この記事を読んでくれる方に一番お伝えしたい事。
この時代に大切にすべきは「自分に内に在るもの」です。
政治や宗教等の考え方の違いによる軍事侵攻
それによる直接的な経済への影響
間接的にも全く違う分野で影響が発生
日本国内でもサプライチェーンの確保が非常に重要になる。
さらに言うと、何が流行るかなんて見当もつかない。
この全く先が読めない時代、
その「読めなさ」の正体を説明できる人は、ほとんどいません。
この記事を読み終わる頃には、
あなたは「読めない時代」を4つに分解して説明できるようになる。
分解できれば、対処できます。
目次
VUCAとは何か
4つの違い、説明できますか?
V:Volatility(変動性)── 揺れ幅が大きい
U:Uncertainty(不確実性)── 起きるかどうかが読めない
C:Complexity(複雑性)── 要素が絡みすぎている
A:Ambiguity(曖昧性)── そもそも正解がない
なぜ今、VUCAを知るべきなのか
VUCA時代の処方箋は「計画」ではなく「対応力」
1. PDCAからOODAへ
2. 「上が決めて下がやる」をやめる
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VUCAとは何か
VUCAは、4つの英単語の頭文字。
Volatility(変動性)
Uncertainty(不確実性)
Complexity(複雑性)
Ambiguity(曖昧性)
もともとは1990年代、冷戦終結後のアメリカ陸軍が使い始めた軍事用語。
冷戦時代の敵は「ソ連」という明確な一国だった。ところが冷戦が終わると、敵はテロ組織、地域紛争、サイバー攻撃へと分散。「誰と、どこで、どう戦うのか」がまったく読めなくなった。この状況を表す言葉がVUCA。
それが2010年代、ダボス会議などを通じてビジネスの世界に輸入された。理由はシンプル。ビジネス環境が戦場と同じ状態になったから。
4つの違い、説明できますか?
ここからが本題。
VUCAの4つは「なんとなく全部同じ意味」で使われがち。
でも、実は全部違う。
違いが分かると、打ち手が変わります。
製造業の現場で例えます。
V:Volatility(変動性)── 揺れ幅が大きい
変化のスピードと振れ幅が激しい状態。
例:原材料価格。小麦、食用油、電気代。半年前の見積もりが、もう通用しない。為替も同じ。1ドル140円と160円では、輸入コストの前提が崩壊する。
ポイントは「何が起きるかは分かっているが、どれくらい振れるかが読めない」こと。
U:Uncertainty(不確実性)── 起きるかどうかが読めない
そもそも「起きるか、起きないか」が分からない状態。
例:コロナ。2019年の時点で、翌年に世界中の工場が止まると予測できた人はいない。関税政策の急変、大口取引先の突然の方針転換も同じ。
ポイントは「過去のデータが役に立たない」こと。予測モデルが機能しない。
C:Complexity(複雑性)── 要素が絡みすぎている
原因と結果の関係が、複雑に絡み合っている状態。
例:サプライチェーン。海外の港で船が1隻座礁しただけで、日本の中小工場の部品が届かなくなる。要素が多すぎて、どこか1つを直しても全体は良くならない。
ポイントは「因果関係はあるが、複雑すぎて追いきれない」こと。
A:Ambiguity(曖昧性)── そもそも正解がない
前例がなく、何が正解か誰にも分からない状態。
例:AIの業務導入。「うちの工場でAIをどう使うのが正解か」に、お手本はない。DX、新規事業、事業承継。すべて「やってみないと分からない」領域。
ポイントは「解釈が人によって分かれる」こと。因果関係そのものが不明。
一覧で整理
要素一言でいうと例厄介さの種類V 変動性揺れ幅が読めない原材料価格・為替予測の精度が落ちるU 不確実性起きるか読めないパンデミック・政策転換過去データが効かないC 複雑性絡みすぎて追えないサプライチェーン部分最適が効かないA 曖昧性正解が存在しないAI導入・新規事業前例が効かない
上から下にいくほど、厄介さが増す。
Vは「予測を頑張れば何とかなる」領域。
Aは「予測そのものが無意味」な領域。
なぜ今、VUCAを知るべきなのか
「先が読めたら、みんな成功者だ!」
その通り。
でも、決定的な違いが1つあります。
昔:「読めなくても、昨日と同じことをしていれば大きくは外さなかった」
今:「昨日と同じことをしていると、近い将来、確実に沈む」。
高度成長期の日本の製造業は、
極端に言えば「良いものを作れば売れる」時代。
正解が存在し、努力の方向が明確だった。
今は違います。良いものを作っても、売れるとは限らない。人は採れない。ベテランは引退する。AIは毎月進化する。正解が消えた世界で、正解を探し続ける組織から疲弊していく。
VUCA時代の処方箋は「計画」ではなく「対応力」
では、どうするか。
完璧な計画を捨てて、対応力を鍛える。
具体的には3つあります。
1. PDCAからOODAへ
PDCA(計画→実行→評価→改善)は、環境が安定している前提のフレームワーク。計画を立てている間に前提が変わるVUCA環境では回らない。
代わりに注目されているのがOODA(ウーダ)ループ。
観察(Observe)
⇩
状況判断(Orient)
⇩
意思決定(Decide)
⇩
行動(Act)
まず見る、すぐ動く、動きながら修正する。
奇しくもこれも軍事由来の考え方。
2. 「上が決めて下がやる」をやめる
環境変化に最初に気づくのは、経営者ではなく現場。
現場が「おかしい」と言える組織、つまり心理的安全性のある組織だけが、変化の初動を捉えられます。
トップダウンの指示待ち組織は、VUCA環境では反応速度で負ける。
3. コントロールできることに集中する
最後はマインドについて話します。
約2000年前、奴隷出身の哲学者エピクテトスがこう言っています。
「物事には、自分でコントロールできるものと、できないものがある」
為替は変えられない。
パンデミックも止められない。
でも、自分の学び、今日の行動、部下への声のかけ方はコントロールできる。
VUCA時代のストレスの大半は「コントロールできないものを、コントロールしようとする」ことから生まれる。読めないものを読もうとして消耗するより、動かせるものを動かす。2000年前の知恵が、そのまま現代のに応用できます。
まとめ:分解できれば、怖くない
VUCAは「変動性・不確実性・複雑性・曖昧性」の4つ。全部意味が違う
昔と違うのは「昨日と同じ」が通用しなくなったこと
処方箋は、完璧な計画ではなく対応力。OODA、現場の発言力、そしてコントロールの二分法
「先が読めない」と嘆く人と、「これはVで、これはAだ」と分解する人。
同じ霧の中でも、歩ける距離がまるで違う。
言葉の解像度が上がると、世界の解像度が上がる。 VUCAという言葉は、そのための道具にすぎません。
今、大切にすべきは自分の内に在るものです
その内に在るものの問いは、「自分はどう在るべきか」「どう生きるか」「どう社会に貢献するか」などと、人によって違います。
その答えは自分にしか出せませんが、人と会話する事によって圧倒的に解像度が高くなります。
それは友人だったり、家族だったり、私のような他人であったり、会話と自分の気持ちを出す事で見えてきます。
ぜひ、自分の在るべき姿を教えてください。