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中高一貫校 英語のテストが平均点以下に。保護者が確認したい3つのポイント

中高一貫校 英語のテストが平均点以下に。保護者が確認したい3つのポイント

どうも、こんにちは🌞
オンライン受験英語プロ講師の谷口です。

今回は、中高一貫校に通うお子さんの英語の成績についてお話ししていこうと思います。

「中学に入ってから英語の成績が下がってきた」
「ほかの教科はできているのに、英語だけ平均点に届かない」
「毎日勉強しているはずなのに、テストではなかなか点数が取れない」

このようなお悩みはありませんか?

中高一貫校では学校によって英語の進度や使用教材が異なります。中には、一般的な教科書よりも多くの語彙や文法を扱う教材を使っている学校もあります。

そのため、一度授業についていけなくなると、次の単元もわからなくなってしまうことがあります。

ただし、英語の点数が下がったからといって、単純に勉強時間を増やせばよいというわけではありません。

大切なのは、何がわからなくなっているのかを見つけること。

今回は、英語が苦手になってしまう原因と、ご家庭でも確認できるポイントについてお話ししていきます。

① 英語の成績が下がる原因は一つではない

まず考えてほしいのが、英語の成績が下がっている原因です。

英語が苦手というと、

「単語を覚えていないから」
「文法を勉強していないから」
「長文を読む練習が足りないから」

といった理由が思い浮かぶと思います。

もちろん、どれも原因になり得ます。

しかし、実際にはこれらの問題が複数重なっている場合もあります。

例えば、英文を読むことが苦手な生徒がいたとしましょう。

単語の意味がわからないのであれば、単語の学習が必要です。

一方で、単語の意味をすべて教えても英文を正しく訳せないのであれば、別のところに原因がある可能性があります。

その一つが、英文の構造を理解できていないことです。

英語では、単語を適当に並べて文章を作っているわけではありません。

主語・動詞・目的語・補語といった役割があり、単語がどのような働きをしているのかによって文の形が決まります。

ここを理解せず、単語の意味だけをつなぎ合わせて読んでいると、英文が少し複雑になったところで意味がわからなくなってしまいます。

つまり、英語が苦手になっている原因を調べるときには、

単語の知識・英文法の理解・英文の構造を読み取る力

この3つを分けて考えることが大切です。

② 文法を覚えているのに問題が解けないのはなぜ?

次に考えたいのが、英文法の勉強方法です。

皆さんのお子さんは、文法の問題集を何度も解いているのに、初めて見る問題になると解けなくなることはありませんか?

ここで一つ、簡単な例を見てみましょう。

He looks happy.
(彼は幸せそうに見える)

He likes music.
(彼は音楽が好きだ)

この2つの英文では、looks と likes の後ろにそれぞれ happy と music が置かれています。

しかし、文の構造は異なっています。

1つ目は SVC(第2文型)、2つ目は SVO(第3文型)です。

なぜでしょうか?

