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【英検5級 英文法】「主語と動詞」をやさしく解説|be動詞と一般動詞の違い、I・you・heの使い方、日本語との語順の違い、主語に合った動詞の形、よくある間違いから確認問題7問と音読・英作文の練習まで

【英検5級 英文法】「主語と動詞」をやさしく解説|be動詞と一般動詞の違い、I・you・heの使い方、日本語との語順の違い、主語に合った動詞の形、よくある間違いから確認問題7問と音読・英作文の練習まで

「私は、犬が好きです」

この文を英語にするとき、どの言葉から始めますか?

I like dogs.
「私は犬が好きです」

Iが「私は」、likeが「好きです」、dogsが好きな対象の「犬」を表しています。この文のIが「主語」、likeが「動詞」です。

日本語では「犬が好きです」と言いますが、英文の主語はdogsではありません。「誰が犬を好きなのか」と考えてみてください。犬を好きなのは「私」なので、主語はIです。

「主語や動詞という言葉は聞いたことがあるけれど、英文の中では見つけられない」

そんな方に向けて、今回は短い例文を使いながら、主語と動詞の役割を説明します。英検5級の勉強を始めた方も、英語を基礎から学び直したい方も、一緒に確認していきましょう。

こんにちは。英語講師のTaka先生・根岸貴規です。私は日本国内で教科書の音読を中心に英語を身につけ、その英語を使って外資系投資銀行で約20年間働いてきました。英検1級・TOEIC980点を取得し、これまで累計14,000人以上の方に英語学習を指導してきました。ストアカでは、2022年から2025年まで4年連続で「最多受講者賞」を、2025年には「ストアカン・オブ・ザ・イヤー」をいただきました。

目次

■ 主語|「誰が、何が、について話しているの?」

主語は、文の中で「誰が」「何が」にあたる部分です。

I play tennis.
「私はテニスをします」

テニスをするのは「私」なので、主語はIです。

My brother plays tennis.
「私の兄はテニスをします」

こちらでは、テニスをするのは「私の兄」です。My brotherという二つの語のまとまりが、主語になります。

主語は、必ず一語とは限りません。Myだけ、brotherだけに分けず、「私の兄」というまとまりで捉えてください。

また、主語になるのは人だけではありません。

This book is interesting.
「この本は面白いです」

何が面白いのでしょうか。「この本」ですね。主語はThis bookです。interestingは「面白い」という意味です。

英文の主語を探すときは、日本語訳の「は」「が」だけを目印にせず、誰や何について述べているのかを考えましょう。

■ 主語に使う言葉|「I、you、heは、誰を表すの?」

人や物の名前の代わりに使う言葉を「代名詞」といいます。主語としてよく使うのは、次の七つです。

I:私は、私が
you:あなたは、あなたが/あなたたちは、あなたたちが
he:彼は、彼が
she:彼女は、彼女が
it:それは、それが
we:私たちは、私たちが
they:彼らは、彼女らは、それらは

自分のことならI、話している相手のことならyouを使います。youは、一人にも複数の相手にも使えます。

I like music.
「私は音楽が好きです」

You like music.
「あなたは音楽が好きです」

主語が変わると、音楽が好きなのは誰かが変わります。

なお、「私」を表すIは、文の途中にあっても大文字です。英文を書くときは、小文字のiにしないように気をつけてください。

■ 動詞|「動いていないのに、動詞なの?」

動詞は、動作や状態などを表す言葉です。

「動く」という字が入っていますが、体を動かすことだけを表すわけではありません。「好きだ」「持っている」も、英語では動詞で表せます。

① 動作を表す一般動詞

play:遊ぶ、スポーツをする、楽器を演奏する
eat:食べる
read:読む
study:勉強する

I read books.
「私は本を読みます」

主語はI、動詞はreadです。何を読むのかを、booksで伝えています。

② 状態を表す一般動詞

like:好む
know:知っている
have:持っている

I have a bike.
「私は自転車を持っています」

この文のhaveは、自転車を持っているという状態を表す動詞です。

冒頭のI like dogs.のlikeも動詞です。「好きです」と訳すからといって、日本語の「です」にあたる言葉を別に足す必要はありません。

③ be動詞

am・is・areも動詞です。人や物が何なのか、どんな状態なのか、どこにいるのかなどを伝えるときに使います。

I am a student.
「私は学生です」

I am happy.
「私はうれしいです」

I am at home.
「私は家にいます」

どの文も、主語はI、動詞はamです。その後ろのa student、happy、at homeが、私について説明しています。

happyは、人の気持ちや状態を表す「形容詞」です。ほかにも、small「小さい」、interesting「面白い」などが形容詞にあたります。これらの言葉自体は、動詞ではありません。

