紅葉の秋。
静かなお寺の庭を眺めたり、いつもの道を散策するだけで
何となく心が落ち着き、リラックスできますね💖
ふと「瞑想」と「マインドフルネス」について書いてみたくなりました。
よく耳にする言葉ですが、どんな違いがあるのでしょうか?
同じ意味で使われることも多いようですが、実は少し違うのです。
🔷瞑想は「練習の方法」:
瞑想とは、注意の向け方や心のあり方を育てるための、さまざまな練習の総称です。
呼吸や身体の感覚、音に注意を向けるもの、
歩きながら行う歩行瞑想、
自分や他者への思いやりを育てる慈悲の瞑想など、
種類も目的も一つではありません。
🔷マインドフルネスは「気づきのあり方」:
マインドフルネスとは
ある見方では「意図的に、今この瞬間に、評価や判断を加えずに注意を向けることで生まれる気づき」とされます。
ご飯の味や香りなど、五感を味わうことや
歩くときの足裏の感覚に意識を向けることなど
日常の一場面も、マインドフルネスの実践になります。
🔷マインドフルネスの3つの要素:
*意図的に:
なんとなく、ではなく、「今、足裏の感覚を感じてみよう」と、自分で注意の向け先を選びます。
*今この瞬間に:
例えば「今、過去を思い出しているな」「明日のことを心配しているな」と、現在起きている心の動きに気づきます。
*評価や判断を加えずに:
「焦ってはダメ」と打ち消す前に「今、不安な気持ち…」「肩に力が入っているな」と認めます。
🔷二つの関係:
筋トレにたとえると、マインドフルネスは「身につけたい力や状態」
瞑想はそのための「エクササイズ」です。
つまり、マインドフルネスを育てる代表的な方法の一つが瞑想、と考えることもできます。
🔶「何も考えない」ことが目的ではありません:
呼吸に意識を向けて、心を整えようとしても
「夕飯、どうしよう」
「あの人にはいつもムカつく!」
「あの課題、明日までにやらなきゃ…」と、次々に考えが浮かびます。
それは誰にとっても、ごく自然なことで、全く問題ありません。
大切なのは、考えごとをしないのではなく
今、思考が働いていたことに気づき、手放し、呼吸に戻ること。
意識がそれる → 気づいて手放す → 戻る。
この繰り返しそのものが練習です。
また、「判断しない」とは、何でも我慢して受け入れることではありません。
例えば、気持ちがイライラしているときに
「こんなにイライラする自分は、ダメだ!」と思う前に
「今、不安やイライラを感じているんだな」と気づくこと。
そして、そんな状態にあることを認めるだけでOKです。
🔶心が整う仕組み:
だれでも、気分が落ち込んだり、焦りや怒りでいっぱいいっぱいになることがあります。
マインドフルネスは「今、私はネガティブな感情を経験している」と一歩引いて気づく力です。
不安や怒りをなくすのではありません。
反射的に反応してしまう前に、次の行動を選ぶ余地をつくります。
たとえばイライラしたとき、すぐに言い返さず、
肩の力みや呼吸の速さに気づいて、そっと一呼吸してみる。
そんな小さな変化も大切な効用です。
🔶安心して始めるために:
まずは、少しの間、足裏が床に触れている感覚や、自然な呼吸を感じてみましょう。
深い呼吸をしなくても、目は閉じなくても大丈夫ですよ。
瞑想やマインドフルネスは、今の自分の状態に気づき、
必要なケアや対策を選べるようになるための実践的なツールです🌈