こんにちは、ストアカ講師サポートチームです。
「講座の申込をもっと増やしたい」
「一度来てくれた生徒さんに、また来てほしい」
講座を開いている先生から、こうしたご相談を多くいただきます。新しい生徒さんに見つけてもらう工夫は、もちろん大切です。
同時に、一度来てくれた生徒さんが「次も受けたい」と思える講座が用意されていることも、同じくらい大切です。たくさんの生徒さんに選ばれている先生の講座ページを見ていると、ある共通点に気づきます。
講座が1つだけではなく、いくつかの講座が「つながって」用意されているのです。
ストアカには、「まずはここだけ知りたい」「この部分だけ学びたい」という、ピンポイントで学びたい方が多く集まります。
その特徴を踏まえて、入口となる講座から、より深く学べる講座までを組み合わせておく。そうすることで、生徒さんとの関係が1回で終わらず、続いていきます。
今回この記事では、受講者が増え続ける人気の先生が実践している講座づくりのパターンを6つをご紹介していきたいと思います。
ご自身の教室にはどのパターンが合いそうか、ぜひ考えながら読んでみてください。
目次
パターン1:気軽に参加できる入門講座を、いくつか用意する

最初の一歩として、初めての方が参加しやすい入門講座をつくりましょう。ポイントは、テーマを小さく区切って、いくつか用意することです。
たとえば写真の先生なら、「スマートフォンで料理をおいしそうに撮る」「旅行の風景をきれいに撮る」「子どもの表情を自然に撮る」のように、ひとつの分野を入口ごとに分けることができます。入口が複数あると、検索や一覧で見つけてもらえる機会も増えます。
入門講座で大切なのは、生徒さんが「できた」と感じて帰れることです。2〜3時間の講座でも、ひとつのことができるようになれば、それは確かな成功体験になります。その体験が、「この先生にもっと教わりたい」という気持ちにつながります。
ひとつ注意したいのは、参加できる人の幅を広げすぎないことです。
申込を増やそうとして、入門の方も経験者の方も参加できる講座にすると、説明の深さをどちらに合わせても、どちらかの満足度が下がってしまいます。
入門講座は、入門の方に向けて内容を絞りましょう。
ポイント
入門の方が「できた」と感じられる講座を、テーマを分けていくつか用意する。
パターン2:「誰のための講座か」を分けて、講座をつくる

同じテーマでも、学びたい理由は人によって違います。
たとえば料理を学びたい方でも、
「仕事と家事で忙しいので、短い時間でつくれる料理を覚えたい」
「家族の健康を考えて、野菜をたくさん使う料理を覚えたい」
「友人を招いたときに出せる、見た目が華やかな料理を覚えたい」
と、求めているものはさまざまです。
こうした違いに合わせて、講座の対象をはっきり決めてみましょう。対象を絞ると、申込が減ってしまうように感じるかもしれません。
でも実際には、反対のことが起こります。「誰でも参加できる講座」より、「〇〇な人のための講座」のほうが、その人にとって「自分のための講座だ」と感じられ、申込につながりやすくなります。
対象を分けると、講座タイトルや紹介文の言葉も選びやすくなります。
「忙しい平日の夜に」「はじめてパソコンで仕事をする人へ」のように、その人の状況に寄り添った言葉が書けるようになるからです。
ポイント
「どんな人でも参加できる講座」ではなく、「〇〇な人のための講座」をつくる。
パターン3:次に進める、ステップアップ講座をつくる

入門講座を受けた生徒さんの中には、「もっと深く学びたい」と思う方が出てきます。
そのときに、次に受けられる講座が用意されていることが大切です。「基礎編」「応用編」、あるいは「STEP1」「STEP2」「STEP3」のように、段階的に学べる講座を用意しておきましょう。
英会話の先生なら、「はじめての英語での自己紹介」から、「旅行で使える英会話」「仕事のオンライン会議で使う英語」へと進んでいく道筋が考えられます。
講座ページや講座の最後に、「次はこの講座で、ここまでできるようになります」と伝えておくと、生徒さんは自分の次の一歩を思い描きやすくなります。学びの道筋がしっかりできていると、生徒さんが友人やご家族を誘ってくれたり、口コミで広めてくれたりすることも増えていきます。
楽しく学べて、次に進む道も見えている講座は、人にすすめやすいものです。
ポイント
入門講座の「その先」を用意して、学びの道筋をつくる。
パターン4:集中して学べるコース講座をつくる

