お客様は来てくれる。
繰り返し通ってくださる方もいる。
それでも「この先どうやって事業を育てていけばいいんだろう」と迷うことはありませんか。
売上は増やしたいけれど今より忙しくなると家族や自分の時間が減ってしまいそう。
新しいことにも興味はあるけれど自分に何ができるのかはよくわからない。
サロンやコーチ、教室業などを一人で営んでいると今の仕事を大切にしたい気持ちとこの先への迷いが同時にあるかもしれません。
僕はWeb制作の仕事から個人事業を始めました。
今はその経験も活かしながら個人事業主の方のブランドづくりを支援しています。
この記事では「個人事業主の方にこそ、ブランドづくりを考えてほしい理由」をお話しします。
■ 僕も「もっと働くしかない」と考えていました
以前の僕はWebサイトのコーディング業務を「1ページいくら」という形で受けていました。
この業務で売上を増やそうとするとまず思い浮かぶのは受ける仕事の量を増やすことです。
でも忙しい時期でも満足できる売上に届かない。
このやり方でさらに売上を増やすにはどれだけ働くことになるんだろう。
そんな行き詰まりを感じていました。
その後はとある起業家さんの支援を受けながら仕事の進め方や自分が提供できる価値を見直してきました。
制作の仕事を続けつつお客様と対話しながら事業の方向性を考える支援事業へと仕事の幅も広がりました。
自分の経験を誰のためにどう活かすか。
そこを考えることで事業を育てるための選択肢も変わるのだと感じています。
■ どんなときに頼ってもらえる人なのか
ブランドづくりというとロゴや写真を整えることを思い浮かべるかもしれません。
僕がその前に大切にしているのはお客様にとって自分がどんな存在なのかを考えることです。
どんな状況の人の力になれるのか。
その人にどんな変化を届けられるのか。
そのために自分は何を大切にして関わるのか。
こうしたことが発信やサービス案内から伝わり実際の対応でも感じてもらえる。
その積み重ねが「あの人にお願いしたい」という期待や信頼につながっていくと考えています。
そしてこれらを考える手がかりはこれまでのお客様との関わり方に現れてきます。
■ 最近関わった一人のお客様を振り返る
自分の強みを考えようとしてもすぐには言葉が出てこないことがあります。
そんなときは喜んでもらえた仕事を一つ選んで振り返ってみてください。
たくさんのお客様をまとめて考えるより一人との具体的な出来事から始めると考えやすくなります。
書き出してみてほしいのは次の三つです。
① その方はどんな状況で何に困っていましたか?
利用する前の様子や相談された内容を思い出してみてください。
② 関わる前と後でその方にどんな変化がありましたか?
お客様から実際に聞いた言葉や自分が確認できた変化を手がかりにします。
わからない部分は想像で埋めず確かめたいこととして残しておきます。
③ その過程で自分は何を大切にしていましたか?
「丁寧に対応した」だけで終わらず実際に取った行動まで思い出してみてください。
たとえば相手が希望を言いやすいように質問の仕方を工夫したこと。
無理のない選択ができるように一緒に考えたことなどです。
三つを書いたら次の形でつないでみます。
「〇〇な状況の方が〇〇になれるように、〇〇を大切にして関わる」
きれいなキャッチコピーに仕上げようとせずまずは自分の仕事を説明する仮の一文にしてみてください。
■ 振り返った経験をこれからの選択に使う
一人のお客様との経験から見えてきたことは他のお客様との関わりにも当てはまるでしょうか。
共通する部分や違う部分を見比べると自分が力になりやすい相手や大切にしている関わり方が少しずつ見えてきます。
それは発信で何を伝えるかを考える材料になります。
今のサービスで残したいことや見直したいことを考える材料にもなります。
そのうえで価格や提供方法に加え、仕事に使う時間も自分が望む暮らしと照らし合わせて考えていく。
新しいサービスを始めることも今のサービスを育てることも選択肢になります。
僕はブランドづくりを通してお客様に届ける価値と自分が大切にしたい働き方の両方を考えていきたいと思っています。
これまで喜んでもらえた仕事には自分では当たり前にしていた工夫が含まれているかもしれません。
その一つひとつを言葉にすることがこれからどんな仕事を育てていくかを選ぶ土台になります。
マーケティング・広報PR
自己紹介
学びになった 0
保存 0
サービスに自信がある個人事業主こそ、ブランドを整えるべき理由
この記事を読んだ方におすすめ
この記事を書いた先生の講座・サービスです。先生から直接学べます。