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【英会話学習完全ガイド】何年勉強しても話せない人へ|「勉強2割・自主トレ8割」で、知っている英語を会話に変える7ステップ

【英会話学習完全ガイド】何年勉強しても話せない人へ|「勉強2割・自主トレ8割」で、知っている英語を会話に変える7ステップ

昨日勉強した英文を、今日は何も見ずに口に出せますか?

単語帳を開けば意味は分かる。文法問題も解ける。それなのに、人と話すといつも同じ表現に戻ってしまう。そんな方に、私がまず確かめてほしいのは、これまでに何年勉強したかよりも、一つの英文を「分かった」と思ったあと、どう練習してきたかです。

答えを見て納得したところで次のページへ進めば、読んで分かる英文は増えていきます。一方、会話では、手元に答えがありません。相手の言葉を聞き、自分の記憶から必要な表現を取り出して、伝えたいことに合わせて組み立てます。ここを練習する時間が少なければ、長く勉強してきた方でも言葉に詰まります。

こんにちは。英語講師のTaka先生・根岸貴規です。私は日本国内で教科書の音読を中心に英語を身につけ、その英語を使って外資系投資銀行で約20年間働いてきました。英検1級・TOEIC980点を取得し、これまで累計14,000人以上の方に英語学習を指導してきました。ストアカでは、2022年から2025年まで4年連続で「最多受講者賞」を、2025年には「ストアカン・オブ・ザ・イヤー」をいただきました。

■ 英会話レッスンとレッスンの間に、何をしていますか?

野球なら、試合で速い球に振り遅れた選手は、次の試合まで毎日バットを振るでしょう。自分の課題が分かったからこそ、何を練習すればいいのかが決まります。

英会話でも、レッスン中に言いたかったのに言えなかったことは、家に持ち帰れる大事な課題です。ところが、先生に言い方を教わって「ああ、そう言えばよかったのか」と納得すると、それで復習を終えてしまうことがあります。翌週、同じ話題になってまた言葉が出てこない。先生の答えを聞いて理解することと、自分からその言葉を出すことには、それだけ差があるんですね。

だから私は「勉強2割・自主トレ8割」くらいのつもりで学習時間を使うことをお勧めしています。意味や文法を理解したら、そこから先にたっぷり時間を取る。音を聞く。自分の声で繰り返す。本を閉じて言う。言えたら、次は自分の話に変えてみる。私が「自主トレ」と呼んでいるのは、こういう練習です。

■ ステップ1 いつ、誰と、何を話したいのかを決める

「英語を話せるようになりたい」だけでは、今日覚える一文を選ぶのも難しいものです。海外旅行で宿の人に希望を伝えたい方と、海外の同僚に自分の仕事を説明したい方とでは、覚えておくと役立つ言葉が違います。

まず、英語を使いたい相手と場面を一つ選び、期限を決めてください。旅行の日や次の会議の日が決まっているなら、そこを目標にできます。「その日、自分で何を伝えられたらうれしいか」が分かると、教材の最初から全部をやり直さなくても、練習する内容を選べます。

■ ステップ2 中学英文法を、自分で文を作れるところまで復習する

自分の仕事を紹介する。昨日の出来事を話す。相手に予定を尋ねる。こうした会話の多くを支えているのが中学英文法です。特に大切にしてほしいのは、「誰が、どうする、何を」という英語の語順です。

問題集で正解したときには、選択肢を隠してみてください。同じ内容を、自分で最初から言えるでしょうか。主語を別の人にしても言えますか。今日の話を昨日の話に変えたら、動詞はどうなりますか。こうして少しずつ条件を変えると、理解した文法を、話すために使う練習になります。

■ ステップ3 基本の単語と表現を、口に出せる形で蓄える

私はよく「ない袖は振れない」とお伝えしています。いくら話す機会を増やしても、まだ覚えていない単語や言い回しを、会話の最中に思いつくのは難しいからです。

単語を覚えるときは、日本語の意味に加え、その単語がどんな言葉と一緒に使われているかまで確かめてください。続く言葉も含めて短い文で覚えておくと、会話のたびに一語ずつ並べる負担が減ります。

何から覚えればよいか迷ったら、ご自身の仕事や暮らしで何度も使いそうな表現を選びましょう。使う予定のある一文なら、覚えたあとに試す機会も作れます。

■ ステップ4 知っている単語が、会話の中でどう聞こえるかを確かめる

何度聞いても分からなかったのに、文字で見ると知っている単語ばかりだった。そんなときは、聞き逃した一文だけを取り出してみましょう。

スクリプトを読んでも意味が曖昧なら、先に単語や文の組み立てを確かめます。読めばすぐに意味が分かるなら、今度は文字を指で追いながら音声を聞きます。自分が一語ずつ区切って読んでいた箇所を、話し手はひと続きに発音しているかもしれません。

