はじめに
2026年10月27日、Google DeepMind(グーグル・ディープマインド。GoogleのAI研究所)が、新しいAI「Genie 4(ジーニー・フォー)」を発表しました。世界中のエンジニアやクリエイターのあいだで、大きな話題になっています。


これまでの動画生成AIは、文章や画像を入れて、しばらく待つと動画ファイルが完成する仕組みでした。私たちは、できあがった動画を「見る」だけの観客です。途中で「やっぱり雨のシーンにしたい」と思っても、最初から作り直すしかありませんでした。
Genie 4が作るのは、動画ファイルではありません。キーボードのWASDキーやマウスで中を自由に歩き回れる「生きている仮想の世界」です。歩いている最中に文字を打ち込めば、その場で天気や出来事を変えることもできます。
たとえば、霧の湖に浮かぶ小島で、男性がサックスを吹いている場面を想像してください。これは実写でも、ゲーム会社が何か月もかけて作ったCGでもありません。AIがその瞬間に1コマずつ描いている世界です。
近づけば、サックスの金属の光り方や男性の表情がくずれずに見えてきます。サックスの音色や波の音も聞こえます。ここで「後ろの湖からクジラの尾びれを出して」と打ち込むと、世界は止まらないまま、次の瞬間にクジラが水しぶきを上げて現れるのです。
この記事では、「ワールドモデル(世界モデル)」と呼ばれるこの新しいAIの仕組みと、裏で監督役をつとめるGeminiとの関係、同じ時期のGoogleの動きまでを、順番にわかりやすく見ていきます。
続きはnoteにまとめました。
https://note.com/daiusami/n/n665e15096519