社会保険労務士・健康経営エキスパートアドバイザー
カスタマーハラスメントについては、いくつもの誤解があり、行動をためらわせています。「波風を立てたくない」「我慢すれば済む」といった“ことなかれ”の心理が根底にあるのでしょう。
いくつかの例をあげます。
1.「お客様は神様です」は三波春夫さんの発言の曲解です。「ステージに立てばお客様を神様と思って、心を込めて歌う」という意味なのです。「顧客に絶対服従せよ」「無理難題でも我慢せよ」等とは一言も述べておられません。
2.「警察は民事不介入」という言葉も、間違って使われています。カスハラは度が過ぎれば刑事事件そのものです。そこまで至らなくても、警察は市民の安全を守るために力を貸してくれます。
3.カスハラ対応は難しいと思っていませんか。初動対応を明確にしておけば、ほとんどのカスハラは現場ですぐ解決できます。
このような誤解を晴らしつつ、皆さんの職場ですぐ対応できる実践的な対策をご提案します。
なお、東京都ではカスハラ防止対策について40万円の奨励金を支給する制度を始めておられます。都内で事業をされている方はぜひご活用ください。
社会保険労務士・健康経営エキスパートアドバイザー