こんにちは😊
雑談コミュニケーション講師の、はたのさとこです。
あなたは、
「雑談なんて、ただの無駄話でしょ?」
な~んて、思っていませんか?
たしかに、雑談をしなくても仕事はできます。
必要な情報を伝えて、用件を済ませる。
それだけでも、日常生活は成り立ちます。
でも、雑談をすることでしか気づけないこともあるんです。
それは、
目の前にいる相手が、どんな人なのか。
ということ。
今回は、雑談力がある人とない人では、
人間関係にどんな違いが生まれるのかを考えてみたいと思います。
目次
雑談をすると「人」が見えてくる
たとえば、お客さまに飲み物をお出しする場面。
あなたはコーヒーが好きなので、お客さまにもコーヒーを用意しました。
ところが、その方はコーヒーが苦手だったとします。
もちろん、これだけで人間関係が悪くなるわけではありません。
でも、もし事前の雑談で、
「この前、カフェで美味しい紅茶を見つけたんですよ」
なんて話をしていたら、どうでしょう?
「わたしも紅茶が好きなんです。コーヒーはちょっと苦手で…」
そんな答えが返ってくるかもしれませんよね。
すると、次にお会いしたときには、
「紅茶、お好きでしたよね😊」
と、すぐにお出しすることもできます。
これって、単に飲み物の好みを知っただけではないんですよね。
相手に関心を持ち、その人を知ろうとした結果なんです。
ね、素敵じゃないですか?
雑談には、こんな力があるんですよね。
雑談ができても、相手を理解できるとは限らない
ここで、もうひとつ大切なお話を。
じつは、たくさん話せる人が、必ずしも雑談上手とは限りません。
質問を次々に投げかけて、会話を途切れさせない。
一見すると、コミュニケーション力が高そうですよね。
でも、質問に答える側はどうでしょう?
「なんだか面接を受けているみたい……」
そんな気持ちになることもあります。
なぜでしょう?
それは、相手の答えから情報を得ることに集中して、
相手の気持ちに目を向けられていないからかもしれません。
たとえば、
「最近、仕事が忙しくて」
と言われたとき。
「何時まで働いているんですか?」
と質問することもできます。
でも、
「それは大変ですね。少しは休めているんですか?」
と返すこともできますよね。
同じ言葉を受け取っても、返し方によって会話の方向が変わるんです。
前者は仕事の情報に、後者は相手の状況や気持ちに目を向けています。
どちらが正解ということではありませんよ。
大切なのは、相手の言葉から連想を広げて、
その人が何を伝えようとしているのかを想像することなんです。
会話がかみ合わない理由は、言葉だけを見ているから?
わたしは講座で、連想力の大切さをお伝えしています。
相手の言葉を聞いて、自分がそこから何を連想するのか。
さらに、その連想をどんな言葉で渡すと相手が心地よいと感じてくれるのか。
そんなことを想像してみてほしいんです。
ただし、ここで気をつけたいことがあります。
それは、
『想像したことが、必ずしも正解とは限らない』
ということなんです。
「仕事が忙しい」と聞いて、
「きっと疲れているんだろうな」
と想像したとしても、本人は充実感でいっぱいかもしれません。
だから、決めつけないことがポイントです。
相手の表情や声の調子にも目を向けながら、会話を通して確かめていく。
雑談って、そういうステップがあるから少しずつ相手を
理解していけるものなのだと思うんです。
雑談力がある生活とない生活の違い
雑談が苦手だからといって、人間関係がうまくいかないわけではありません。
でも、雑談ができるようになると、今まで気づかなかった
相手の一面を知る機会が増えます。
いつも無口だと思っていた同僚が、じつはおしゃべり好きだった。
ちょっと怖そうだと思っていた人が、話してみたらとても優しかった。
そんな経験、ありませんか?
人は、自分が見ている一面だけでは判断できないんです。
だからこそ雑談は、その人の新しい一面に出会うきっかけになります。
そして、相手を知ることで、自分自身の思い込みに気づくこともあるんです。
今日からできる、小さな雑談の練習
最後に、ひとつだけ。
誰かと話すとき、相手の言葉を聞いたら、
すぐに次の質問を考えるのではなく、
「この人は、どんな気持ちで話しているのかな?」
と、ちょっとだけ想像してみてください。
そして、想像したことを決めつけずに、相手の反応を見ながら言葉にしてみる。
最初からうまくできなくても大丈夫。
雑談は、上手に話すことが目的ではありません。
『目の前の相手を知ろうとすること』
雑談ができるようになると、今まで知らなかった相手の一面が見えてきます。
そして、相手のことを知るほど、関わり方の選択肢も増えていく。
そこから、人間関係は少しずつ変わっていくのだと思います。
ところであなたは今日、誰のどんな一面を知りたいですか?