be動詞は「です」と訳すことも、「います」「あります」と訳すこともあります。まずは例文の中で、何を伝えているのかを確かめてください。

■ 語順|「日本語の順番で単語を並べてもいいの?」

英語の基本的な肯定文では、主語の後ろに動詞を置きます。肯定文とは、ここでは「〜です」「〜します」と伝える文のことです。

I like dogs.
「私は犬が好きです」

日本語:私は → 犬が → 好きです
英語:I → like → dogs

日本語の順番につられて、I dogs like.とはしません。

「誰が・どうする・何を」の順で考えると、次の文も作れます。

I study English.
「私は英語を勉強します」

I:私は
study:勉強します
English:英語を

日本語では最後に来る「勉強します」が、英語では主語のすぐ後ろに来ています。

ただし、すべての文に「何を」が必要なわけではありません。

Birds sing.
「鳥は鳴きます」

この文は、主語のBirdsと動詞のsingだけで成り立っています。

まず主語と動詞を決め、その動詞に必要な言葉を続ける。単語を並べる順番に迷ったら、ここに戻って考えてみましょう。

■ 主語と動詞の組み合わせ|「Iとsheでは、同じ形を使えるの?」

主語によって、動詞の形が変わることがあります。

① be動詞の場合

現在のことを表す基本の形では、次のように組み合わせます。

Iにはam
he・she・itなどにはis
you・we・theyなどにはare

I am a student.
「私は学生です」

She is a student.
「彼女は学生です」

We are students.
「私たちは学生です」

主語がWeなら、be動詞はareです。この文では学生が複数いるので、studentもstudentsに変わっています。

② 一般動詞の場合

I play tennis.
「私はテニスをします」

She plays tennis.
「彼女はテニスをします」

このような現在形の肯定文では、主語がhe・she・itなどの「三人称単数」になると、動詞の形が変わります。

三人称単数とは、ここでは「私とあなた以外の、一人の人や一つのもの」と考えてください。My brotherも、一人の兄について話しているので当てはまります。

playならplays、likeならlikesです。動詞によって変わり方は違いますが、まずはこの二つで練習しましょう。

I play、she plays。
I am、she is。

動詞だけを覚えるより、主語と組み合わせて声に出すと、違いを確認しやすくなります。

■ よくある間違い|「be動詞を入れるのか、入れないのか?」

① 自分のことなのに、主語を抜かしてしまう

「私は犬が好きです」と伝える場合を考えてください。

× Like dogs.
○ I like dogs.
「私は犬が好きです」

日本語では「犬が好きです」だけで、自分のことだと伝わる場面があります。英語の基本の文を作る練習では、「誰が好きなのか」を主語で示しましょう。

② be動詞を抜かしてしまう

× She happy.
○ She is happy.
「彼女はうれしいです」

happyは形容詞です。この文には動詞が必要なので、Sheに合うisを入れます。

③ 一般動詞の前に、be動詞を足してしまう

× I am play tennis.
○ I play tennis.
「私はテニスをします」

playがすでに動詞なので、この現在形の文にamは付けません。

「彼女はうれしいです」ではisを入れ、「私はテニスをします」ではamを入れない。この違いは、使っている言葉が動詞なのか、形容詞なのかによって生まれます。

日本語の「です」「ます」だけで判断せず、英文の中にどの動詞があるかを確認してください。

■ 見つけ方|「少し長い文では、どこを見ればいいの?」

言葉が増えても、主語と動詞から確かめる方法は同じです。

My sister plays tennis after school.
「私の姉は放課後にテニスをします」

文を四つに分けてみましょう。

誰が:My sister
動詞:plays
何を:tennis
いつ:after school

主語はMy sister、動詞はplaysです。after schoolは「放課後に」で、いつテニスをするのかを付け加えています。

紙に書いた英文なら、主語を丸で囲み、動詞に線を引いてみてください。My sister全体を主語として捉える練習にもなります。

なお、主語がいつも文の最初にあるとは限りません。

Are you happy?
「あなたはうれしいですか?」

この疑問文では、主語はyou、be動詞はAreです。質問になると、主語とbe動詞の順番が変わります。

