「失敗してはいけない」
「もっとちゃんとしなきゃ」
「人に嫌われたくない」
そんな言葉が、心の中に浮かんでくることはありませんか?
今回は、ぬいぐるみ心理学の住人たちが「失敗」について話し合っています。
🐰 心の森の会議が始まりました
🐰 ラビット
「失敗してはいかん!失敗したら信用を失うんじゃ!」
🐷 ピグレット
「信用を失ったら、みんなに嫌われちゃうの?」
🫏 イーヨー
「……最初から信用されていなければ、失う心配もないよ」
🐯 ティガー
「お前ら、人生をずいぶん難しくしてるな!」
あはは(笑)。
みんな同じ話をしているようで、実は少しずつ違うことを心配しているんですね。
同じ「失敗」でも、怖いものは違う
ラビットは、失敗して信用を失うことが怖い。
ピグレットは、人から嫌われることが怖い。
イーヨーは、期待してガッカリするくらいなら、最初から期待しないほうがいいと思っているのかもしれません。
一方、ティガーは、そんなみんなの様子を見て不思議そうにしています。
私たちの心の中にも、こんな住人たちが暮らしているのではないでしょうか。
あるときはラビットのように自分を厳しく管理し、あるときはピグレットのように人の顔色をうかがう。
そして、傷つくことを避けたくて、イーヨーのように期待することをやめてしまう。
どれも、自分を守ろうとする気持ちから生まれているのかもしれません。
🦉 気づくだけでも、まずは十分
今回の動画から、新しく第二部「心の森の心理学」を始めました。
オウルが登場して、心理学の視点から、心の住人たちの言葉を少しだけ解説します。
でも、ここで大切にしたいことがあります。
心理学を学ぶけど、心理学に支配されない。
心理学を学ぶと、自分の心の癖が見えてくることがあります。
「ああ、私は完璧主義だったんだ」
「嫌われるのが怖かったんだ」
「期待しないことで、自分を守っていたんだ」
でも、気づいたからといって、すぐに直さなければならないのでしょうか?
心の癖を見つけるたびに、修正しようと頑張っていたら、またラビットが忙しくなってしまいます(笑)。
まずは、
「ああ、今、ラビットがしゃべっているな」
「今日はピグレットが不安なんだね」
そんなふうに眺めるだけでもいいと思うのです。
🫏 何もしなくてもいいの?
動画の最後に、イーヨーがオウルに尋ねます。
🫏「……気づいたあと、何もしなくてもいいの?」
🦉「もちろんじゃ」
🫏「……それなら、僕にもできそうだね」
私は、このやり取りがとても好きです。
自分のことを理解するのは、自分を改造するためだけではありません。
自分の中に、こんな気持ちもあったんだな、と知ること。
それだけで十分な日があってもいい。
心の中には、いろいろな住人がいます。
誰かを追い出したり、正しい住人に入れ替えたりする必要はありません。
誰も置いてきぼりにしない。
それが、私の考える「ぬいぐるみ心理学」です。
今回の動画では、ラビット、ピグレット、イーヨー、ティガー、そしてオウルが登場します。
ぜひ、心の森の会話を楽しんでくださいね。
あなたは、どの住人の言葉が気になりましたか?
今日も、どんぶらこ🌈
「どんぶらこ」は、心の中にいろいろな気持ちがあっても、それを無理に消したり、現実を力ずくで変えようとしたりせず、自分のペースで進んでいくこと
。ぬいぐるみ心理学やタフティを通して、そんな自己理解と変化の過程を紹介しています。