労働組合員向けにおすすめしたい コミニュケーションの課題解決に役立つセミナー
労働組合の研修や勉強会において、オンラインでの働き方を前提としたコミュニケーションを向上させる、あるいは課題を解決する担当者様におすすめの講師や研修テーマをご紹介します。
職場や仕事において、チームでの仕事がスムーズにいかない、会議やミーティングが思うように進まないなどといった課題はよく聞かれます。
人間関係においても、社内であれば部下と上司、部署間での問題、社外であればお客様や取引先に対してのコミュニケーションなど、様々な課題があるものです。
特に昨今リモートワーク従事者が増えてきた中で、オンラインを通じて一緒に働く相手とのコミュニケーションがより難しくなりました。オンライン特有の接点や関係性を意識したコミュニケーションのあり方は、ツール、デバイスを含めて改めて新しいリタラシースタンダードとして学び直す必要があり、広義な意味でリスキリングの一環とも言えます。
労働組合員向けの研修としておすすめができるのは、オンライン・コミュニケーションの課題に対して、解決の考え方や、スキルを学ぶことにより、課題解決をする手段を組合員同士で共有できる点にあります。
様々な経験と背景を持つ講師が、労働組合員向けに最適な研修をご提供いたします。
労働組合員におすすめのコニュニケーションの課題解決に役立つ研修 6選
アドラー式コーチングコミュニケーション研修
心理的安全性を築き、人を成長させるコーチ育成のプロ 関根 孝雄
コーチングというのは、問いかけに対して、自ら答えを導き出していくことで、気づきを得るコミュニケーション。
これに対してティーチングがありますが、ティーチングが相手に答えを「提示する」ということであれば、コーチングは相手に問いかけをして中から答えを「導き出す」というのが特徴です。
労働組合をはじめ、働く現場になぜコーチングのスキルがあると良いかというと、相手が自然に心理的安全性を感じられ、円滑なコミュニケーションを取れるようになるからです。
心理学の三大巨匠の一人であるアルフレッド・アドラーが提唱したアドラー心理学は、「個人は他者とつながり影響を与えあう社会的な存在であり、すべての悩みは対人関係の悩みである」という考え方です。
アドラー心理学をベースとしたコーチングコミュニケーションは、対人コミュニケーションの中で、相手から考えを引き出したり主体的な行動を自然と促すのに役立ちます。
心理学の側面と、コーチングスキルの両面からのアプローチで、「この人になら安心して何でも話せる」と相手に思わせる技術を学べる研修となっています。
関根孝雄氏は、アンガーマネジメントファシリテーターやコーチングの資格保持者として、法人向けや個別向けに感情のコントロール方法を学ぶ手法やプロコーチを養成している第一人者です。
相手の気持ちがわからない、相手への不満が溜まってしまう、つい相手と衝突してしまう、こういった気持ちをコントロールすることができれば、コミュニケーションは円滑にすることができます。
労働組合の研修としても、プロフェッショナルコーチも使っている相手との信頼関係・心理的安全性を築くコミュニケーションの実践、チームワークや相手ありきの仕事を円滑に進められる手法を学ぶコーチング研修は適しているでしょう。
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キーワード:コミュニケーション、コーチング、アドラー、心理学、人間関係
プロジェクトマネジメント リーダシップ研修
ファシリテーションのプロフェッショナル
園部 浩司
園部浩司氏の肩書の一つにプロファシリテーターがあります。
ファシリテーションというのは、「会議を円滑に進行する」こと。
園部講師は、前職の会社組織の中で、36歳の時にチームマネージャーに昇格されます。最初はチームをなかなかまとめられず苦戦する中で出会ったのがファシリテーションのスキルだったそう。
ファシリテーションのスキルを実践していくと、メンバーとの関係が良好になり、プロジェクトでも大きな成果を出せるようになったのです。
それから、年間1000本の会議をこなしていく中で、ファシリテーションのスキルが磨かれたのはもとより、「組織改革プロジェクト」のリーダーを任されたことで、プロジェクトのリーダーシップについても深く向き合うこととなりました。
ファシリテーションを知る前は、仕事上でのコミュニケーションが不得意と自覚をされていた講師が、プロジェクトをどう引っ張って動かしていくか、リーダーとしての自身の体験に基づいた研修内容は大変充実しています。
労働組合員向けの研修として、円滑な会議の進行に不可欠なファシリテーションのスキル習得とともに、課題に対してのリーダーシップの取り方など、チームを1つの方向にまとめ導くリーダーとしてのあり方を学べる点が優れているのではないでしょうか。
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現役トップファシリテータによるファシリテーション研修の詳細を見るにはこちらへ>>
キーワード:プロジェクトマネジメント、リーダーシップ、ファシリテーション、チームビルディング、組織改革、管理者研修
「書くスキル」研修 基礎編 ~ライティングの苦手や不安を3ステップで一気に解消!
