タロット 学習法
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大アルカナ22枚は、ひとりの人間が成長する物語なんです。

大アルカナ22枚は、ひとりの人間が成長する物語なんです。

タロットの大アルカナには、愚者、魔術師、女帝、皇帝、恋人、死神、世界など、22枚のカードがあります。

それぞれ名前も絵柄も違うので、初めて見るとまったく別のカードのように感じますよね。

でも、この22枚。

実は、ひとりの人間がさまざまな経験をしながら成長していく物語として読むことができるんです。

それが「愚者の旅」と呼ばれる考え方です。

主人公は、0番の愚者

物語の主人公は「愚者」。

小さな荷物を持ち、崖のそばを歩いている人物が描かれています。

足元は危なっかしいのに、本人はどこか楽しそう。

これから何が起こるのか、まだ何も知りません。

でも、だからこそ自由です。

この愚者が、旅の中でさまざまな経験をしていきます。

人は、社会の中で自分をつくっていく

例えば「皇帝」。

皇帝は、秩序やルール、責任などに関係するカードです。

私たちも子どもの頃から、学校や家庭でいろいろなルールを学びますよね。

「時間を守りましょう」「約束を守りましょう」「ちゃんとしなさい」

こうしたルールは、社会で生きていくうえで必要なものです。

そして「法王」では、共通の価値観や教えの中で生きることを学びます。

でも、いつまでも人から教えられた正解だけで生きていくわけにはいきません。

そこで登場するのが「恋人」です。

このカードでは、自分自身の気持ちで選ぶというテーマが生まれます。

「正しいかどうか」だけではなく、「自分はどうしたいのか」。

私たちも人生のどこかで、そんな選択を経験しますよね。

外の世界から、自分の内側へ

大アルカナの面白いところは、社会で経験を積むだけで終わらないところです。

例えば「力」。

このカードでは、自分の中にいる、思いどおりにならない感情と向き合うことがテーマになります。

そして「隠者」。

外の世界で答えを探すのではなく、自分の内側に目を向けていきます。

仕事で成果を出して、周りから認められても、なぜか満たされない。

「本当は自分、何がしたかったんだっけ?」

そんなことを考える時期ってありませんか?

人間は、外の世界で経験を重ねながら、自分自身の内側にも向き合っていくんです。

成長には、壊れる経験もある

さらに旅が進むと、「死神」や「塔」のようなカードも登場します。

名前や絵柄だけを見ると、ちょっと怖いですよね。

でも、これらのカードは、今までの考え方や、自分を守ってきた枠組みが変わっていく過程としても読むことができます。

今まで当たり前だったものが、もう通用しなくなる。

それはつらい経験かもしれません。

でも、その経験を通して、今までとは違う自分に出会うこともあります。

そして旅は、21番の「世界」へ向かいます。

さまざまな経験を重ね、ひとつの完成を迎えるカードです。

ただし、そこで人生が終わるわけではありません。また新しい経験が始まっていきます。

大アルカナは、人生の教科書

こうして見ると、大アルカナ22枚には、私たちが生きていく中で経験することがたくさん描かれています。

誰かに教わること。自分で選ぶこと。失敗すること。変わること。そして、成長すること。

だから、大アルカナを読むときは、ひとつのキーワードだけでなく、「今、この物語のどんな段階にいるのだろう?」と考えてみてください。

カードが、ただの占いの道具ではなく、人間の成長を考えるための物語として見えてくると思います。

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この記事を書いた先生
カミカワ ミレイ シルバーバッジ
YUWAUタロット主宰(タロット占い師・講師)
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こんにちは!YUWAUタロットのカミカワミレイです。 みなさんは、タロットって「未来を当てるもの」だと思っていませんか? もちろん、これからどうなるのかを知りたいときにも使います。 でも、私が思うタロットの一番の面白さは、今まで気づかなかった自分の気持ちや、新し…

カミカワ ミレイ