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会社員時代は新人営業No.1。でも、会社員は向いてなかった話

会社員時代は新人営業No.1。でも、会社員は向いてなかった話

新卒1年目、新規営業で一位の成績を出しました。

でも、正直に言うと、その結果に自分自身はあまり価値を感じられなかったんです。

「せっかく結果を出したのに?」

と思われるかもしれません。

僕も、仕事で成果を出すことは大切だと思っています。
今でもその考えは変わりません。

ただ、当時の僕には、もっと根本的な問題がありました。

そもそも、営業成績を上げることが、自分の目指したい方向性と一致していなかったんです。

今日は、そんな会社員時代の話をしてみようと思います。

起業する前に、まず会社員として結果を出そうと思った

僕は新卒で、第一志望だった株式会社パソナに入社しました。

当時から起業を考えていて、その前にまずは会社員として実績を出そうと思っていました。

会社員として仕事をする以上、きちんと成果を残したい。

そんな思いで営業に取り組みました。

新規営業は、決して楽なことばかりではありません。

飛び込み営業で訪問した会社で、名刺を破られたこともありました。

もちろん、そんな経験が毎日のようにあったわけではありませんが、営業で結果を出すというのは、数字だけを見るよりずっと泥臭い仕事でした。

それでも営業に取り組み、1年目には新規企業開拓数でNo.1という成績を残すことができました。

ここだけ切り取ると、順調な社会人生活に見えるかもしれません。

第一志望の会社に入社して、1年目から結果を出す。

履歴書に書けば、悪くない経歴だと思います。

でも、実際はそんなにきれいな話ではありませんでした。

No.1になっても、思っていたほど嬉しくなかった

営業で結果を出せたこと自体は、もちろん意味のある経験でした。

仕事の進め方を考えたり、行動を積み重ねたり、成果につなげるための工夫をしたり。

学んだこともたくさんあります。

ただ、結果が出たからといって、「これが自分のやりたいことだ」とは思えなかったんです。

なぜなのか。

今振り返ると、理由はシンプルです。

僕が本当に目指していたのは、
営業成績でNo.1になることではなかったから。

起業を考えていた僕にとって、営業の実績は一つの通過点でした。

ところが、目の前の仕事で成果を出すことに集中していると、いつの間にか「何のために頑張っているのか」が見えにくくなります。

結果を出すために努力する。

評価される。

また次の目標を追いかける。

それ自体は、決して悪いことではありません。

実際、数字を追いかけることにやりがいを感じる人もいますし、営業という仕事が好きな人もいます。

でも、僕の場合は違いました。

成果は出せる。でも、その成果を積み重ねた先に、
自分が望む未来が見えていなかったんです。

仕事ができることと、その仕事が合っていることは別

もう一つ、当時の僕が苦労したのは、会社員としての働き方でした。

営業で結果を出せても、会社や組織の雰囲気になじめない部分がありました。

会社員時代には体調を崩して入院した経験もありますし、朝、電車に乗れなくなったこともあります。

もちろん、これは僕自身の経験です。

会社員という働き方が悪いわけでも、営業という仕事が悪いわけでもありません。

ただ、少なくとも僕にとっては、成果を出せていることと、無理なく働き続けられることが一致していませんでした。

この経験から、今でも大切にしている考え方があります。

それは、「できる仕事」「評価される仕事」「続けたい仕事」を分けて考えることです。

例えば、営業成績が良い人が、必ずしも営業を続けたいとは限りません。

管理職に昇進できる人が、必ずしもマネジメントをやりたいとは限りません。

周囲から「向いている」と言われる仕事でも、本人が大切にしたいこととは違う場合があります。

逆に、今は成果が出ていなくても、経験を積むことで力を発揮できる仕事もあると思います。

だから、目の前の評価だけで、その人のキャリアを決めるのは難しいんですよね。

先輩から教わった「何のために?」という考え方

会社員時代、今でも覚えている先輩とのやり取りがあります。

研修のとき、先輩から「3か月後、どうなっていたらゴールなの?」と聞かれました。

僕は「数字を出せる営業になることです」と答えました。

すると、「数字って何の数字? 名刺の数? 訪問数? 受注数?」と、さらに質問されたんです。

受注数だと答えると、今度は「じゃあ、受注するためには、どんな行動が必要なの?」と。

