毎年、新しいプロダクトやサービスが市場投入されていますが、そのうちの90%は日の目を見ることなく撤退または当初の期待を実現することができないでいると言われています。このような失敗の多くは「そもそも市場が存在しなかった(想定する顧客の課題を解決しなかった)」ことに起因しています。
本ワークショップでは、「ジョブ理論」「ブルーオーシャン戦略」「プリトタイピング」「リーンスタートアップ」といったイノベーションに対するアプローチのエッセンスを統合し、グループワークまたは個人ワークを通じて2つのタイプのアイデアを創造していきます。
➊これまでにない斬新なプロダクトやサービスに関するアイデア:
ここでは、ジョブ理論を応用しながらターゲットとする顧客の課題に対する仮説を立てます。ソニーのウォークマンを例に取りましょう。
・出張中の飛行機の中で(状況)
・リラックスすることができるように(期待される成果)
・自分の好きな音楽を聴きたい(動機)
・ラジカセではかさばり過ぎる(代替プロダクトやサービス)
次に、ブルーオーシャンで提唱されている4アクションフレームワーク(減らす/無くす/増やす/加える)を使って、斬新なアイデアを創造していきます。
・録音機能とスピーカーを無くす
・小型化してポータビリティを増やす
❷そのアイデアの有効性をテスト/検証する方法に関するアイデア:
ここでは、グーグルやスタンフォード大学で活用されているプリトタイピングを活用していきます。プリトタイピングとは見せかけるという意味の「プリテンディング」、試作品をつくるという意味の「プロトタイピング」を合わせた造語で、アイデアの有効性は安く早くテスト/検証するためのテクニックです。プリトタイピングは、以下の8つの型があります。
・機械仕掛けのトルコ人
・ピノキオ
・ニセの玄関
・ファサード
・ユーチューブ
・一夜限り
・潜入者
・ラベル貼り替え
ウォークマンの場合、実際には機能しない実寸大の試作品(木片などを使って)をつくってポータビリティをテストし、需要があるかどうかを検証する方法が考えられます(ピノキオのテクニック)。
最後に、この2つのアイデアをベースとした事業プランを1枚のチャート(リーンキャンバス)で整理していきます。
<定員>
12名(最小催行人数4人とさせていただきます)
<習得するスキルや知識>
・ターゲット市場における顧客の課題に関する仮説設定方法
・これまでにない革新的なプロダクトやサービスのアイデア創出テクニック
・そのアイデアを安く早くテスト/検証する方法のテクニック
・そのアイデアの事業プランを1枚のシートで整理するテクニック
<進行スタイル>
レクチャーとグループワークの組合せによって進めていきます。
<使用するツール>
・顧客の課題シート
・仮説のテスト/検証シート
・リーンキャンバスなど
<特典>
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