聞き逃した部分を前後の言葉ごとまねしてから、文字を伏せてもう一度聞いてください。先ほど通り過ぎてしまった言葉が、今度は意味と一緒に耳に入った。そこまで確かめられれば、その日の練習には手応えがあります。

■ ステップ5 意味を理解した英文を音読し、本を閉じて言ってみる

高校時代、私が繰り返し声に出していたのは、すでに意味の分かっている教科書の英文でした。同じページに戻る時間を惜しまなかったことが、その後、英語を仕事で使う土台になりました。

音読では、英語の語順のまま内容を追います。口は滑らかに動いているのに場面が浮かばない箇所があれば、一度止まって意味を取り直します。そのうえで、最後は必ず英文から目を離してみてください。見て読んでいる間は気づかなかったところで、口が止まることがあります。

反復は、思っている以上に量が要ります。私なら「今日は20回」「今週で100回」のように回数を決めます。そして翌朝、最初の一回は本を閉じたまま言ってみます。昨日何回読んだかに加えて、今日も自力で言えるかを確かめるためです。

■ ステップ6 覚えた英文を、自分が本当に話したい内容に変える

暗唱できたら、主語を自分に変え、場所や時期も自分の経験に合わせて言ってみましょう。お手本はすらすら言えたのに、一か所変えると急に止まる。そこが、次に練習したいところです。

大人の方は、日本語なら詳しく説明できることを、そのままの長さで英語にしようとして止まることもあります。まず、一番伝えたいことを短く言う。そのあとで理由や感想を少し足す。この順番なら、中学英語でも自分の話を広げていけます。

話し相手がいない日には、一人で十分練習できます。仕事や趣味について1分間話し、録音して聞いてみてください。「出来事は話せたけれど、自分の気持ちを伝えるところで止まった」と分かれば、明日はその部分に合う表現を一つ用意できます。

■ ステップ7 会話で使い、言えなかったことを次の自主トレに戻す

オンライン英会話を受ける前に、今日使いたい表現を三つ決めておきましょう。全部を完璧に覚えるまで待つ必要はありません。練習した表現が相手に通じるか、実際のやり取りで試してみてください。

レッスンが終わったら、言いたかったのに出てこなかった言葉や、先生に直してもらった言い方を一つ書き留めます。その日のうちに声に出し、次のレッスンでもう一度使います。前回は先生に教えてもらった言葉が、今回は自分の口から出た。こうして一つずつ増やしていくと、レッスンを受けるたびに、家で練習してきたことを試せます。

■ 忙しくても、練習を続けるために

私は旅行で高知のよさこい祭りを見に行ったとき、次の演舞が始まるまでの待ち時間や移動の合間に、英検1級の単語帳を開いていました。一回に使えたのは5分、10分ほど。それでも2日間で、2,100語をひと通り復習できました。

英会話の自主トレにも、こういう時間は使えます。朝食のあとに昨日の英文を音読する。移動中にその音声を聞く。夜、歯を磨いたあと、本を閉じて言ってみる。忙しい日はどれか一つだけでもいいんです。「時間が空いたら英語をやろう」と考えるより、何のあとに何をするか、先に決めておくほうが続けやすくなります。

成果が見えにくいときには、音読している声を録音し、1か月前のものを聞き返してください。先月は言葉を探すうちに諦めていたところを、今日は言い直しながら最後まで話せた。そういう変化は、昨日と今日だけを比べていても見落としてしまいます。

■ 「何を自主トレすればいいか」で迷っている方へ

私にとって英語は、海外の人と一緒に働く機会をくれた道具です。皆さんにも、英語を使ってしてみたいことがあると思います。そのために今日できるのは、次に誰かと話すときに使いたい表現を一つ選び、声に出して、自分のこととして言ってみることです。

本を閉じると最初の一言が出てこない方や、自分に必要な練習の順番に迷っている方へ。私の初心者向け英会話講座では、中学英語の基本の型を使い、短い日本語をその場で英文にして、声に出す練習をしています。講座で扱った表現は、ご自身の仕事や暮らしに合わせて言い換えます。次のレッスンまで自宅でどんな音読を続ければよいかも、具体的にお伝えしています。

この記事を読んで「自分もその練習をやってみたい」と思われた方は、記事下の「おすすめサービス」にある「初心者向け|オンライン英会話講座|4ヶ月で中学英語を使える英語に」をご覧ください。

1人でも多くの英語学習者のお役に立てるような情報を発信しています。英語をもっと頑張りたい方、頑張っているのになかなか続かない方は、ぜひ他の投稿も参考にしてみてください。

根岸貴規

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Taka先生 根岸貴規 Proバッジ
ストアカ日本一の実績を持つ英検専門オンライン講師
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Taka先生 根岸貴規