レシピどおり「200℃で15分」焼いたのに、出てきたパンが白っぽい。
逆に、奥のほうだけ真っ黒で手前は全然色がついていない。
レシピの焼き上がりの写真とぜんぜん違う……。
こういった「焼き色」のお悩み、生徒さんから頂くお悩みで1番多い!。
実は、これはオーブンが原因のことがほとんど。

家庭用オーブンには一台ずつ「クセ」があって、
レシピの数字がそのまま当てはまらないだけなんです。
オーブンのクセを知った上で対応すれば、今日からきれいな焼き色のパンを焼くこともできます!初心者さんがまずやるべき順に3つだけご紹介します。
予熱、足りていますか?
いちばん多いのがこれです。
「予熱完了」のブザーが鳴っても、庫内はまだ設定温度に届いていないことがよくあります。ブザーは「ヒーターが目標に達した合図」で、庫内全体が温まった合図ではないからです。

対策はかんたんで、ブザーが鳴ってからさらに5〜10分待つ。
それだけで焼き色がつくようになる方は多いです。
ズボラな方こそ、生地を成形して発酵させている間に予熱を始めてしまうのがおすすめ。
待ち時間が発酵時間と重なって、実質ゼロ手間です!
設定温度と庫内の温度は、ズレます
予熱を長くしても白いままなら、庫内の温度そのものを疑います。
家庭用オーブンは、設定より20〜30℃低い(または高い)ことが珍しくありません。
「200℃に設定したのに実際は175℃だった」なら、そりゃ焼き色もつきませんよね。

ただ、これは体感では分かりません。
庫内に置くタイプの温度計を1つ入れておくと、「うちのオーブンは20℃低い」と分かって、以降はレシピの温度に20℃足すだけで解決します。
原因さがしが一発で終わるので、オーブンで悩んでいる方にはいちばん効きます。
「置き場所」を変えてみる
毎回、焼き色が薄い場合、天板の位置を変えてみましょう!
パンを焼くとき、レシピでは大体「下段」となっていることが多いですが、
「上段」もしくは「中段」に変えてみてください。
オーブンによって、熱風が当たる場所やファンの位置が違うため、
一般的なレシピ通りには行かない場合もあるんです。

また、前後で焼き色にムラがある場合もあります。
そんな時は、焼き時間の後半、残り1/3くらいで天板の前後を入れ替えてみましょう!
途中でオーブンを開けると温度が下がるのが心配かもしれませんが、後半なら生地はもう膨らみ切っているので大丈夫。
さっと開けて10秒で向きを変えて閉める、で十分です。
それでも焦げるところは、アルミホイルを軽くかぶせてあげてください。
まず試すべき3つ
「あれ?焼き色が薄いな・・・」
そんな時は、1から順に試してみてくださいね!
予熱はブザーの後さらに5〜10分
庫内の実際の温度を測って、自分のオーブンのクセを知る
天板の位置を変える。後半で前後を入れ替える。