「学生時代から何年も英語を勉強してきたのに、いざ話そうとすると言葉が出てこない」
そんな悩みを抱えていませんか?
単語を覚えたり、動画を見たり、英会話のレッスンを受けたり。それなりに取り組んでいるつもりなのに、思うように話せないと、「自分には向いていないのかな」と感じてしまいますよね。
そこで、一度振り返っていただきたいことがあります。
例えば、野球を思い浮かべてみてください。
ルールを覚えたり、プロ野球の試合を観戦したり、野球教室でコーチに教わったり。それぞれ大切なことですが、それだけで試合で活躍できるようになるわけではありませんよね?
教わったことをもとに、毎日、自分でバットを振り、ボールを投げ、繰り返し練習する。野球教室に通っていても、ほとんど練習しなければ、思うようには上達しません。
英会話も同じです。
単語や文法を覚える。動画で解説を見る。レッスンで先生に教わる。そのあとに、自分で英文を作り、毎日声に出して繰り返し練習することが必要です。
「分かった」というところで終わっていないでしょうか?
野球で毎日の素振りやキャッチボールを積み重ねるように、英語も自分の口を動かして毎日練習する時間をつくってほしいのです。授業で学んだことを、実際の会話で使えるようにするために、授業と授業の間をどう過ごすかが最も大切です。
こんにちは。英語講師のTaka先生・根岸貴規です。
私は外資系投資銀行で約20年間、英語を使って仕事をしてきました。現在はストアカで英語を教え、累計受講者数は14,000人以上。最多受講者賞を2022年から2025年まで4年連続でいただいています。
今回は、これから英会話を始めたい方や、勉強を続けているのに手応えがない方に、見直していただきたい3つのことをお伝えします。
■① 学んだ英語を「自分で使う」ところまで練習していますか?
例えば、次の英文を見てください。
I like watching movies.
私は映画を見るのが好きです。
意味はすぐに分かると思います。
では、英文を見ずに「私は料理をするのが好きです」と言ってみてください。
I like cooking.
今度は、自分が好きなことに変えてみましょう。
読んだときには簡単に思えた英文でも、自分で言おうとすると、単語を探したり、語順に迷ったりすることがあります。
その場合は、同じ型を使って、自分で文を作る練習を増やしてみてください。
私が授業で大切にしているのは、「分かる」「できる」「忘れない」の3段階です。
まず、英文の意味や仕組みを理解する。次に、自分で英文を作って口に出す。そして、翌日も使えるように繰り返す。
文法を学んだあとに、ここまで取り組んでいるかどうかを確かめてほしいのです。
「文法を全部復習してから話す練習を始めよう」とすると、実際に使う機会が先延ばしになってしまいます。今日一つの型を覚えたら、その型で繰り返し自分のことを言ってみましょう。
練習するときは、教材の音声も使ってください。発音やリズムを確認し、まねして声に出したあと、文字を見ずに聞いてみます。
聞き取れなかった部分があれば、英文と照らし合わせて確認する。こうして、文字で分かる英語と、耳や口で使う英語を結びつけていきます。
■② 「英語でどう言うか」の前に、伝えたいことは決まっていますか?
会話で言葉が止まるとき、英語の知識だけが原因とは限りません。
例えば、こんな質問をされたとします。
What do you like to do on weekends?
週末は何をするのが好きですか。
ここで、「何を答えよう」と考えてしまうこともありますよね。
まずは日本語で構いません。
「家でゆっくりするのが好き。平日は忙しいから」
このくらい、自分が伝えたい内容をはっきりさせてみてください。立派な意見や、面白い話を用意する必要はありません。
英語にするときも、最初から全部を一文にまとめなくて大丈夫です。
I like staying at home.
私は家で過ごすのが好きです。
I am busy on weekdays.
私は平日は忙しいです。
I can relax at home.
家ではゆっくりできます。
短い文を重ねれば、自分の好みと、その理由を伝えられます。
余裕があれば、最後に一言。
How about you?
あなたはどうですか。
自分が答えたあとに、相手にも聞いてみる。こうしたやり取りも、会話の練習に入れていきましょう。
「何を話せばよいか分からない」という方は、自分の仕事、趣味、休日の過ごし方、好きな食べ物などについて、日本語で一つずつ答えを考えてみてください。
そして、それを今知っている英語で、できるだけ簡単に言ってみます。
うまく言えなければ、伝えたい内容を短くする。それでも必要な表現が分からなければ調べる。
自分が実際に話したいことに合わせて練習すると、「次に何を覚えればよいか」も具体的になります。
■③ 「いつか話せるように」から、今週の練習を決めていますか?
