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【英語学習】人と比べてあせる?ウサギとカメに学ぶ「ゴールの見方」

【英語学習】人と比べてあせる?ウサギとカメに学ぶ「ゴールの見方」

「あの人は、もう英検に合格している」
「自分より後から勉強を始めた人のほうが、英語を上手に話している」

そんな姿を見て、焦ったことはありませんか?

自分も頑張っているのに、なかなか追いつけない。今の勉強法では足りない気がして、別の教材を買ったり、新しい方法を試したりする。

気づけば、やることばかり増えてしまった。

もし心当たりがあるなら、勉強を増やす前に、一度確認してほしいことがあります。

今取り組んでいる勉強は、自分の目標にどうつながっていますか?

こんにちは。英語講師のTaka先生・根岸貴規です。

私は外資系投資銀行で約20年勤務し、現在は英検対策・英文法・英会話などをオンラインで指導しています。これまでの累計受講者数は14,000人を超えました。

今回は、「ウサギとカメ」の物語を入口に、人と比べて焦ったときの勉強の進め方をお伝えします。

目次

■ ウサギはカメを見ていた。カメはゴールを見ていた

ウサギとカメが競争をして、途中で油断して眠ってしまったウサギを、歩き続けたカメが追い越して勝つ。

よく知られたお話ですよね。

「油断してはいけない」
「コツコツ続けることが大切」

そんな教訓に加えて、私には好きな解釈があります。

「ウサギが負けたのは、カメを見ていたから。
カメが勝ったのは、ゴールを見ていたから」

ウサギは、後ろにいるカメを見て、「まだ休んでも大丈夫」と判断した。

カメは、目指すゴールに向かって歩き続けた。

この物語を「何を見て、自分の行動を決めていたのか」という視点で読むと、英語学習にも重なるところがあります。

■ 誰かの結果で、自分の課題まで変わるわけではありません

例えば、長文を読むと知らない単語が多くて止まってしまう。そこで、今週は単語の復習に力を入れようと決めていたとします。

ところが、英語を流暢に話す人を見て、急に別の会話教材が気になる。短期間で合格した人の話を聞いて、今度は違う問題集を始めたくなる。

そのたびに勉強を増やしていたら、最初に必要だと分かっていた単語の復習が後回しになってしまいます。

反対に、周りの人がまだ勉強していないのを見て、「自分も来月からでいいか」と安心することもあるかもしれません。

でも、周りの人が何をしていても、自分の試験日は近づいてきます。

誰かの合格報告を見ても、自分が昨日覚えた単語が消えるわけではありません。

気持ちが揺れたときこそ、**「今の自分は、どこでつまずいているのか」**に戻ってきてほしいのです。

■ 人の勉強法を参考にするときは、条件も確認する

もちろん、先を進んでいる人から学ぶことは大切です。

ただ、「3か月で合格した」という結果だけでは、その方法が自分にも合うかどうかは分かりません。

・始めたときに、どのくらいの英語力があったのか
・一日に、どのくらい勉強していたのか
・その前に、どんな学習を積み重ねていたのか

同じ3か月でも、条件は違います。

参考にするなら、自分の生活や課題に取り入れられる部分を探してみてください。

「単語を忘れたときの復習の仕方は、自分にも使えそう」
「音読する時間を決めている点を取り入れてみよう」

そんなふうに具体的な行動を持ち帰れれば、誰かの経験を、自分の学習に役立てられます。

■ 焦ったときに確認したい、三つの問い

では、どうすれば自分のゴールに目を向けられるのでしょうか。

紙やスマートフォンのメモに、次の三つを書いてみてください。

① 英語で、何ができるようになりたいのか

「英語ができるようになりたい」を、もう少し具体的にします。

例えば、

「次の英検で2級に合格したい」
「海外旅行で、ホテルのスタッフに自分の希望を伝えたい」
「中学英文法を理解して、自分で短い英文を作りたい」

目指す場面が見えると、優先して練習することを考えやすくなります。

② 今、どこで止まってしまうのか

「英語が苦手」で終わらせず、できない場面を確認します。

単語の意味が分からなくて、英文が読めないのか。
単語は知っていても、主語や動詞が分からないのか。
英文を見れば分かるのに、自分で言おうとすると出てこないのか。

同じ「できない」でも、必要な練習は変わります。

③ その課題のために、今日は何をするのか

ここまで整理したら、今日の行動を一つ決めましょう。

・単語の意味が出てこないなら、決めた範囲を確認し、答えられなかった語を復習する

・英文の仕組みが分からないなら、該当する文法を学び直し、例文の主語と動詞を確認する

・言いたいことが英語にならないなら、短文の型を確認し、日本語を見て声に出す練習をする

「もっと頑張る」よりも、何をするかが具体的になります。

人と比べているときには、自分に足りないものが際限なくあるように感じます。でも、今日取り組む課題が決まれば、まずそこに集中できます。

■ 自分のペースと、目標に必要な学習量をすり合わせる

ここで一つ、お伝えしておきたいことがあります。

自分のゴールを見るというのは、「ゆっくり続けていれば、いつでも間に合う」という意味ではありません。

試験日が決まっているなら、現在の実力と目標の差、残された期間、確保できる勉強時間を確認する必要があります。

私が授業で大切にしているのは、

「正しい順序」
「正しい方法」
「必要な学習量」

この三つです。

取り組んだ結果を確かめ、理解が進んでいなければ、方法や学習量を見直す。必要なら、基本に戻って確認する。

そうやって、自分の状況に合わせて調整していきましょう。

成長を確かめるときも、試験の点数だけでなく、日々の小さな変化を見てください。

先週は答えられなかった単語に、すぐ答えられた。
前につまずいた英文を、意味を追いながら読めた。
自分の予定を、短い英語で伝えられた。

こうした変化も、目標に向かう途中の成果です。

■ 自分に必要な勉強が分からないときは

「目標はあるけれど、どこからやり直せばよいか分からない」
「教材は持っているのに、何を優先すればよいか決められない」

そんな方に向けて、私はストアカでオンライン講座を開講しています。

英語の解説を聞いて終わるのではなく、学んだ内容を自分で使えるようにするために、復習や練習の進め方も大切にしています。

・英検合格を目指す方には、語彙・読解・リスニング・ライティングを学ぶ英検対策講座

・英文の仕組みから理解したい方には、中学英文法を基礎から学び直す講座

・知っている英語を口から出せるようにしたい方には、瞬間英作文や音読に取り組む初心者向け英会話講座

今の悩みや目標に合わせて、講座の内容や対象レベルをご確認いただけます。

「もう少しできるようになってから」と考えている方も、まずは自分が学びたい内容の講座を見てみてください。今取り組むべきことを整理するきっかけになるはずです。

誰かがどこまで進んだかが気になったら、英語を学び始めた理由を思い出してみてください。

あなたは、英語で何ができるようになりたかったのでしょうか?

その目標に向かって、今日できることを一つ進めていきましょう。

Taka先生・根岸貴規

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ストアカ日本一の実績を持つ英検専門オンライン講師
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Taka先生 根岸貴規