天然麴の味噌つくり☆味噌作りの後は、巻きずしも作りましょう

30年近く毎年味噌を作ってきています。
うまく作れた年もあれば、カビだらけになってしまった年もあります。
2021年の2月に作った味噌は初めて黒豆を使い若桜町の天然麴で
仕込みましたが、一切カビが生えませんでした。

一切カビが生えなかったのは、初めてでした！

塩は毎年、海の精を使っています。

この黒豆味噌を友人に差し上げると、「ブランデーの香りがする」と
大絶賛してくれました。
またこの味噌で味噌汁を作ると、子ども達が競うようにもりもり
食べてくれると大喜びしてもらってます。

若桜町の天然麴は初めて使いましたがこんなにおいしい味噌に
なってくれるとは予想以上でした。

大豆はあらかじめ送りますので、前日に水に浸けておき、当日柔らかく茹でて
教室へご持参ください。ゆで汁も100～200cc必要です。
茹で加減は小指と親指で挟んでつぶれるくらいの柔らかさです。

茹でた大豆を潰して、塩と麹を混ぜたら出来上がりです。
容器に味噌のおかあさんを入れて、仕込んでいきます。

味噌のおかあさん？

味噌のおかあさんとは、できあがっている味噌のことです。
わたしが2月に作った味噌の一部を容器の回りに塗って、その中に
仕込むと発酵がうまく進むので初心者の方でも成功率が上がります。

仕込んだ味噌は自宅に持ち帰って、できるだけ寒い部屋で保管してくださいね。
お教室では、どこに置いたらいいのか、例を挙げて説明しますね。

味噌を仕込んだ後は、翌月の節分に合わせて巻きずしを作りましょう。
卵を食べても大丈夫な方は卵焼きを使いますし、難しい方は卵無しで作る
卵焼き風を使いますね。

巻きずしの具は、青菜、かんぴょう、干し椎茸、人参、卵（風）の
5種類を予定しています。もしくはその時の材料の入手次第で7種類に
増えることもあります。

日本では奇数がおめでたい数字なので、具は奇数に揃えています。

これで、今年の節分は甘い市販の巻きずしでなく、手作りのすっきりした
寿司酢で甘すぎない巻きずしを作れますね。

もう一つ、大根で作るハムカツです。

大根なのに、ハムカツそっくりな味でヴィーガンの方でなくても
楽しい料理です。

食事の後は、マクロビオティックの基本的なお話や季節に心がけること、
食べ物のエネルギーの話などをします。
また個人的な食事相談なども承ります。