【言語現象には必ず理由がある】
University College London言語学修士(Neil Smith Prize受賞)・IELTS 8.0・英検1級取得の「本物の英語教師」ガリレオとともに、本物の英語発音を基礎に据え、文法や語法を支えることばの仕組みから英語を学んでいきましょう。
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今回は、生成文法入門ということで、主にXバー理論について学びました。
解釈が4通りもある文にはびっくりし、そのような洗練された演習を通して学ぶことで、これまでの疑問点が解決すると共に、新たな疑問点もたくさん浮かび上がってきて、次はその疑問点を晴らしていく、というようなとても濃い時間を過ごせました。
生成文法の分野では、どんどん新しいモデルが出てくるにつれて抽象度が増しているような印象を受け、理解するのには一苦労しているのですが、そういう時こそ、なぜ旧式のモデルから新しいモデルが作られたのか(旧式のモデルのどことどこを、統一的に説明できるようになったのかなど)を考える事が、新しいモデルを理解をするための1つの手段なのかなと、今回の講座を通して感じました。
言語学者ではない語学学習者にとっては、生成文法はあくまで塊と塊の繋がりを意識するための手段の1つであり、気づかぬうちにそれを極めることが目的にならないように注意はしつつも、引き続き少しずつ生成文法も学んでいこうというモチベーションにもなりました。
先生、今回もありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。
講義の中で印象に残っているのは「副詞は品詞のごみ箱」という言葉でした。
かつて前置詞の後に置かれていた動詞の前に移動したことで前置詞が副詞として
再定義されたということでした。句動詞の話にありましたが、「自動詞+前置詞+目的語」の形をとる語を目的語をとるので準他動詞とするのか、それともあくまで前置詞付きの自動詞とるのか、どこまで定義を厳密にするかという点はなかなか難しい話だと思いました。
日本語でも他動詞は行為や感情の対象を目的語にとる語とされていますが、例えば「~に到着する」という動詞については「~に」が単なる場所を表すため、他動詞ではなく自動詞と定義されています。個人的には「~に」行為の到達点と考えて他動詞と定義してもよい気がしますが、英語でもarriveは自動詞です。どのように他動詞、あるいは自動詞と定義するのかは英語でも日本語でも難題であるようです。ただその難題について、「そんなことを気にしていたら先に進めないよ」などといった言葉で逃げずにしっかりと正面から向き合うのが先生の講義の面白さだと思います。次回も楽しみにしております。ありがとうございました。
今回が初めての参加となりましたが、前置詞について非常にわかりやすく解説していただき楽しかったです。
コメント欄は文字数制限がありますので、あまり長くはかけないですが前置詞は
コアイメージがあり、前置詞が指す概念が具体的なものから抽象的なものに
変わっても、ベースにあるのはそのコアイメージということがあらためてよく
わかりました。まさにそのあたり前置詞のofと同じだなと思いました。
(分離はしても関係は継続している)
また先生の説明で非常に納得がいったのが、話し手の捉え方で用いられる前置詞が
変わり、話し手のイメージの中でズームアウトするとat、ズームインするとinという
説明でした。授業の中でグーグルマップやグーグルカレンダーを使って例えて
いただいたのがわかりやすかったです。
話し手の意識次第でどんなに長い時間や広い場所でもatという前置詞がつくことも
あり、反対にどんなに短い時間や狭い空間でもinが付くことがあるというのは
自分の中で新しい発見でした。
次回の授業も新しい発見や学びに出会えることを楽しみにしています。
遅い時間までありがとうございました。