定期試験の勉強を始める前に、まず確認しておきたいのが「試験日」と「試験範囲」です。
どれだけ長時間勉強しても、試験範囲と関係のない内容ばかり勉強していては、目の前の試験で成果を出すことは難しくなります。
今回は、試験範囲を確認することの大切さについて、普段の指導経験も交えながらお伝えします。
勉強が得意な生徒と苦手な生徒の違い
私は普段の授業で、生徒に「次の試験はいつ?」「試験範囲はどこまで?」と質問することがあります。
これまでの指導経験では、勉強が得意な生徒ほど、こうした質問にすぐ答えられることが多いと感じています。
一方、勉強が苦手な生徒からは、「分からない」「まだ確認していない」という答えが返ってくることも少なくありません。
もちろん、すべての生徒に当てはまるわけではありません。しかし、ここには単なる学力の差だけでなく、試験に向けてどれだけ準備ができているかという違いも表れています。
試験日や試験範囲を把握していなければ、何を優先して勉強するべきか判断することも難しくなります。

試験範囲表で確認したいこと
学校から試験範囲表が配布されたら、次の項目を確認しましょう。
・試験日と科目
・教科書のページや単元
・問題集・ワークの指定範囲
・提出課題と提出期限
・先生から伝えられた出題内容や注意事項
試験範囲表には、重点的に復習するべき内容が書かれている場合もあります。
また、授業中に試験範囲の変更や補足が伝えられることもあるため、先生からの連絡にも注意しましょう。

試験範囲の発表を待つ必要はない
中学校の定期試験では、正式な試験範囲が発表されるのは、試験の1〜2週間前であることも多いです。
しかし、発表されるまで試験範囲が分からないわけではありません。
定期試験では、基本的に授業で学習した内容から出題されます。そのため、前回の試験範囲の続きが、今回の試験範囲になると予想できます。
例えば、前回の試験範囲が「教科書50ページまで」だった場合、次の試験では「51ページから」が試験範囲になる可能性が高いでしょう。
これを理解していれば、正式な発表を待たずに、学校の問題集やワークを進められます。
理想は、正式な試験範囲が発表される頃には、提出物を終えていることです。
そうすれば、試験直前に提出物の締め切りに追われず、苦手な単元の復習や間違えた問題の解き直しに時間を使えます。
ただし、前回の範囲から再び出題される場合もあるため、正式発表後には必ず確認しましょう。

保護者ができるサポート
学校の年間行事予定表を確認すれば、定期試験の日程を事前に把握できます。保護者も試験日を知っておくことで、早めの準備をサポートできます。
ただし、思春期の中学生の場合、「次の試験はいつ?」「試験範囲はどこまで?」という声掛けが、親子喧嘩につながることもあります。保護者は心配して確認していても、お子さんには勉強を催促されているように感じられる場合があるためです。
そのような場合は、家庭教師など、第三者の力を借りることも一つの方法です。
例えば「先生から、次の試験範囲を教えてほしいって連絡が来ていたよ」と伝えてみましょう。
保護者が直接確認するのではなく、家庭教師の先生からの連絡として伝えることで、お子さんも受け入れやすくなる場合があります。
また、家庭教師との授業で試験日や試験範囲を確認することも、生徒自身が試験を意識するきっかけになります。
大切なのは、保護者がすべてを管理するのではなく、生徒自身が試験に向けて準備できるようにサポートすることです。

まとめ|試験勉強は範囲の確認から
試験勉強では、勉強時間の長さだけでなく、何を勉強するかも重要です。
試験日と試験範囲を把握すれば、必要な学習内容が明確になり、限られた時間を有効に使えます。
正式な試験範囲の発表を待つのではなく、早めに準備を始めることを意識しましょう。