文筆家・文章スタジオ東京青猫ワークス代表 小川こころ
労働組合の研修を一つ行うにしても、企画・告知・開催までの間に、企画書、メール、研修のお知らせ文書など、担当者は実に多くの文章を書くことになります。
近年、企業活動において最も重要なビジネススキルとなりつつあるのがライティングです。
企業のサービスや製品、企画などの個性を表現して届けるには、文章を外注先のライターに任せずに、社員が自社のオウンドメディアを通じて価値を直接発信することが競争力につながる時代になりました。
まだ多くのビジネスパーソンが「対外的に届けるライティングに自信がない」という不安を口にします。
伝えたいことがきちんと伝わる文章を書くには、読み手に選ばれるタイトル付けや、読み手を読む気にさせる書き出しから結びに向けた話の展開、そして「個性」と「視点」を用いて「愛」を語ることが重要となります。
ライティングスキルを習ったことがなければ迷子になってしまうこうしたポイントや書くスキルの基礎を、元全国紙の新聞記者・コピーライターの小川こころ氏は教えてくださいます。
ポイントを押さえて実践するだけで、ライティングは誰でも身につけられるスキルです。書いて伝えることの正しいスキルを共有ができる点は、労働組合の研修としても有意義になるのではないでしょうか。
「書くスキル」 基礎編 ~ライティングの苦手や不安を3ステップで一気に解消!研修の詳細を見るにはこちらへ>>
キーワード:ライティング、書く、執筆、文章、コミュニケーション、SNS、メール、メールマガジン、ブログ、WEB、ホームページ、伝える
『心を整える』 はじめてのアンガーマネジメント研修
『心を整える』アンガーマネジメントを伝える講師 川田 裕輔
今は怒りを我慢する必要がある、と感じたことがある方ならば、アンガーマネジメントの概念をご存知でしょうか。言葉通り、アンガー(怒り)をマネジメント(管理)する意味で、怒りと上手に付き合う方法です。
大事なのは怒りを無くすことではなく、怒る時は上手に怒り、怒る必要のないときには怒らなくて済むようにすることだそうです。
川田裕輔講師は、中間管理職の立場となったのを機にストレスによって怒りやすい体質になってしまったと感じたことから、アンガーマネジメントの概念と出会います。
アンガーマネジメントのトレーニングを受け、それを実践することによって怒り体質から脱却でき、家族や友人など周りの人からも「変わったね!」と言ってもらえるようになり、人生が良くなっていったことを実感されました。
部下を叱る時に感情が入りすぎた管理職の指導による「パワハラ」や、取引先との横柄な態度や行き過ぎたクレームによる「カスハラ」をアンガーマネジメント研修、が未然に防ぎます。
コミュニケーションを円滑に進めるためにも、正しい怒りのコントールスキルを学ぶ労働組合の研修の1つとして検討されてみてはいかがでしょうか。
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キーワード:アンガーマネジメント、パワーハラスメント、コミュニケーション、怒り、リーダーシップ、叱り方、
大喜利でグループコミュニケーション活性化研修
オモシロの科学で人を、会社を変える「大喜利ファシリテーター 」山本 ノブヒロ
大喜利がなぜ労働組合向けの研修なのか、不思議に思われますよね。
大喜利メソッドを活用した研修に特化した講師の山本ノブヒロ氏は、大学講師および日本アクティブ・ラーニング学会正会員でありながら、日本初の大喜利教室を新宿で開校した後、NHK『おはよう日本』で大人が話術を磨く手段として注目を集め、経済産業省「EXPO WORKSHOP 2019→2025 万博大喜利ワークショップ」を監修するなど、大喜利を通じた交流と学びの専門家です。
山本講師曰く、話術や文章力といった、コミュニケーション「スキル」だけでは職場や仕事のコミュニケーションの課題は解決できず、そこに「発信性」「共有性」などのコミュニケーション「マインド」の醸成が必要とおっしゃいます。
大喜利はコミュニケーションの脳トレとも言え、明るく風通しの良い職場を作るためのヒントがあります。
大喜利メソッドの活用でコミニケーションマインドが身につくと、例えば報・連・相が面倒なものから楽しむものに変わり、煩わしいものでなくワクワクするものになります。
こうした環境の実現に向けて、労働組合の研修でも大喜利を活用したコミュニケーションを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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キーワード:コミュニケーション、グループ、リーダーシップ、活性化、大喜利、コミュニケーションスキル、コミュニケーションマインド
できるリーダーはここが違う!短時間で本音をひきだす“質問力”研修
職場を楽しくする「聴く力」
学ぶと広がる、楽しい未来
伊藤麻依子
リーダー、上司、管理職の立場となった方であれば、メンバーや部下と円滑なコミュニケーションを実現させたいとお考えだと思います。
それには相手への問いかる「質問」をどうするかが重要。
これはコーチングのスキルのひとつでもあるのですが、何を問いかければ部下の本音を引き出すことができるのか、そのスキルを学べる研修となっています。
チームや部下を育てることは時間がかかるとお思いの方も、短い時間でコミュニケーションがスムーズにいけば生産性も上がりますよね。
部下が安心して相談できる文化が育つためには「質問力」と「聴く力」が大切だそうです。
伊藤麻依子氏は前職で企業の採用支援を行う中で、人の良いところを見つけ気持ちよく話してもらうことが好きだったため、コーチングを学び始めました。
コーチとしての「質問力」と「聴く力」によって相手が変わる実感を得たことで、それを伝える研修を行っています。
「質問力」は上下関係のあるコミニケーションを円滑に進めるのに有用なスキルです。労働組合向けの研修としても適しているでしょう。
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キーワード:質問力、コーチング、リーダーシップ、管理者研修