アート思考・デザイン思考 コラム
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「絵が苦手」を手放す

「絵が苦手」を手放す

「絵を描いてみたいけれど、私は絵が苦手なんです。」

こんな言葉をよく聞きます。

「子どもの頃から絵が苦手でした」
「形を上手に描けません」
「見たものをそのまま描くことができません」

でも、私は「絵が苦手」という言葉を、少し違う角度から考えてみてもいいのではないかと思っています。

そもそも、絵は「写真のように正確に描くこと」が目的なのでしょうか?

私は、そうではないと思っています。

もちろん、見たものを正確に描く技術も、絵を描く方法のひとつです。

でも、絵にはもっと自由な楽しみ方があります。

例えば、動物を描くときも、輪郭を完璧に再現する必要はありません。

まずは大まかな形を捉えて、そこに一色ずつ色を置いていきます。

最初は「これは何の形だろう?」と思うような状態でも、色を重ねていくうちに、少しずつ形が見えてくることがあります。

そして、完成した絵は、同じ写真を見て描いていても一人ひとり違います。

それでいいのです。

むしろ、その違いこそが、その人の個性だと思います。

「上手に描かなければ」と思う気持ちを少し手放して、まずは色を楽しんでみませんか?

絵を描くことは、正解を探すことではなく、自分だけの表現を見つける時間でもあります。

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この記事を書いた先生
伏屋 美希 プラチナバッジ
既存の視点を問い直し、色彩で世界を描くアーティスト
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名古屋芸術大学卒業。ドイツ在住。 独自の色彩感覚で、心の揺れや、あいまいな表情など、微妙な感情や思いを表現しています。 ●レンタルアート事業 企業や店舗の空間に作品を展示し、定期的な作品の入れ替えによって、訪れる人々に新たな発見と心地よい刺激をもたらしています。 …

伏屋 美希