英語学習法 コラム
学びになった 0 保存 0

継続の退屈さに勝った人だけが成功する!|音読に飽きても「見ずに言える英文」を増やす3つの工夫

継続の退屈さに勝った人だけが成功する!|音読に飽きても「見ずに言える英文」を増やす3つの工夫

仕事から帰って英語の教材を開く。昨日と同じページを見て、「この英文、もう何度も読んだな」と思う。新しいページなら少しはやる気も出るのに、同じところをもう一度音読するのは、どうにも退屈で仕方ない。

そんな日に、一つだけ試していただきたいことがあります。もう何度も読んだ英文を、一文だけ手で隠して、日本語訳を見ながら言ってみてください。

すらっと言えたら、次に進めます。もし途中で止まったら、そこで口から出てこなかった言葉が、今日の練習箇所です。一ページ全部をやり直すと思うと気が重くても、その一か所ならどうでしょうか?

こんにちは。英語講師のTaka先生・根岸貴規です。私は外資系投資銀行に約20年間勤務し、英検1級・TOEIC980点を取得しました。これまでに累計14,000人以上の方に英語をご指導し、ストアカでは2022年から2025年まで4年連続で「最多受講者賞」をいただきました。

英検1級のリスニング対策で、同じ英文を100回、150回と読んだ理由

私が英検1級の合格対策をしていた頃、『文で覚える単熟語』の同じ英文を、100回、150回と音読したことがあります。

意味を理解するだけなら、そんなに読む必要はありません。ところが、文字を見て自分のペースで読める英文でも、音声で聞くと、意味を考えている間に次の文が始まってしまう。私が練習したかったのは、耳に入ってくる英語の速さで、前から意味を取ることでした。だから、意味が分かったあとも、同じ英文に戻ったのです。

私は「継続の退屈さに勝った人だけが成功する」と思っています。スポーツ選手も音楽家もみんなおびただしいほど単調な作業の反復をしていますよね?その作業自体は味退屈だと思います。

ただ、その退屈に勝つために、毎晩強い意志が必要だったら、仕事で疲れた日には困ってしまいますよね。そこで、私が授業でも大切にしている考え方を、一つの例文で試してみましょう。

①「もう覚えた」と思った一文を、隠してみる

It takes me an hour to get to work.
職場に着くまでに1時間かかります。

一度声に出したら、英文を隠して、日本語だけを見て言ってみてください。例えば「It takes …」の先で止まったなら、「It takes me an hour」までを、ひとまとまりで口に出します。それからもう一度、英文を隠して一文を言ってみましょう。

ここで「勉強したのに忘れていた」とがっかりすることはありません。どの言葉を練習すればいいのか、ご自身で見つけられたのですから。

② 同じ一文を、自分の生活に合わせて少し変える

職場まで30分かかる方なら、先ほどの文をどう変えますか?

It takes me thirty minutes to get to work.

変えたのは時間だけです。それでも、教科書の一文が、自分の通勤について人に話せる一文になりました。

いつも車で10分なら「ten minutes」、電車と徒歩で45分なら「forty-five minutes」。ご自身の通勤を思い浮かべて、英文を見ずに一度言ってみてください。同じ文を何度も読むのに飽きた日も、「自分ならどう言うか」と考えると、もう一度その表現を使う理由ができます。

③ 翌日は、答えを見る前に一度だけ言ってみる

例えば、翌朝、仕事に出かける前に「職場まで何分かかる?」と自分に聞いてみます。前の晩に練習した一文が出てくるでしょうか。

何も見ずに言えたら、その一文の横に日付と○を一つ。途中で止まったら、その言葉にだけ下線を引いておきます。次に教材を開いたとき、最初に練習する場所はもう決まっています。

昨日も今日も学習したのは同じ一行です。でも、昨日は答えを見ながら読んだ一行を、今日は靴を履きながら自分の言葉として言えた。それなら、一ページも先に進んでいなくても、英語はちゃんと前に進んでいます。

今夜、仕事から帰って「またこのページか」と思ったら、一番よく知っている英文を一つだけ隠してみてください。「読めば分かる」と思っていた一文が、明日の朝、何も見ずに口から出てくる。その変化を、ぜひご自身で味わっていただきたいです。

私のストアカの英検対策講座でも、毎週の小テストで、学んだ単語や英作文を何も見ずに思い出す機会を設けています。一人で復習していると「どこまでできれば次に進んでいいのか」と迷う方は、下の講座ページからご自身の目標に合う講座をご覧ください。

Taka先生・根岸貴規

この記事を読んだ方におすすめ

この記事を書いた先生の講座・サービスです。先生から直接学べます。

この記事を書いた先生
Taka先生 根岸貴規 Proバッジ
ストアカ日本一の実績を持つ英検専門オンライン講師
フォロワー 0 記事 72 受講者 12,709

英語を勉強しているのに、「何から始めればよいのか分からない」「頑張っているのに成果が見えない」と悩んでいませんか。 英語学習で大切なのは、根性や才能ではなく、「正しい順序」「正しい方法」「必要な学習量」です。自分に必要な学習を見極め、忙しくても続けられる仕組みをつくることが…

Taka先生 根岸貴規