パターン1〜3は、2〜3時間ほどで「ここだけ学びたい」というニーズに応える講座です。
一方で、「資格の試験に向けて、短い期間で集中して学びたい」「ひとつの作品を完成させるところまで教わりたい」という方もいらっしゃいます。そうした方に向けて、複数回で学べるコース講座をつくってみましょう。ストアカでは、2回から10回までの講座をひとつのコースとして開催できます。長いコースの設計が難しいと感じる場合は、週末の2日間で学べる短期集中のコースから始めるのもおすすめです。
コース講座は、生徒さんにとっても時間と気持ちをしっかり使う講座です。そのため、初めて会う先生のコースにいきなり申し込むのは、少し勇気がいります。コース講座に来てくれるのは、パターン1〜3の講座ですでに先生の教え方を知っている生徒さんであることが多いのです。
一度講座を受けてくれた生徒さんには、お知らせ配信で新しいコースの開催を伝えてみましょう。「この先生なら安心して続けられる」と感じている生徒さんにとって、うれしい知らせになります。
ポイント
「集中して学びたい」に応えるコース講座をつくり、受講したことのある生徒さんに届ける。
パターン5:一人ひとりに合わせた個別レッスンを用意する

グループの講座に何度か参加してくれた生徒さんは、学ぶペースや、学びたいことが少しずつ違ってきます。
「自分の作品を見てアドバイスがほしい」「仕事で使う自分の資料で教わりたい」など、グループ講座では応えきれない声も出てきます。そうした生徒さんに向けて、個別に教える場を用意しましょう。
ストアカでは、生徒さんの希望に合わせて内容を組み立てる「カスタマイズレッスン」や、相談に時間単位で応える「時間制相談」という形で、一対一で教えることができます。
個別レッスンを用意するには、日ごろから生徒さんの声を聞いておくことが大切です。講座の当日や受講のあとに、メッセージで様子をうかがったり、お知らせ配信で近況をお伝えしたりして、一人ひとりのニーズを知っていきましょう。
生徒管理の画面では、生徒さんごとにタグやメモを残せます。会話の中で聞いた目標や、これまでに受けた講座、つまずいていたところなどを書き留めておくと、個別レッスンのときに、その方に合わせた内容を準備しやすくなります。
ポイント
グループでは応えきれない声に、一対一で教える形で応える。
パターン6:月額サービスで、続けて学べる場をつくる

もうひとつ、人気の先生が取り入れている形があります。月額サービスです。
月額サービスでは、毎月決まった内容の講座を届けるだけでなく、受講後の質問への回答や、定期的な個別のアドバイス、生徒さん同士が交流できるオンラインのコミュニティなど、さまざまな形で生徒さんとのつながりを続けることができます。
「ひとつの講座を受けて終わり」ではなく、「この先生のもとで学び続ける」という場があることは、生徒さんにとって大きな安心になります。
先生にとっても、生徒さんの変化を長く見守れる、やりがいのある教え方です。
ポイント
講座のあとも続けて学べる場を、月額サービスでつくる。
6つのパターンは、ひとつの道筋になっている
ここまでの6つのパターンを並べてみると、生徒さんの学びの道筋が見えてきます。
入門講座で、先生と出会う(パターン1・2)
ステップアップ講座で、もっと深く学ぶ(パターン3)
コース講座で、集中して学ぶ(パターン4)
個別レッスンで、自分に合わせて学ぶ(パターン5)
月額サービスで、続けて学ぶ(パターン6)
すべてを一度にそろえる必要はありません。
いまの講座の「入口」と「その次」がつながっているかを見直すだけでも、生徒さんが戻ってきてくれるきっかけは増えていきます。
どこから始めるか迷ったら
講座の状況に合わせて、取り組む順番を考えてみてください。
新しい生徒さんの申込が少ない場合
まずはパターン1と2から。入口となる講座のテーマを分けたり、対象をはっきりさせたりすることで、見つけてもらえる機会を増やしましょう。
申込はあるけれど、リピーターが少ない場合
パターン3から。入門講座を受けた生徒さんが、次に受けられる講座を用意しましょう。
リピーターの生徒さんが増えてきた場合
パターン4〜6へ。何度も来てくれる生徒さんの声を聞きながら、コース講座や個別レッスン、月額サービスを考えてみましょう。
今日からできる、ひとつのこと
最後に、今日からできることをひとつご紹介します。
いま公開している講座を、紙やメモに書き出してみてください。そして、それぞれの講座について、次の2つを考えてみましょう。
この講座を受けた生徒さんは、次にどの講座を受けられるか
この講座は、どんな人のための講座か
「次に受けられる講座がない」「誰のための講座か、ひとことで言えない」という講座が見つかったら、そこが次に手を入れるところです。ストアカでは、ひとりの先生がいくつもの講座を公開できます。そして、「ここが知りたい」というピンポイントのニーズを持った生徒さんがたくさん集まっています。この特徴を活かして、生徒さんが学び続けられる講座の組み合わせを、少しずつ育てていってください。
まとめ:受講者が増えていく講座づくり 6つのパターン
気軽に参加できる入門講座を、いくつか用意する
「誰のための講座か」を分けて、講座をつくる
次に進める、ステップアップ講座をつくる
集中して学べるコース講座をつくる
一人ひとりに合わせた個別レッスンを用意する
月額サービスで、続けて学べる場をつくる