絵を描くようになると、普段見ているものが少し違って見えてくることがあります。
例えば、道を歩いているとき。
今までは「緑の木」としか見ていなかった木に、いろいろな色があることに気づく。
葉っぱの中に黄色があったり、青っぽい部分があったり、影の部分が少し紫に見えたり。
「緑」と一言で言っても、実はたくさんの色があります。
絵を描くことは、ものを正確に再現するだけではありません。
「これは何色だろう?」
「ここにはどんな形になっているんだろう?」
と、いつもより少しだけ注意深く見ることでもあります。
そして、実際に描いてみると、想像とはまた違った仕上がりとなったりします。
私は、そうした発見も絵を描く楽しさのひとつだと思っています。
特別な場所に行かなくても、いつもの道やいつもの風景の中に、たくさんの色があります。
絵を描くことを始めると、毎日の景色の中にある小さな変化にも気づけるようになるかもしれません。