■ 多くの朗読は、綺麗な声・滑舌を重視して、淡々と話し、聞き手に想像してもらうようにしています。
一方、アイゼの朗読は、俳優の演技術を使って『雰囲気を伝える朗読』を目指しています。
演技は日常と同じくらい感情を表現するものですが、それをそのまま朗読でやると、聞き手は聴くことに疲れてしまいます。そのためアイゼでは、演技と朗読のちょうど中間くらいの表現を目指しています。
よく、朗読で感情を入れようとすると、子供に読み聞かせするようなワザとらしさが出ます。それは、声の「強弱」だけで話そうとして単調になるからです。
次の動画の朗読は雰囲気や感情の微妙なニュアンスまで声に表れるように心がけました。それは極端にいうと、一音一音に意味や感情を吹き込むようにすることです。
この動画で、アイゼの目指している朗読の方向性が分かると思います。
実は淡々とした綺麗な朗読の練習では、表現の幅が狭く上達しにくいので、アイゼの練習のある段階で「特徴が強いくらいの表現」をするようにしています。
最終的な「朗読の表現」としてなら、そこまで特徴は必要はないですが、特徴的にするには、かなりのテクニックが必要です。
そのテクニックは、朗読、演技、声優、スピーチ、プレゼンでも活用でき、日常会話で繊細な気持ちを伝える時にも活きるはずです。
しかし、特徴的な表現練習をすると悪い癖がつくのではと心配されます。安心してください、「普通」に戻すのは簡単にできます。
普通に戻しても、特徴的な時のニュアンスをお好みの量で残すことができるので、棒読みになりにくくなります。
表現というのは、まず大きく準備してから、好みの大きさに調整していくのが、実は一番スムーズな方法なんです。
■ 普通の朗読・演技・声優・スピーチの練習は、滑舌・イントネーションを大事にしています。もちろんそれも大事です。
しかし、そういう外面的なことを先に手を付けると、感情や雰囲気という内面は固まってしまい、上辺の感情表現しかできなくなります。
そのため、アイゼではまず「雰囲気を感じる・自由な表現・感情のままの話し方」というのから始めて、仕上げに滑舌・イントネーションなどを整えていく方法をとっています。
まず内面を作ってから外面を作るのが表面的な表現で終わらない方法です。
しかし、自由に表現といっても、自由になるのは難しいと思います。
たとえ一度は自由になれても、次の日にはなれなかったり、マンネ、ワンパターンの表現しかできなくなります。
アイゼでは「自由にしなさい」ではなく、「こうすれば自由になれる」という方法をアドバイスしています。
🔶「表現するのが、ちょっと恥ずかしいな…」という方へ
特徴的に表現をするのは恥ずかしいと思われるかもしれませんが、
正しい「イメージの仕方」をすれば、頭でっかちにならず、イメージに勝手に動かされるので恥ずかしいなんて全然感じないんです。
こちらは演技講座の動画になります。
演技は朗読より難しいですが、演技未経験者が数時間で大きく上達しているのがわかります。
内容
・1~3本目:演技未経験者の数時間後の演技
・4~5本目:経験者の演技癖の改善
・6~8本目:アイゼメンバーの個性的な演技
・【キャラクター 七変化】アイゼに未経験で入所して2年のメンバーの演技
・【感情開放】
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練習題材は受講生さんが希望のものを用意していただいてもいいです。
特になければ『羅生門』の冒頭シーンを題材に使います。
青空文庫で15分ほどで読めるので、全文読んでおいた方が理解しやすいです。
最初の2ページ分は、こちらでも見られます。
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https://blog.aize.tokyo/move/#d1オンライン受講の場合は、zoom以外で台本が見られるようにしておいてください。
先生がフランクで話しやすい方で堅苦しくなく、楽しいレッスンでした。「銀河鉄道」を読んでみたいと当日希望をお伝えをしまして、冒頭部分だけでしたが何回も何回も読んでいるうちに感情が乗りやすくなるのがわかりました。
綺麗に読むのではなく、世界観を伝える朗読とはこういうことかと体験できまして、学びの多い時間になりました。ありがとうございました。