組織OSプロデューサーの樋口です。
先日講座を受講してくれた人生の大先輩、佐々木さん(仮名 70代後半)。
予約が入った時点で「俺が大先輩に教える事なんてある?」と内心不安に思いながら、当日を迎えました。
PCの画面越しに映る佐々木さんは口調がはっきりとして穏やかな話口で、背筋がピンと伸びた老紳士。 しっかりしていそうな人というのが第一印象でした。
私の講座なので一応テキストは用意していたけど、ほとんどの受講生さんはテキスト通りに進めるよりも、私との対話の方が満足度が高い事が分かっていたので、簡潔に自己紹介してそのまま対話をスタート。
【佐々木さんの悩み(ざっくりまとめ)】
現在 代表を務めているコミュニティの代表を辞めたい
コミュニティの代表の後継者がいない
自分が辞めたらコミュニティは解散するだろう
前任者に申し訳ない
自分の余生でやり残した事に集中したい
コミュニティの存続は自分の意思に委ねられている事と、自分のやりたい事をやるためにコミュニティ存続を希望するメンバーの気持ちを無視していいのか? と悩んでおられました。
佐々木さんは元経営者で何でも自分でこなす仕事がデキる人! なるほど! それで話し方や姿勢がとてもしっかりしている方だと実感。
対話を進めるにあたって、ご自身でも「自分がなんでもできる」事が長所であり、短所でもあると認めていました。 「意思決定のスピードはとても速い! しかし、後継者が育たない事が問題。」
そうですよね。 何でも自分で意思決定するから、部下は言われた事をやっている事が正解になってしまう。 今の中小企業の多くの経営者も同じ悩みを持っておられるはずです。
業績が伸びる事と、コミュニティ(会社)が継続する事は全くの別問題。
業績を伸ばすのに必死で会社の継続性を見ていなかった。 慌てて後継者を育成しようとしているけど、なんかうまくいかない。 そりゃそうですよ! 業績を伸ばす事と、後継者の育成する事も全くの別問題です!
特に中小製造業は特に注意が必要!
中小製造業は後継者の育成と、人材育成は特に注意した方がいいです。
なぜかというと、中小の製造業は生産効率重視だからです。
なので、社員には”会社の平均点以上”を求めがちになる。
言い換えると、良い所は放っておき、悪い所を叩き直すやり方。
ここで「あっ」と気付いた方は鋭いです!
これをすると何が起きるかというと、人が辞めていきます。
なぜか? できない事(ツラい事)をできるように強いる教育をするから。
これはやっている本人がツラいのはもちろんですが、教えている上司もツラいんです。
こうやって徐々に職場の空気が悪くなる、活気がなくなる、楽しくない、ツラいから辞める。
こういったサイクルに入ります。
もちろん今の採用難や人的リソースの分配の問題があるから急には変われません。
じゃあどうするか? 簡単です!
「ちゃんと対話をする事」「自分が1年後、会社のどういう存在になっていたいか」。
この事をちゃんと考える時間が持てる事を私は”思考の余白”と呼びます。
言い方を変えると、『自分の将来の事を思い浮かべてニヤニヤする時間』ですw
しかし、この対話にもテクニックが必要です。
まずは私の講座に来て、体感してみてください。
私の講座はその気付きを得られるように設計しております。
※その後の佐々木さんはどうなったか?
講座の終盤に「もう決めました」と笑顔で言っていたのがとても印象的でした。
何でも引き受けてしまう自分から、自分の本当にやりたい事が選択できたのだと思います。