目標から逆算して行動を考えることを、このやり取りから学びました。

当時の僕は、最初から戦略的に物事を考えられる人間だったわけではありません。

先輩から質問されて、初めて気づいたことがたくさんあります。

そして今は、もう一つ問いを加えたいと思っています。

「そもそも、その目標を達成することが、自分の望む未来につながっているのか?」

行動を逆算する前に、どこを目指すのかを考える。

これは、現在のキャリア相談にもつながっている考え方です。

だから今、転職を前提にしないキャリア相談をしている

僕は現在、転職や副業、起業を前提にしないキャリア相談をしています。

約4,000人の方の仕事やキャリアの悩みに携わってきましたが、相談者の方が必ずしも転職した方がいいとは思っていません。

今の会社に残る方がよい場合もあります。

異動によって働き方が変わることもあります。

転職を考えた方がよい場合もあれば、今は経験を積む時期だと判断することもあります。

大切なのは、最初から選択肢を一つに決めないこと。

例えば「今の仕事にやりがいがない」という相談でも、僕はまず、こんなことを一緒に整理したいと考えています。

  • 今の仕事で、何ができるようになったのか。

  • その経験は、これから何を目指すうえで役立つのか。

  • 不満があるのは仕事内容なのか、職場環境なのか。

  • 3年後、5年後にどんな働き方や生活をしていたいのか。

こうしたことを整理しないまま転職しても、同じ悩みを繰り返す可能性があります。

一方で、目指す方向性が明確になれば、今の会社で頑張る理由が見つかることもあります。

僕自身、営業で結果を出した経験が無駄だったとは思っていません。

ただ、結果を出したからといって、その道を進み続ける必要もなかった。

その両方を経験したからこそ、今の仕事では、成果だけでなく「その人がどこを目指しているのか」を大切にしたいと思っています。

今の仕事を頑張る前に、考えてみてほしい3つのこと

もし今、仕事で成果を出しているのに、どこか納得できない気持ちがあるなら、次の3つを考えてみてください。

① 今の仕事で成果を出すことは、何につながっていますか?

昇進、年収アップ、専門性の向上、将来の選択肢。

成果の意味は人によって違います。

今の努力が、自分の望む方向にどうつながるのかを確認してみてください。

② 評価されている仕事は、自分が続けたい仕事ですか?

得意なことと、好きなことは必ずしも同じではありません。

得意でも、続けることが負担になる仕事もあります。

成果だけでなく、仕事の進め方や働く環境との相性も考えてみてください。

③ 今の会社で、目指す方向に近づく方法はありませんか?

方向性が違うと感じたからといって、すぐに辞める必要はありません。

担当業務を変える、異動を相談する、新しい経験を積む。

今の会社に残りながらできることもあるはずです。

もちろん、環境を変える必要がある場合もあります。

大切なのは、転職するかどうかよりも先に、何を実現したいのかを考えることだと思います。

成果を出すことより、成果を出した先に何があるか

営業No.1という経験は、今でも僕にとって大切な経験です。

でも、あのとき感じた違和感も、同じくらい大切だったと思っています。

僕は決して、最初から自分に合う仕事が分かっていたわけではありません。

結果を出せば何かが変わると思って頑張ったこともありますし、働き方に悩んだこともあります。

今も、仕事と家庭、事業のこれからについて考えることはあります。

だからこそ、キャリア相談で「こうするべきです」と簡単に答えを出したくないんです。

大切なのは、誰かに評価されるキャリアをつくることだけではなく、自分が納得できる方向に進んでいるかどうか。

今の仕事で頑張ることにも、意味があります。

ただ、その前に一度だけ考えてみてほしいんです。

「自分は、何のためにこの仕事を頑張っているんだろう?」

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吉丸哲平 【絶対中立💡】転職?現職?副業?キャリア戦略アドバイザー プラチナバッジ
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 ◼️約4000人のキャリア支援実績
 ◼️高校生向けキャリア授業実施 ◼️大手転職エージェント出身、4年間でクレーム0件
 ◼️ストアカでの実績:189件のレビュー・1,000人超の相談実績・満足度4.8・キャリア/転職部門…

吉丸哲平 【絶対中立💡】転職?現職?副業?キャリア戦略アドバイザー