ポイントは、動詞の後ろにある単語の働きです。

happy は形容詞で、主語である He の状態を説明しています。

一方、music は名詞で、likes という動詞の目的語になっています。

このように、単語がどの品詞で、文の中でどのような役割をしているのかを考えることで、英文の構造を判断できるようになります。

英文法には、時制、関係詞、不定詞、分詞、比較など、たくさんの単元があります。

それらを別々の暗記事項として覚えるだけでは、複雑な英文に対応しにくくなる場合があります。

そこで、私が英語を指導する際に重視しているのが、品詞と五文型の理解です。

品詞は単語の働きを表し、五文型は英文がどのように組み立てられているのかを理解するための基本になります。

この土台を理解しておくことで、新しく登場する文法事項も整理しやすくなります。

文法問題を解くときには、正しい答えを選ぶだけでなく、なぜその答えになるのか、ほかの選択肢はなぜ間違いなのかまで考えることが重要です。

③ 定期テストの答案から弱点を見つけよう

では、実際にお子さんの英語がどこでつまずいているのかを確認するには、どうすればよいのでしょうか。

おすすめしたいのが、定期テストの答案を分析することです。

テストが返却されたとき、ついつい点数ばかりに注目してしまいがちですが、実は間違えた問題の中に、今後の勉強につながる情報がたくさんあります。

例えば、次のように間違えた問題を分類してみましょう。

単語問題で間違えている場合

単語の意味を覚えていないのか、つづりを書けないのか、それとも文の中での使い方がわからないのかを確認します。

文法・並び替え問題で間違えている場合

文法のルールを覚えていないのか、品詞や文型を理解できていないのかを確認します。

和訳や長文読解で間違えている場合

知らない単語が多いのか、主語と動詞を見つけられないのか、関係詞などの修飾関係を読み取れていないのかを確認します。

特に注意したいのが、単語の意味はわかっているのに、英文全体の意味が取れない場合です。

その場合、単語を増やすことだけに時間を使っても、思うように改善しない可能性があります。

逆に、文法の理解は十分でも語彙が不足しているのであれば、単語学習の比重を高める必要があります。

このように、同じ50点だったとしても、必要な勉強は人によって異なります。

大切なのは点数そのものよりも、なぜその点数になったのかを考えることです。

④ 学校教材を使って英語を立て直す方法

中高一貫校では、NEW TREASUREなどの教材を使っている学校もあります。

教材の難しさや授業の進め方に戸惑うこともあると思いますが、必ずしも新しい問題集を何冊も購入する必要はありません。

まずは、現在学校で使っている教材をしっかり理解するところから始めましょう。

例えば、次のような順番です。

STEP1:英文の単語を確認する

わからない単語の意味を調べます。可能であれば品詞も確認しておくとGOODです。

STEP2:主語と動詞を見つける

英文の中心となる主語と動詞を探します。文が長い場合は、前置詞を含むまとまりや関係詞節などにも注目しましょう。

STEP3:文の構造を考えて和訳する

単語を順番につなげるのではなく、どの単語がどの単語を説明しているのかを考えます。

STEP4:文法問題を自分の力で解き直す

一度正解した問題でも、理由を説明できなければ確認が必要です。解答を見ずに、別の日にもう一度解いてみましょう。

ここで注意してほしいのが、学校の授業範囲を理解するために、必要であれば前の学年の内容まで戻ることです。

関係代名詞がわからない原因が、実は主語と目的語の区別にあることも考えられます。

そのような場合に関係代名詞の問題だけを繰り返しても、なかなか理解が進まないかもしれません。

今習っている単元がわからないなら、その単元を理解するために必要な知識まで戻る。

遠回りに感じるかもしれませんが、英語の土台を作るうえでは重要な考え方です。

⑤ 保護者の方に確認していただきたいこと

最後に、ご家庭で英語の学習状況を確認するときに意識していただきたいことをお話しします。

それは、勉強時間や問題集の進み具合だけで判断しないことです。

長時間勉強していても、わからない問題の答えを書き写しているだけでは、理解が深まらない場合があります。

反対に、短い時間でも、間違えた問題の理由を考えながら取り組めているのであれば、意味のある学習になっている可能性があります。

ぜひ、次のようなことを確認してみてください。

  • 英語のどの単元が苦手なのか、本人が説明できるか

  • 文法問題の答えを選んだ理由を説明できるか

  • 学校教材の英文を自分の力で訳せるか

  • 間違えた問題を、後日もう一度解けるか

すべてできる必要はありません。

できないことが見つかったら、そこがこれから勉強していくべきポイントです。

英語は、一つの単元を理解できていないことが、その後の学習に影響する教科です。

だからこそ、何がわからないのかを明らかにして、一つずつ解決していくことが大切になります。

中高一貫校の英語についていけなくなってしまったとしても、まずは焦らず、どこから理解が曖昧になっているのかを確認してみてください。

テストの点数だけでなく、その中身を見ることで、次に何を勉強すればよいのかが見えてきます。

ぜひ、お子さんと一緒に今の学習状況を整理するところから始めていきましょう。

それでは、また次回!🌞

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