鏡を見るたび、気になってしまうほうれい線。
以前はなかった線が目立つようになると
少し気持ちが沈んでしまうこともあるかもしれません。
私自身、34歳の頃にほうれい線が目立ち始め、
「ヒアルロン酸を注入したら、この線は消えてくれるのかな?」
と真剣に悩んだ時期がありました。
けれど、多くの女性のお顔に向き合う中で気づいたことがあります。
若々しく美しい印象をつくるうえで大切なのは、ほうれい線そのものではありません。
大切なのは、頬の位置です。
頬がふっくらと高い位置をキープできていると、
お顔全体に自然な光と立体感が生まれ、パッと華やかでいきいきとした表情になります。
反対に、筋肉のゆるみなどで頬の位置が下がってしまうと、
お顔の重心が下がって間延びした印象やほうれい線を際立たせてしまうのです。

つまり、線一本だけを見て「老けてしまった…」と落ち込んでしまうのは、
とてももったいないこと。
もちろん、ほうれい線ができる理由はひとつではありません。
骨格や肌質の変化、無意識の「表情グセ」によって自ら線を深くしてしまっているケースもあります。そのため、筋肉を鍛えるだけですべての線が魔法のように消えるわけではありません。
けれど、
美しさの答えは「線を消すこと」だけではないはずです。
気になる線を隠そうとする美容から、一歩引きで見つめ直してみませんか?
筋肉の正しい使い方を学び、日常の表情グセを丁寧に整えながら
ご自身の骨格に合わせた“ベストバランス”を引き出してあげること。
それは、今ある自分の美しさを大切にしながら
未来の自分へ贈る美容習慣です。
最初はお会いした時に
「とにかくこのほうれい線を消したいんです!」とおっしゃっていた生徒様も、
トレーニングを重ねるうちに頬の位置がキュッと上がり、お顔に立体感が戻り、
笑顔が美しく変化されると
不思議なことに、皆様口をそろえて
「いつの間にか、ほうれい線が前ほど気にならなくなりました」と、パッと明るい表情でお話ししてくださるのです。
私たちが本当に目指したいのは、引きつった「線のない顔」ではなく、
表情豊かに、自然と笑顔がこぼれるいきいきとした美しさ。
美しさは、気になる部分を隠すことではなく
自分自身の魅力を丁寧に育てていくこと。
年齢を重ねるたびに、今の自分がもっと好きになる。
そんな未来を、表情筋トレーニングで一緒に育てていきませんか?