作業療法士|児発・放デイの見立てと次の支援
児童発達支援・放課後等デイサービスなどで働く支援者に向けて、担当している子どもの一場面から、「何が起きているのか」を整理し、「次に何を試すか」を決めるための考え方を教えています。
現場では、同じ行動を見ても、
「感覚の問題かもしれない」
「見通しがないのでは」
「課題が難しすぎるのでは」
「大人の関わり方が影響しているのでは」
と、複数の説明が考えられます。
一つの説明をすぐに正解とせず、次の順序で整理します。
・実際に見聞きした事実と、支援者の解釈を分ける
・本人がしようとしていたことと、大人が求めていたことを分ける
・行動を説明できる仮説を2〜3個残す
・まだ分からないことと、次に確かめることを決める
・環境、課題、道具、声かけなど、変える条件を一つ決める
・条件を変えたときに起こりそうな反応を予測する
・次に試す支援と、記録する反応を具体化する
・結果をもとに見立てと支援を見直す
扱うのは、療育の方法を一方的に伝える講義ではありません。担当ケースを題材に、観察から複数の可能性を考え、現場で検証できる形まで一緒に組み立てる実践型のレッスンです。
「支援案は出るけれど、何を根拠に選べばよいか分からない」
「ケース会議で意見は出るが、次に確認することが決まらない」
「支援者ごとに見立てや対応がばらつく」
といった状況に向いています。
理論名や支援技法を覚えることが目的ではありません。観察した事実から考え、条件を変えて試し、その反応を次の支援へ返す。こうした臨床推論を、明日の現場で使える形にすることを目指します。
観察と解釈を分け、複数の見立てから現場で試す次の一手を具体化します
¥11,000
作業療法士|児発・放デイの見立てと次の支援