「英語を話せるようになりたい」は、多くの方に共通する目標です。
ただ、それだけでは、今日何をすればよいかが決まりません。
例えば、次のように、使う場面を一つ考えてみてください。
「次の海外旅行で、ホテルのチェックインを自分でしたい」
「外国の方に、仕事と趣味について説明したい」
「週末に何をしたか、短い英語で話せるようになりたい」
場面が決まれば、練習する内容を絞れます。
自己紹介が目標なら、まず仕事や趣味について3文作る。意味と文法を確認し、音声を参考に練習する。そして、週末には英文を見ずに言えるか試してみる。
ここまで決めると、取り組むことも、できたかどうかの確かめ方も分かります。
もう一つ大切なのが、練習する時間です。
「仕事が落ち着いたら」「やる気が出たら」と待っていると、忙しい毎日の中では後回しになりがちです。
私の英会話講座では、毎日20分程度の音読や復習を目安にしています。
朝の支度が終わったあとに10分、夜に10分でも構いません。生活の中で、取り組みやすい時間を決めておきましょう。
練習を終えるときに、翌日使う英文を決めておくのもおすすめです。次の日、教材を選ぶところから始めずに済みます。
もちろん、繰り返す時間は必要です。その時間を確保しやすくするために、何を、いつ、どのように練習するかを具体的にしておくのです。
■独学で迷うところを、講座で一緒に確認しましょう
ここまで読んで、「自分の勉強には、英文を作って話す練習が足りなかったかもしれない」と感じた方もいると思います。
ただ、いざ始めてみると、
「どの文法から復習すればよいのだろう」
「作った英文が合っているか分からない」
「日本語を見ても、最初の一語が出てこない」
と迷うことがあります。
私の初心者向け英会話講座では、中学英語の基本の型を確認したうえで、日本語から英文を作る「瞬間英作文」に取り組みます。
例えば、「昨日、友達と昼食を食べました」と伝えたいとき。
まず、誰の話なのか。
何をしたのか。
いつの話なのか。
順番に整理すると、短い文から作れます。
I had lunch.
私は昼食を食べました。
そこに「友達と」「昨日」を加えます。
I had lunch with my friend yesterday.
私は昨日、友達と昼食を食べました。
授業では、こうした英文の組み立て方を学び、実際に自分で作る練習をします。
すぐに英文が出てこなかったときは、どこで迷ったかを確認してください。過去形なのか、単語なのか、言葉の順番なのか。分からない点は、質疑応答の時間に質問していただけます。
そして、授業で扱った英文を、自宅で繰り返し音読します。
説明をもう一度聞きたいときには、復習用のアーカイブ動画も使えます。授業中に一度で覚えきろうとせず、理解した内容を、ご自身の練習で定着させていきましょう。
私がお伝えしたいのは、授業の内容だけでなく、授業が終わったあとに何をすればよいかということです。
週1回の受講と、その間の練習がつながるように、学び方からお伝えしています。
■まずは1回、今の英語力で参加してみてください
「もう少し単語を覚えてから」
「中学英文法を復習してから」
「少しは話せるようになってから」
そう考えている方も、今のままいらしてください。
短い英文を作るところで迷う方にこそ、基本の型と、考える順序を知っていただきたいと思っています。
講座は約4ヶ月のカリキュラムですが、ご予約は1回ずつです。4ヶ月分をまとめて申し込む必要はなく、途中の回からも参加できます。
Zoomでのオンライン開催なので、ご自宅から受講できます。基本的にカメラOFFでも参加でき、授業後はアーカイブ動画で復習していただけます。
これまで勉強してきた単語や文法を、会話で使えるように練習していきませんか。
旅先で、自分の希望を伝える。初めて会った人に、自分のことを話す。相手の話に興味を持って、質問してみる。
そんなやり取りに使える英語を、短い文から一緒に練習しましょう。
まずは下の講座ページで内容と日程をご確認いただき、ご都合の合う回にお申し込みください。皆さんと授業でお会いできることを楽しみにしています。
根岸貴規