旅先で食べたおいしいごはん。
写真で見返すと、
なんだか暗くて、
色もくすんで見える…。
そんな経験、
ありませんか?
料理写真の撮り方は、
光と角度を少し意識するだけで、
ぐっとおいしそうに変わります。
この記事では、
カフェごはんや旅先の食事をおいしそうに撮る5つのコツを、
写真と一緒にやさしく紹介します。
コツ1:窓ぎわの自然光で撮る
料理写真でいちばん大切なのは光です。
お店の照明の下より、
窓からやわらかく入る自然光のほうが、
料理の色がきれいに写ります。
お店に入ったら、
できれば窓ぎわの席を選んでみてくださいね。
光は料理の横や、
ななめうしろから当たるのが理想です。
ツヤや湯気が光って、
立体感が出ます。

窓からの光で撮った、
和菓子とお茶のセット。
F2.8で奥をふんわりぼかして、
テーブルの上だけに目がいくようにしました。
コツ2:角度は「ななめ45度」か「真上」
料理を撮る角度は、
大きく分けて2つあります。
ななめ45度:食べる人の目線に近く、立体感や高さが伝わる。ラーメンやパスタ、ケーキに
真上:テーブル全体を見せられる。定食やプレート、たくさんのお皿が並ぶときに
迷ったら、まずは自分が座った目線のまま撮ってみましょう。
それがいちばん自然な「おいしそう」です。

おそばと天ぷら、
小鉢が並んだ定食。
ななめから撮ると、
お皿の奥行きと品数の多さが伝わります。

同じ定食を、
炊き込みご飯に寄ってもう一枚。
主役を決めて寄るだけで、
写真の印象ががらりと変わります。
コツ3:明るさは少しプラスに
料理写真は、
少し明るめのほうがおいしそうに見えます。
カメラの露出補正(ろしゅつほせい)を+0.3〜+0.7くらいにしてみましょう。
露出補正は、
写真の明るさを自分で調整できる機能です。
お店の中は暗いことが多いので、
シャッタースピードが遅くなりがち。
脇をしめて、
テーブルにひじをつくと手ブレをふせげます。

木のお盆にのった、
ざるそばのセット。
シャッタースピード1/60秒、
ひじをついてしっかり構えて撮りました。
コツ4:手を入れて「食べる瞬間」を写す
料理だけでなく、
手やお箸を入れると、
写真にぬくもりが生まれます。
「いただきます」の瞬間や、
麺を持ち上げたところなど、
食べる前のわくわく感まで伝わる一枚になります。

どんぶりを手に持って、ぱちり。
背景をぼかすと、
手元の麺が主役になります。
コツ5:飲みものや小物で色をそえる
料理だけの写真が少しさみしいときは、
飲みものやカップ、
お皿の色をアクセントにしてみましょう。
同じ色を写真の中に2か所入れると、
画面にまとまりが出ます。

オレンジ色のカップが2つ並んで、
ぱっと明るい印象に。

黄色いお皿のパスタは、
奥のカップをぼかして入れることで、
カフェの空気感まで写りました。
生徒さんがつまずきやすいポイント
講座でよくあるのが、
料理を全部入れようとして、
主役がぼやけてしまうというお悩みです。
テーブル全体を撮るのも素敵ですが、
一番食べたいものに寄って撮ると、
ぐっとおいしそうになります。
わたしも旅先では、
引きの一枚と寄りの一枚、
両方撮るようにしています。
あとで見返したとき、
その場の空気も味も思い出せるんです。
よくある質問
Q. お店で撮影してもいいですか?
A. 撮影NGのお店もあるので、
気になるときはひと声かけると安心です。
フラッシュや長時間の撮影はひかえましょう。
Q. 写真が黄色っぽくなってしまいます。
A. お店の照明の色が原因です。
ホワイトバランスを「電球」や「オート」に変えると、
自然な色に近づきます。
まとめ
窓ぎわの自然光で、横やななめうしろから光を当てる
角度はななめ45度か真上、明るさは少しプラスに
手や小物を入れて、ぬくもりと色をそえる
おいしい記憶を、
写真でもっとすてきに残しましょう。
講座では、カフェや旅先で使える撮り方も一緒に練習しています。
気になった方は、
気軽にのぞいてみてくださいね。