人事制度 戦略講座:企業競争力強化の視点、成果を阻害する要因と対策

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人事 評価制度と企業競争力の関係(4つの視点)、成果の出る制度策定と運用を阻害する6つの要因を徹底的に学んで下さい

こんなことを学びます

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人事 評価制度の観点から企業競争力を考えると、以下の4つが
とても重要です。

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① 人材育成 は会社 戦略 よりも一歩も二歩も先んじること
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人材育成戦略は会社の経営戦略の一環として整理されますが、
その実行は常に会社経営戦略よりも一歩も二歩も先んじることが
大切です。
 
何故ならば、ビジネスチャンスの確実な獲得に必要な取り組み
だからです。
目の前にとても魅力的なビジネスチャンスが現れても、それをモノ
にするだけの人材がいなければ獲得はできません。
だからこそ、会社の根本である理念・ビジョンに適った人材を
先手先手で育てる必要があるのです。

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(2)組織対応スピードは企業競争力を決定付ける
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例えば、今までの半分の時間で、
・意思決定ができたり、顧客のニーズに対応できたり、
 商品・サービスが開発できたり、納品ができたり ・・・ など

このような状態を作り出せば、企業間競争において圧倒的に優位に
立つことができます。

人事評価制度 は、個人と組織の仕事のスピードを高め、仕事の生産性
を高めるための手段です。

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(3)経営戦略の中心に社員の 自己実現 目標を据える
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経営戦略も 人材育成 戦略も、社員の自己実現をサポートする手段
として機能させるという発想です。

自分の自己実現目標の実現を目指して、「強烈にモチベートされた
人材」に変革し、これらの社員の仕事ぶりを「公平感ある評価と
改善支援」でサポートできれば、人も組織も必ず活性化します。

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(4) 人事評価 制度をリスク管理の切り札として捉える
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例えば、評価項目「問題対応力」
~(定義):現状とあるべき姿のギャップを認識し、
      ギャップ解消に向けた方策を考え実行する

このような意識と行動が実現できれば、適切な問題対応ができるし、
問題そのものの発生可能性も減少します(→リスクの減少)。
これらの仕事ぶりを表したものが評価制度なのです。

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ところで、なぜ、多くの会社では人事評価制度が上手く機能しない
のでしょうか?
上記の4つの視点がぶれてしまっていることも原因なのですが、
実は以下のような6つの阻害要因(間違った認識)があるのです。

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①確保できる時間の問題(忙しくて時間が取れない)
②優先順位(緊急性と重要性)の問題(今やる必要はない)
③即効性(評価と成果の時間的なズレ)の問題(すぐに成果が出ない)
④確保できる予算の問題(人材に投資するよりも業績アップへの投資が優先)
⑤スキルの問題(制度策定の知識やノウハウを保有している人材がいない)
⑥意識・意欲の問題(自分の本来業務ではないのでやりたくない)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このような意識や行動特性を払しょくすることがとても重要です。

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でも、なぜ、このような間違った意識や行動をとってしまうのでしょうか?
それは・・・

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★ 人事制度 は「 売上 に貢献しない」
★ 人事部門 は「 売上 に貢献しない」
★ 人事制度 は「 処遇 決定ための手段」
★ 人事制度 は「 人事 部門で作るもの」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

といった固定観念(これらも阻害要因なのですが)があるからです。
当然ですが、これらも払拭する必要があります。

そのためには、「育成=業績」といった善の循環の仕組み作りが
必要不可欠です。

単なる「差をつけるための道具」では、ほとんど意味がありません。

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改めて、ストアカ講師の山藤と申します。
私は、平成3年7月まで㈱日立製作所の人事教育部門に14年在籍し、
採用、教育、処遇(評価・賃金・昇進・昇格など)、労務、労政などを
担当してまいりました。
中小企業診断士の資格を取り、その後独立し、以来30年間、人事・人材系
を中心にコンサルティングを行っています。
長くやってきたことも取り柄の一つなのでしょうか、ご支援させて頂いた
企業も300社(事業所)を超えました。

最近は、
人材育成の仕組みと業績向上の仕組みを組み込んだ 人事評価制度の策定・
運用のサポートを中心に活動しております。

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本講座のメリットは、

●会社戦略と人材育成の関係、その本質や取り組みの方向を知ることが
 できる。

●単なる制度ではなく、人材育成と業績向上に直接的につながる、
 人事制度の作り方やノウハウを学べる。

●人事制度を通じて、人材育成と業績向上の具体的な方法や仕組みを
 イメージすることができる(自社活用のイメージがつかめる)。

●人材育成といった切り口で、自身のキャリア形成につながる
 (一生の知的財産になる)。

・・・など。

もちろん当然ですが、社員のスキルアップ、モチベーションアップ、
職場の活性化などにも直結します。
経営戦略 、 経営分析 、 マネジメント 、 リーダーシップ の強化にも
つながります。

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講座内容の要点は、

※今回の講座では、特に下記の①と②を中心にお話し致します。

①人事評価制度と会社戦略の関係について
 ~なぜ、人事評価制度は企業競争力を強化する有効手段になるのか
  (4つの視点)

