ストレッチ コラム
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開脚は 180 度を目指さなくてもいい。大人の柔軟性との付き合い方

開脚は 180 度を目指さなくてもいい。大人の柔軟性との付き合い方

身体が硬いと感じている人であればどなたでも歓迎

お客様から体験申し込み時にメッセージをいただくこともあります。エアリアルストレッチのレッスンで圧倒的に多いのは「すごく硬いけれど参加しても大丈夫でしょうか?」というメッセージ。

なんとなくお気持ちは分かります。たとえば、これまで学校の体育などでも柔らかい子に対して「すごい!」という空気感があったり、部活の先生や競技スポーツの指導者からも身体が硬いと指摘を受けやすい雰囲気もあったと思うので、硬いことに対してどことなく引け目を感じやすいのだと思います。

ですが、当スタジオの「エアリアルストレッチ」レッスンは、身体が硬いと感じている人に向けたレッスンなので、お気軽にご参加いただいて大丈夫です。

講座名の冒頭に「目指せ!180 度開脚!」という表現が入っていますが、インストラクターとして大切にしているのは、全員を 180 度まで開けるようにすることではありません。

身体の状態や目的は一人ひとり異なります。180 度を目標にする方もいれば、今より少し動きやすくなることを目指す方もいます。

私は、目標とする角度だけにこだわらず、それぞれの身体にとって必要な柔軟性を考えながら指導しています。

開脚は、誰かと柔らかさを競うものではなく、自分の骨格や筋肉の状態を知って取り組んでいただくものです。これまでの運動歴、柔軟性、生活習慣などで左右差が生じることもあり、可動域にも個人差があります。

レッスンを通して見える身体の特徴

レッスンでは、最初に皆さんに、怪我をしていたり慢性的に違和感がある場所はないかなど確認しつつ、まずは全身を軽くほぐしながら可動域を確認しています。

だいたい注視しているのは

  • どこが動いているのか

  • どこで止まっているのか

  • 左右差はどうか

  • 無理な代償動作をしていないか(どこかを伸ばすために他の部位の動きに偏りが生じていないか)

このあたりです。

たとえば座った状態で足を横に目一杯開くと、骨盤が後ろに倒れ、背中を丸めてしまう方もいます。その場合、脚の開く角度だけを見るのではなく、骨盤や体幹の動きも確認しています。

そして、口頭で確認できそうであれば柔らかくしたい目的をサラッと伺います。何かの競技に取り組んでいてその上達のために可動域を上げたいという人もいれば、ストレッチを始めてみたものの全然柔らかくならないのでとりあえず参加しました、というライトな方など、さまざまです。

明確な目的があればそれに合わせた形で身体の状態を確認しますし、そこまで明確なものがない方には、どの場所が硬くなりやすいか、股関節のストレッチより先にほぐしておいたほうが、進めやすい部位などをお伝えしています。

大人の柔軟性向上は、身体に合った進め方を

学生時代には、多少無理をしてでも柔らかくしようと、強く伸ばすストレッチをしていた方もいるかもしれませんが、年齢にかかわらず、無理に可動域を広げようとすることはおすすめしません。大人向けには、その日の身体の状態や可動域を確認しながら進めるのがベストです。

エアリアルストレッチでは伸縮性のある布を使い、身体の一部を支えながら無理なく動かせる範囲を広げられる特徴があります。そのため、硬くて動かしづらい部分があっても、ゆっくり、徐々に進めていくことができます。

身体が硬いことを気にするよりも、まずは今の自分の身体がどのような状態なのかを知ること。そのための機会として、エアリアルストレッチレッスンを利用していただければと思います。

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