「授業ではわかったのに、テストになると解けない」
「解説を読めば理解できるのに、自分ではなかなか手が動かない」
高校数学で、こんな悩みを持っていませんか?
こんにちは。オンライン家庭教師ライフの稲葉です。
Zoomでのオンライン指導で、これまで300人以上の生徒さんを指導してきました。
高校生から特によく聞くのが、この「わかるのに解けない」という悩みです。
これはセンスの問題ではなく、勉強のやり方の問題であることがほとんどです。
今回は、その原因と、自力で解ける力をつけるための3つの勉強法をお話しします。
■「わかる」と「解ける」は別のもの
授業を聞いたり解説を読んだりして「なるほど」と思えた状態は、まだ「わかった」の段階です。
テストで点を取るには、何も見ずに、自分の手で最後まで解ける状態にする必要があります。
「わかる」と「解ける」の間には、大きな差があります。
この差に気づかないまま「わかったから大丈夫」と次へ進んでしまうのが、いわゆる“わかったつもり”です。
例えば、あなたが好きなドラマやアニメがあったとき
その大まかな内容や結末は分かっていても、「それを細かく説明してください」と
言われるとどうでしょう?
意外と難しいと思います
(あくまで例えなので、細かく説明できる必要もありませんし、説明できなくても全く悪くありません)
高校数学は中学に比べて解き方が長く、手順も多くなります。
そのため、わかったつもりのままだと、テスト本番で途中から手が止まってしまうのです。
■勉強法① 解説を閉じて、何も見ずに解き直す
一番大事なのはこれです。
解説を読んで理解したら、
解説を閉じて、白紙の状態からもう一度解いてみてください。
最後まで自力で解ければ、本当に「解ける」状態です。
途中で止まってしまったら、そこがまだ身についていないところです。
止まってしまったところだけ解説を確認して、また閉じて最初から解き直す。
これを、何も見ずに最後まで解けるようになるまでくり返しましょう。
私の授業でも、説明して終わりにはしません。
最後に必ず生徒さん自身にアウトプットしてもらい、本当に身についているかを確認しています。
授業では途中式まで確認しています。
正直な話、言葉を選ばずに言うと、これは結構"面倒くさい"です。
一度解いた問題をもう一度解き直すのは億劫ですよね。
ですが、だからこそ、これをやるべきなのです。
みんなが億劫だと思っている勉強をやることで、そのみんなを抜かすことができます。
「人がやりたがらないことをやる」
これは人生の成功法則の一つです。
何回も解くのが大変だったら
最初は脳内で解くイメージだけをするだけでもいいと思います。
そして最後に一回解き直しをして、それが合っていればOKです。
「聞いて終わり」「読んで終わり」にせず、自分で解いて確かめる。
これだけで、勉強の効果は大きく変わります。
■勉強法② 解説を「自分で読んで理解する」練習をする
数学が苦手な人ほど、解説を読まずに、誰かに説明してもらうのを待ってしまいがちです。
もちろん、わからないところは質問して大丈夫です。
ただ、その前に一度、
解説を一行ずつ自分で読んで、「なぜこの式になるのか」を考えてみてください。
最初は時間がかかっても大丈夫です。
「ここまではわかる」「この行からわからない」と、どこでつまずいているかがはっきりするだけでも大きな前進です。
そうすると、質問するときも「どこがわからないのか」を自分の言葉で伝えられるようになります。
かつ、質問が細かくなることで、先生も「どこをピンポイントで解説すべきか」が分かり
より分かりやすい説明を受けることができます。
自分で解説を読んで理解できるようになると、授業がない日でもどんどん勉強を進められるようになります。
これは、この先の大学受験に向けても大きな力になります。
■勉強法③ 間違えた問題は「なぜ間違えたか」を書き残す
問題を解いて丸つけをして、そのまま終わりにしていませんか?
間違えた問題こそ、成績を伸ばすチャンスです。
おすすめは、
間違えた問題と、その原因をノートにまとめておくこと
です。私は「分析ノート」と呼んでいます。
計算ミスなのか
公式や解き方を知らなかったのか
問題文の読み取りを間違えたのか
原因がわかると、次に同じミスをしにくくなります。
テスト前にはこのノートを見直して、自力で解けるまで解き直しましょう。
このノートは、自分だけの「弱点まとめ」になります。
テスト直前に見直すものとしても、とても役に立ちます。
ノートを作るのが億劫だったら
まずはその問題の横に赤ペンで「こう間違えた」など分析を書くだけでもOKです。
丁寧にやろうとすると行動のハードルが上がってしまってできなくなるので
まずはクオリティが低くても、とりあえずやってみることが大切です。
■まとめ
「わかる」と「解ける」は別のもの。“わかったつもり”に気をつける
解説を閉じて、何も見ずに最後まで解けるまで解き直す
解説を自分で読んで理解する練習をする
間違えた問題は「分析ノート」で原因を書き残し、解き直す
「わかるのに解けない」は、勉強のやり方を変えれば少しずつ変わっていきます。
大切なのは、一つひとつの問題を「自力で解ける」状態にしていくこと。
その積み重ねが、
「自分にはできる」という自信につながっていきます。
■ストアカの講座について
「やり方はわかったけれど、一人で続けられるか不安」という方も多いと思います。
ストアカでは「共通テスト対策」「英語対策」「私立高校生対策」などの講座を開いています。
授業では、生徒さん一人ひとりの学力と性格に合わせて、勉強のやり方から教えています。
わからないところはしっかり解説しながら、自分で勉強を進められるように支えていきます。
LINEでいつでも質問を受け付けていて、必要に応じて解説動画も作っています。
「高校数学の勉強のやり方を相談したい」という方も、お気軽にご相談ください。
オンライン家庭教師ライフ 稲葉