理して理解できたことは、必ずしも同じではありません。
例えば、読んだ記事を誰かに紹介するとき、印象に残ったエピソードは話せても、筆者が最も伝えたかったことは説明できない場合があります。具体例に目が向き、話の中心を捉えきれていないのかもしれません。
そんなときに役立つのが、要約の練習です。要約では、文章の中心となる内容と、それを補う説明や具体例を区別し、大切な情報をまとめます。
ただ文字数を減らすのではなく、「何について、何を伝えている文章なのか」を確かめる。その過程が、自分の理解を見直す機会になります。
まずは、最近読んだ短い記事・文章を、「何を伝えているのか」が分かる一文にまとめてみてください。その一文だけで内容を知らない人にも伝わるか、見直してみましょう。
分かりやすい説明にも、情報の整理が必要
自分が説明する側になったときにも、同じように情報を整理する力が求められます。
頭に浮かんだことを順番に並べるだけでは、相手が知りたい情報になかなかたどり着かないこともあるでしょう。
例えば、初めて使う道具について説明するなら、いきなり細かい操作方法を伝えるよりも、まず「何に使うものなのか」が分かると、その後の説明も理解しやすくなります。
何を、どこまで、どんな順序で伝えるのか。相手の立場から情報を選び、組み立てることが、分かりやすい説明につながるのです。
要約と説明は異なる作業ですが、どちらにも「情報の関係を捉え、整理する」という共通点があります。
感覚に頼らず、方法を学ぶところから
毎日使っている日本語でも、要約や説明の方法を改めて学ぶ機会は、意外と少ないのではないでしょうか。「自分は国語が苦手だから」と諦める前に、基本を知り、実際に練習してみることをおすすめします。
「要約力UP!基礎トレーニング講座」では、要約の基本ルールを確認し、文章をまとめる実践に取り組みます。一方、「超基礎編🔰わかりやすく説明する技術」は、説明の型と、情報を組み立てるための基本を学ぶ講座です。
どちらも、講義と実践ワークを組み合わせたマンツーマン講座です。今の困りごとを入り口に、日常や仕事で使う国語の力を、一緒に磨いていきませんか。