「先頭の単語が主語」と覚えるのではなく、その文で誰について尋ねているのかを考えましょう。

■ 確認問題|「主語と動詞を、自分で見つけよう」

次の7問に取り組んでください。問題は、この記事の学習用に作成したものです。

① 主語と動詞を答えてください。

My brother likes cats.
「私の兄は猫が好きです」

② 主語と動詞を答えてください。

This bag is small.
「このかばんは小さいです」

③ 正しい語を選んでください。

We(am/is/are)friends.
「私たちは友達です」

④ 正しい形を選んでください。

She(like/likes)music.
「彼女は音楽が好きです」

⑤ 次の語句を並べ替えてください。文頭を大文字にし、文末にピリオドを付けてください。

(English/study/I)
「私は英語を勉強します」

⑥ 次の英文の間違いを直してください。

I am play tennis.
「私はテニスをします」

⑦ 足りない語を補って、正しい英文にしてください。

You happy.
「あなたはうれしいです」

■ 解答と解説|「なぜ、その答えになるの?」

① 主語はMy brother、動詞はlikes

猫が好きなのは「私の兄」です。My brother全体が主語になります。catsは、好きな対象を表しています。

② 主語はThis bag、動詞はis

「このかばん」について、小さいと説明しています。smallは形容詞なので、動詞はisです。

③ are

We are friends.
「私たちは友達です」

主語がWeなので、be動詞はareを使います。

④ likes

She likes music.
「彼女は音楽が好きです」

主語がSheなので、この現在形の肯定文ではlikeにsを付けます。

⑤ I study English.

I study English.
「私は英語を勉強します」

主語のI、動詞のstudy、その対象のEnglishの順に並べます。

⑥ amを取る

I play tennis.
「私はテニスをします」

playを動詞として使うので、この文にamは付けません。

⑦ Youの後ろにareを入れる

You are happy.
「あなたはうれしいです」

happyは形容詞です。主語のYouに合うbe動詞のareを入れます。

答え合わせが終わったら、間違えた理由を一言で説明してみてください。「主語がWeだからare」「happyは動詞ではないからbe動詞が必要」と言えれば、選ぶ根拠が分かってきています。

迷った問題は、解説を読んだ後でもう一度、答えを隠して解いてみましょう。

■ 今日の練習|「自分のことを、一文で伝えよう」

私は、文法を理解した後に、例文を音読し、何も見ずに言えるか確かめる練習を大切にしています。

今日は、好きなものを一つ選んで、英文にしてみましょう。

I like music.
「私は音楽が好きです」

まず、主語はI、動詞はlike、好きな対象はmusicだと確認します。そのうえで、自分が音楽を楽しんでいる場面を思い浮かべながら、声に出してください。

次は英文を隠し、日本語だけを見て言います。言えたら、何も見ずに書き、Iやlikeが抜けていないか、語順が合っているかを確かめましょう。

音楽以外が好きなら、musicの部分を変えてみてください。

I like tennis.
「私はテニスが好きです」

I like cats.
「私は猫が好きです」

最後に、相手にも聞いてみましょう。

Do you like music?
「あなたは音楽が好きですか?」

この文の主語はyou、中心となる動詞はlikeです。Doは、疑問文を作るために使う「助動詞」です。

音読から、自分で思い出して使う練習へ進める方法は、「読んだ・解いた」で終わらせない15分の使い方でも紹介しています。

スキマ時間に、先ほど作った一文を英文を見ずに言い直してください。思い出せなかった部分を確認して、もう一度。明日も言えるか試してみましょう。

主語と動詞を見つけられると、単語の意味を知っているだけのときより、文の組み立てが分かるようになります。学校の教科書や問題集でも、短い一文を選んで、主語と動詞に印を付けるところから始めてみてください。

■ 参考資料

・Cambridge Dictionary:主語の役割と位置

・British Council LearnEnglish Kids:be動詞の現在形

・British Council:一般動詞の現在形

根岸貴規

1人でも多くの英語学習者のお役に立てるような情報を発信しています。英語をもっと頑張りたい方、頑張っているのになかなか続かない方は、ぜひ他の投稿も参考にしてみてください。

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