②成果を妨げる制度策定と運用での6つの壁(阻害要因)とは

③人事評価制度の3つの段階の価値について
 ~「制度→人材→業績」へステップアップするための取り組みとは

④人事評価制度の全体像と個々の制度の策定・運用の重要ポイントに
 ついて
 ~「4+1」の主要制度の狙いと策・運用定のポイント(ノウハウ)
  とは

を、他社実例なども交えて学んで頂きます。


●受講者の声
下記は、人事評価制度策定研修での参加者の感想です。

≪人事評価制度は差をつけるためのエンマ帳ではない≫
(人事部長 男性50代)
・人材育成が狙いであることは分かっていたが、結果として差をつける
 制度になっていた。正しく評価することが主目的ではなく、社員
 一人一人が自分の長短所を自覚し、改善していくことが重要。
 これが自社の付加価値につながることが実感できた。

≪人事評価制度ひとつで組織風土は変わってしまう≫
(社長 男性40代)
・人事評価制度で組織風土ががらりと変わる、そんな危機感というか、
 風土改善の必要性を感じた。何を評価するか、どうサポートするかで
 モチベーションも変わってくる。とにかく今のままでは「人」も「業績」
 もじり貧だ。何とかしたい。その光明が見えてきた。
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開催日程がありません

開催予定エリア渋谷・恵比寿

価格(税込)¥12,000

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受けたい
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対面受講日程

開催日程はありません。

オンライン受講日程

開催日程はありません。

この講座の先生

人と組織を活性化する「人事・人材コンサルタント」

初めまして。人事コンサルの山藤と申します。

㈱日立製作所の人事教育部門に14年在籍し、採用・処遇
(評価・賃金・昇進など)・教育・労務・労政業務など
を担当し、H3年に独立。中小企業診断士。

著書:・人事評価制度に人材育成の仕組みと儲かる仕組み
    を組み込む法
   ・小さな会社の人事評価制度パーフェクトバイブル

ほぼ30年経ちましたが、長くやるのも取り柄のひとつで
しょうか? 350社以上の企業(事業所)で
人事制度・人材育成をご支援させて頂きました。

●仕事の概要は

・ “人材育成と業績向上” の...
+続きを読む

当日の流れとタイムスケジュール

今回の講座では、特に下記の①と②を中心にお話し致します。

<30分>
①人事評価制度と会社戦略の関係について
 ~なぜ、人事評価制度は企業競争力を強化する有効手段になるのか
  (4つの視点)

<30分>
②成果を妨げる制度策定と運用での6つの壁(阻害要因)とは

<随時>~ご要望に応じて以下の視点についてもお話し致します
③人事評価制度の3つの段階の価値について
 ~「制度→人材→業績」へステップアップするための取り組みとは
④人事評価制度の全体像と個々の制度の策定・運用の重要ポイントに
 ついて
 ~「4+1」の主要制度の狙いと策・運用定のポイント(ノウハウ)
  とは
続きを読む

こんな方を対象としています

以下のような課題・お悩みの会社、経営者、責任者様が対象です。

・自社の社員をどのような方向で育成すればよいなが分からない

・人材育成がなぜ業績に結び付くのか、今一、理解できていない

・初めての仕事や難しい仕事にしり込みをする。「経験がないので、能力
 がないので・・・」と、自分で自分の限界を勝手に決めつけて、それ以上
 のことをやろうとしない。

・いつも夜遅くまで仕事をしているが、アウトプットが出せない。

・元気に一生懸命やっているが、空回りしている(自分のミッションを
 理解していない、頑張りの方向性がズレている)

・ミスやクレームなどを隠そうとする傾向がある。

・ モチベーション が下がっている。集中力が続かない。

・指示したことしかやらない。問題意識が薄く、後ろ向き。

・会社と社員、上司と部下、自分と同僚・・・のコミュニケーション
 が悪い。

・上司は部下をサポートできない(スキルも意識もない)

・優秀な社員ほど辞めていく。

・やる気のない社員にとって、居心地の良い 人事制度 になっている。
 (毎月給料は貰えるし、昇給もある・・・)
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受講する際は以下をお読み下さい

オンライン(Zoom)での講座ですので、必ずお顔出しで
ご参加下さい。
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※ストアカでは講座に適用される保険を用意しています。詳しくはストアカ補償制度をご覧ください。

レビュー1

  • 楽しかった( 1 )
  • 勉強になった( 1 )
  • 受ける価値あり( 1 )
  • この講座は「人事制度の悩みに真摯に応えてくれる講座」でした
    男性

    私は人事部門の人間ではありませんが、組織のリーダーとして部下一人一人の成長や組織力強化のために人事制度を学びたく受講しました。
    マンツーマンで私の悩みにフォーカスして、相談議論させていただき、明日からの改善視点が明確となりました。
    本当にありがとうございました。

    先生からのコメント

    レビュー有難うございます。
    講座は人事戦略がテーマでしたが、受講生の方の現場レベルでの
    お悩みについていろいろと意見交換させて頂きまた。
    ご満足頂きまして嬉しい限りです。
    通常、人事評価制度は人事部門が中心となって策定するものですが、
    運用は現場が中心です(制度運用の主役は社員です)。
    これを自ら体現されている受講生の○○さんには頭が下がります。

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