アート思考・デザイン思考 コラム
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失敗を気にしない絵の時間

失敗を気にしない絵の時間

絵を描いていると、「この色、失敗したかも」と思うことがあります。

思っていたより暗くなってしまった。

色を混ぜすぎてしまった。

最初のイメージと違ってしまった。

そんなとき、すぐに消したくなるかもしれません。

でも、私は一度立ち止まって、その色を少し眺めてみることをおすすめします。

その上に別の色を重ねてみたら、どうなるでしょう?

例えば、少し暗くなった部分に明るい色を重ねると、最初には想像していなかった深みが生まれることがあります。

別の色を隣に置くことで、最初は「失敗」に見えた色が、全体の中では大切な色になることもあります。

絵は、一色置いたら終わりではありません。

次の色を重ねることができます。

だから私は、「失敗した絵」ではなく、「まだ途中の絵」と考えてみるのもいいと思っています。

もちろん、どうしても気に入らなければ、その上から新しい色を重ねればいい。

絵の面白いところは、やり直す方法がたくさんあることです。

完璧に描こうとするより、「この色の上に何を重ねたら面白くなるかな?」と考えてみる。

そんな気持ちで描いてみると、もっと自由に絵を楽しめるようになります。

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この記事を書いた先生
伏屋 美希 プラチナバッジ
既存の視点を問い直し、色彩で世界を描くアーティスト
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名古屋芸術大学卒業。ドイツ在住。 独自の色彩感覚で、心の揺れや、あいまいな表情など、微妙な感情や思いを表現しています。 ●レンタルアート事業 企業や店舗の空間に作品を展示し、定期的な作品の入れ替えによって、訪れる人々に新たな発見と心地よい刺激をもたらしています。 …

伏屋 美希