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古典文学作品を原文と英語訳とで読む

坂本 了

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プロフィール

平成元年(1989年)から、日本の古典作品を、原文と英語訳で、源氏物語・枕草子・徒然草・平家物語・雨月物語・奥の細道・方丈記、などを輪読しながら講読しています。

講座の特徴は、古文や漢文を英語訳と比較・対照しながら読むことで、二つのコトバによる『古典』の世界を味読できるようにしています。

一人では完読がむずかしい古典作品を、一緒に読んで楽しみたい、と思っています。

◆高校生・大学受験生を対象に、『論語』の漢文をテキストにして、基本的な漢文訓読法を学習し、併せてその英語訳を読んで、漢文と英語の読解を同時に学習をします。

 2020年6月頃からストアカでZoomをつかっての開催も試みています。

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こんなことを教えています

古典作品を原文と英語で楽しむ教室


平成元年より今日まで、古典文学作品を、日本語と英語の二ヶ国語で読んで楽しむ講読会を続けてきましたが、昨今の新型コロナ騒動もあって、対面による講読会とは別個に、オンラインでも始めることにしました。

古文をその英語訳と一緒に読むことで、古文特有の味わい、英語表現の妙趣、古語と英語を比較することの面白さなど、幾通りもの読み方が可能です。

競い読むのではないので、語学力は問いません。
使用するテキストは、原文と英語訳を一目で見比べられるようにアレンジしたものです。(授業料にテキスト代含みます)。

【その他】
・事務連絡などズームのサポートなどは
講師 坂本了の妻でアシスタントのキリエが
担当しております。

ご不明な点等、ありましたらお気軽にチャット等でも
ご連絡ください。





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講座

月額

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レビュー

講座高校生のための漢文&英語
この講座は「英文も漢文もしっかり学べる講座」でした

男性 10代

句法の問題演習を予め行い、論語を教材として漢文と英文の解釈をします。
かなりきちんと解釈するので、とても勉強になりました。今後も続けたいです。

先生からのコメント

 高校生レベルの漢文の学習は、基本的な漢文法をしっかり身につけることに尽きます。
 体育の基礎練習と同じことです。
 繰り返し、声に出して音読する、書き下してみる。反復練習して身体に覚えさせるように、脳に
 覚えさせる。
 「学んで時にこれを習う、また楽しからずや」、と自分で思えるようになったらいいですね。

講座高校生のための漢文&英語
この講座は「漢文と英文のコラボレーション」でした

その他 40代

なんてユニークな発想な講座だろう。中1の息子には難しいかなと思って心配しておりましたが、色々な発見があったようで、「よかった」と言っておりました。難しいかも。できないかもと思う固定概念を抱くよりも、まず1度やってみると思うことの勇気と大切さを教えてくださりありがとうございました。

先生からのコメント

 中・高校生の皆さんにとっては、漢文が面白いと思う人はまずいないでしょうけれど、試験科目に漢文も出されるから、勉強せざるを得ない、ということなんですね。
 
 昨日、「論語」の最初の漢文、「学んで、時にこれを習ふ、また楽しからずや」とあったように、何かを学んで、それを時にふれて学びなおしてみる、というのは楽しいことなんですが、試験勉強となると楽しいとばかりは言っておれませんね。

 そこで考えたのは、「論語」の含蓄深い文章を使って、漢文の基礎的な文法規則を身につけ、さらには、この英語訳を添えて英語にもなれ親しもう、それならば、ちょっとは楽しくなるかもしれない、という趣旨でもうけた講座です。
 
 昨日は、中学一年生で受講していただきましたが、高校生を対象としたテキストでしたので、ちょっとしんどかったかもしれませんね。

 

講座『奥の細道』を原文と英語訳で読む
この講座は「『奥の細道』を原文と英訳で読む」でした

女性 50代

句の推敲前後で、全くイメージが変わるのに驚きました。
講座を受けていると毎回現場へ行きたくなりますが、今回は日光へ行ってみたくなりました。そのうち巡ってみたいものです。
ありがとうございました!

