皆様、子育て本当にお疲れ様です。
11月が近づいてくると、ふと頭をよぎり始めるのが「子どもの園選びをどうするか」という問題です。
みなさんはもう、通う園をどこにするのか、決めましたか?それとも、まだ迷っていますか?
「周りのママは、もう園を決めているのに、うちはどうしよう…」
「英才教育の園がいいの?それとも伸び伸び遊ばせる園?」
乳幼児期のお子さんを持つお母さん、お父さんにとって、園選びや教育方針の選択は、我が子の将来に関わる大きな決断ですよね。
選択肢が多い今の時代だからこそ、どの道を選べば良いのか分からず、不安になってしまうのは当然のことです。
しかし、結論からお伝えすると、園の教育方針によって「学べる内容に圧倒的な差がつく」ということはないように思います。
幼稚園や保育園は、基本的に国の教育要領の指針に準じているためです。
例えば「英才教育」と「自由保育」を比べてみますと…
英才教育=学力重視、自由保育=遊ぶだけで学びがない、ということでは決してありません。
実は、幼少期に自由遊びをたっぷり経験した子どもは、遊びの中で、理数系の種となる実験を無意識にたくさん繰り返しています。
このこの経験があるからこそ、小学校の中高学年になって「なぜ?どうして?」を学ぶ授業が始まったとき、深い興味を持って自分で考えられる子に育つのです。
では、教育方針で大きな差がつかないのだとしたら、私たちは何を基準に園を選べば良いのでしょうか?
体験保育で会った先生の雰囲気、園庭の広さ、バス送迎の有無、給食かお弁当かなど、気になるポイントはたくさんありますよね。
ですが、親が一番に考えなければならない最優先の基準は、何よりも「安全性」です。
教育方針や設備以上に、子どもの命と体を安心して預けられる環境かどうか。
ここを最重視して見極めることが、後悔しない園選びの第一歩になります。
そして、この安全性の配慮こそ、各園により違っているように思います。
では、園の「実際の安全性」はどうやって確かめれば良いのでしょうか?
よく「〇〇園はすごく良いよ」というママ友の口コミをそのまま信じて決めてしまう方がいます。
しかし、子どもにはそれぞれ個性がありますので、ママ友のお子さんに合っていたからといって、我が子にも合うとは限りません。
噂話や噂の評価はあくまで参考程度にとどめ、必ず「ご自身の目」で確認することが大切です。
見学を受け入れている園なら実際に訪問してみましょう。
さらにオススメなのは、日頃のお散歩やお買い物のついでに、外から園の日常を観察してみることです。
例えば、ホームページには書いていないけれど、次のようなポイントをご自身の目で確かめてみてください。
・4月当初、通園バスには何人の先生が乗っているか。
・園庭で遊んでいるとき、外には何人の先生が配置されているか。
・遊具の高さや設置状況に危険はないか。
・子どもたちは外遊びのときにきちんと帽子をかぶっているか。
日常のふとした場面にこそ、その園の「本当の姿」や「安全性への意識」が自然と現れます。
子どもは自分で自分を守る園を選ぶことができません。
だからこそ、親がしっかりとした目で確かめてあげることが大切です。
そして入園後も「決めたから安心」で終わらせず、お子さんの毎日の様子を注意深く見守り、小さな言葉や変化を汲み取ってあげてくださいね。
親のあたたかい眼差しこそが、子どもの言葉の力と心を育む一番の土台になります。
日本子どもすばなし協会