山藤 茂

こんなことを教えています

「仕事もプライベートも」もっと可能性を引き延ばす

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この教室が、法人企業様とそこで働く社員の皆様、更には事業家・フリーランスの方々にとって
「自社（自分）の可能性を知り、積極的に
自社（自分）
を高めていく」ためのヒントになればと思います。
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（１）人事評価制度の策定と運用で会社と社員の成長
発展をサポート

●人事評価制度の本来の狙いは

「人材の育成、職場の活性化、業績の向上」

です。

そして、これらを実現するためには次の３つの段階
の価値を確実に実現する必要があります。

・第１段階
　～社員を正しく評価し、正しく処遇に反映させる
　　「制度としての価値」
・第２段階
　～人材育成・職場の活性化を実現する
　　「企業体質改善手段としての価値」
・第３段階
　～実際の売上・利益の向上やコストダウンなどに
　　よる「新たな付加価値獲得手段としての価値」

多くの企業の実態を見ますと、第１段階にとどまって
いる企業が大変多く、
また、多くの人事コンサルの方々も第１段階の整備が
中心になっています。

これでは、人材育成も業績向上もままなりません。
差別的な優位性も発揮できません。

人事評価制度で具体的な成果を出すには、３つの段階
の価値を一気に駆け上がることが求められます。

●それぞれの意味合いをご紹介しますと・・・

≪第１段階～制度としての価値化≫

人事評価制度の本来の狙いは「人材育成・職場活性化・
業績向上」です。
そしてこれらの本来的な狙いを実現するために必ず
必要なことは「制度としての価値」が存在することです。

まずは制度としての価値が存在しない限り、これらの
本来的な狙いの実現はありません。

やはり最終的には評価結果によって処遇を決定する
わけですので、より適正に評価できる制度が必要です。

しかし、この第一段階でつまずいてしまっている会社が
大変多いのも現実です。
自社にとって正しい評価制度をきちんと作り、より
正しく評価・処遇するということは最低限必要なことです。

≪第２段階～企業体質改善手段としての価値≫

正しく評価し処遇に反映させた結果として、人材育成
や職場の活性化に直結しないとその価値は半減どころか
ほとんど意味のないものになってしまいます。

社員の改善課題をより適正に導き出し、ＯＪＴとＯｆｆＪＴ
をうまく使い分け、社員のやる気やスキルの向上を図る
ことが必要です。

このモチベーションアップの仕組み、そしてスキルアップ
の仕組みを制度そのものや運用に組み込むことで、
社員自らの能力開発や会社の様々な課題改善につなげて
いくことが必要です。

≪第３段階～新たな付加価値獲得手段としての価値≫

制度としての価値や企業体質改善手段としての価値が
実現できたとしても、これらが会社の売上や利益に
直結するとは限りません。
中長期的には会社の業績に寄与するとしても、多くの
場合、すぐに寄与するわけではありません。

会社の将来を見据えて企業体質改善の努力を行うことは
とても重要ですが、企業体質の改善とほとんど同時並行的
に売上・利益の向上が実現でき、しかも継続性が
あれば鬼に金棒です。

どのような制度や仕事も最終的には売上・利益に
つながらないと会社の存続は望めません。
社員の能力アップの結果を会社の業績に変換できる
自社独自の仕組みが必要です。


以上が人事評価制度の３つの段階の価値です。
この３つの段階を一気に駆け上がるための制度作りと
運用の仕掛け作りが重要です。

「何年かかってもいいから腰を据えてじっくりステップ
アップして行こう」といった意識では、何年かかっても
第１段階ですら実現できません。

●このように３つの段階の価値を備えた人事評価制度
を策定し運用すると、ほぼ確実に成果が出ます。

しかし・・・

このような成果の出る状態を１年で作り上げるのか、
２年で作り上げるのか、
あるいは、３カ月で作り上げるのか・・・、
とても大切な視点です。

可能な限り短期間で、これらを実現する方法や進め方は
あるのでしょうか？

実はあるのです。
これこそが「タイムマネジメント」ノウハウなのです。


（２）仕事とプライベートの両面で劇的な生産性アップを
実現する「タイムマネジメント」とは

※プライベートの「生産性」なんて、少し違和感が
あるかもしれませんが、“達成感・充実感・やりがい・・・”
という風にお考え下さい。

多分、多くの人がスケジュールノートやシステム手帳
をもっておられると思います。
そして、そのノートにはスケジュールが細かくびっしり
と書き込まれているのではないでしょうか。

でも、これだけきちんとスケジュールを管理している
はずなのに、少しも時間の使い方がうまくならないと
お感じになることはないでしょうか。

それは・・・、こうしたスケジュールノートでの時間管理
は、本来の意味での「スケジュール管理」ではないから
です。

皆さんのスケジュールノートの中は、お客様やお友達
とのアポイントメントや会議の始まる時間など、
要するに「アポ」で一杯なのではないでしょうか。

「アポ」はあくまでも「アポ」です。
それをメモしておくことは、忘れないという意味で大変
重要なことですが、だからといって、時間の使い方が
うまくなるとは言えません。

本当の「スケジュール管理」とは・・・

『一つの業務が始まってから終わるまで、その仕上がり
過程の一つ一つの変化を日々捉えていく』

ことなのです。

業務をブレイクダウンして、「どのような行動」を起こ
すかを具体的に決め、その行動を「いつ」するかを明確
に決めることです。

そうすれば少ない時間で多くの成果を上げることができ
るのです。

人事評価制度で社員に期待する仕事ぶりを整理し、
その仕事の一番効率的で効果的な “やり方・進め方”
を実践し習慣化することで成果が出ます。

だからこそのタイムマネジメントなのです。

もちろん、時間管理は何もビジネスだけの手法ではあり
ません。
当然、『プライベート』にも大いに活用できます。

人によっては、プライベート中心で活用している方も
おられると思います。

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人事評価制度で、会社と社員の成長の方向性と
あるべき状態を明確にし、

タイムマネジメントで、それを確実にハイスピードに
実行していく

そしてそれらが、結果として会社と社員の成長（付加価値
の増幅）につながるといった「善の循環」を創り出す
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これらは夢でもなく、理想でもありません。
必ず実現する「目的・目標」としてお考え頂けると幸いです。