SOL Design House 禅庭の家
生産性のない時間が、心を耕していく。
私たちはいつの間にか、「効率的であること」や「何かを生み出すこと」ばかりを価値の基準にするようになりました。家事や掃除さえも、今や「早く終わらせるべき苦行」として、ロボットに委ねる時代です。
しかし、道元禅師は掃除や歯磨きという日常の所作にこそ、心を集中させる「今」があると説きました。指先や隅々にまで心を配る丁寧な行為は、実はとても心地よく、豊かな時間であるはずです。
Art Senseは、禅庭を眺めながら、ただコーヒーやお茶を楽しむための場所です。ここには、経済活動も生産性もありません。しかし、枯れたり錆びたりしている庭の美しさを愛で、芸術について語らう——そんな「何の役にも立たない時間」こそが、現代の私たちにとって最も必要な「癒し」であり、遊びではないでしょうか。
SOL Design House 禅庭の家