「私、呼吸が浅いんです。」
これ、結構よく相談される。
そんなとき、わたしがまず聞くのは
"どうして呼吸が浅いって思ったの?"
「整体で言われたから」という人もいれば
「気づくと息を止めてることがあって」という人もいる。
なるほど。
じゃあ、もうひとつ質問。
"深呼吸するときって、何か意識してる?"
鼻から吸う。
何秒吸って、何秒吐く。
お腹を膨らませる。
背筋を伸ばす。
いろいろ出てくるんだけど。
……呼吸するのに、めっちゃ忙しくない?笑
そもそも、わたしたちって今も呼吸してるじゃん。
何秒吸おうとか、どこを膨らませようとか考えてなくても。
例えば、大好きな場所にいて、気持ちいい風が吹いてきたとき。
おいしい匂いがしてきたとき。
「よし、鼻から4秒吸おう!」なんて考えないよね。笑
じゃあ、そんな場面を思い浮かべて、ちょっと呼吸してみたらどうだろう?
いつもの深呼吸と、何か違うかな?
違いがわからなくても、もちろんOK。
わたしが面白いと思うのは、ここからなんです。
同じ"深呼吸"という言葉でも
人によってやっていることが全然違う。
それぞれに「深呼吸ってこうするもの」という当たり前がある。
わたしは普段
身体の構造や使い方を見ているからこそ
呼吸を頑張ってコントロールしようとすることに
ちょっと待って!と思うことがあるんです。
だってさ、呼吸するたびに骨だって動いてる。
その動きを邪魔しているものがあるとしたら?
「もっと深く呼吸しなきゃ」の前に
確かめられることがありそうじゃない?
私はそういうところが気になる。