先生からのコメント

レビュー、ありがとうございます。コメントするのをうっかり忘れていました。

テキストP.4の句、「しばらくは滝に籠るや夏(げ)の初め」ですよね。
初句は、「ほととぎすへだつか瀧の裏表」、
次にこの句を、「ほととぎすうらみの滝の裏表」と訂正して、
最終的に「しばらくは~」と直したわけですが、初句も次の句も、裏見の滝の場所のことをただ言っているだけで、句に広がりも深みもない感じがします。
しかし、最終句の「しばらくは~」は、さすがに俳文とも調和し、広がり、深みがぐんと増している、という印象を持ちますが、どうでしょうか。

ご指摘の通りで、芭蕉が作った初句を見てみると、意外にも平板なんですよね。それが、徹底した推敲によって、余人には及びもつかない句が出来上がるのですから、すごいですね。

講座『奥の細道』を原文と英語訳で読む
この講座は「山中温泉あたり」でした

女性 50代

山中や菊は手折らぬ湯の匂

菊を浮かべる菊湯、画像を見てみたら、色とりどりの花を浮かべている(映える)お風呂から、花束をがさっと投げ込んであるものまであって面白かったです。

ペンギン・クラシックス、ペーパーバックの世界名作全集みたいな感じなんでしょうか。
それを読んでおくのほそ道めぐりをする外国の人なんかもきっといる・・・のだろうなと想像してみたり。ドナルド・キーンさんのおかげですね。

今回もありがとうございました!

先生からのコメント

  おくの細道の旅も、あと一つ月ばかりになりました。
 秋風が吹く季節になって、その風が石山の石より白く感じられたのでしょうね。
 「石山の石より白し秋の風」というのですから。
 その後、神戸の有馬温泉に次ぐという山中温泉に入って、
 芭蕉は、いっときでも命が延びる思いだったでしょう。
 「山中や菊は手折らぬ湯の匂ひ」
 両句ともいいですね。

講座高校生のための漢文&英語
この講座は「英文も漢文もしっかり学べる講座」でした

男性 10代

句法の問題演習を予め行い、論語を教材として漢文と英文の解釈をします。
かなりきちんと解釈するので、とても勉強になりました。今後も続けたいです。

先生からのコメント

 高校生レベルの漢文の学習は、基本的な漢文法をしっかり身につけることに尽きます。
 体育の基礎練習と同じことです。
 繰り返し、声に出して音読する、書き下してみる。反復練習して身体に覚えさせるように、脳に
 覚えさせる。
 「学んで時にこれを習う、また楽しからずや」、と自分で思えるようになったらいいですね。

講座高校生のための漢文&英語
この講座は「漢文と英文のコラボレーション」でした

その他 40代

なんてユニークな発想な講座だろう。中1の息子には難しいかなと思って心配しておりましたが、色々な発見があったようで、「よかった」と言っておりました。難しいかも。できないかもと思う固定概念を抱くよりも、まず1度やってみると思うことの勇気と大切さを教えてくださりありがとうございました。

先生からのコメント

 中・高校生の皆さんにとっては、漢文が面白いと思う人はまずいないでしょうけれど、試験科目に漢文も出されるから、勉強せざるを得ない、ということなんですね。
 
 昨日、「論語」の最初の漢文、「学んで、時にこれを習ふ、また楽しからずや」とあったように、何かを学んで、それを時にふれて学びなおしてみる、というのは楽しいことなんですが、試験勉強となると楽しいとばかりは言っておれませんね。

 そこで考えたのは、「論語」の含蓄深い文章を使って、漢文の基礎的な文法規則を身につけ、さらには、この英語訳を添えて英語にもなれ親しもう、それならば、ちょっとは楽しくなるかもしれない、という趣旨でもうけた講座です。
 
 昨日は、中学一年生で受講していただきましたが、高校生を対象としたテキストでしたので、ちょっとしんどかったかもしれませんね。

 

講座『奥の細道』を原文と英語訳で読む
この講座は「『奥の細道』を原文と英訳で読む」でした

女性 50代

句の推敲前後で、全くイメージが変わるのに驚きました。
講座を受けていると毎回現場へ行きたくなりますが、今回は日光へ行ってみたくなりました。そのうち巡ってみたいものです。
ありがとうございました!

先生からのコメント

レビュー、ありがとうございます。コメントするのをうっかり忘れていました。

テキストP.4の句、「しばらくは滝に籠るや夏(げ)の初め」ですよね。
初句は、「ほととぎすへだつか瀧の裏表」、
次にこの句を、「ほととぎすうらみの滝の裏表」と訂正して、
最終的に「しばらくは~」と直したわけですが、初句も次の句も、裏見の滝の場所のことをただ言っているだけで、句に広がりも深みもない感じがします。
しかし、最終句の「しばらくは~」は、さすがに俳文とも調和し、広がり、深みがぐんと増している、という印象を持ちますが、どうでしょうか。

ご指摘の通りで、芭蕉が作った初句を見てみると、意外にも平板なんですよね。それが、徹底した推敲によって、余人には及びもつかない句が出来上がるのですから、すごいですね。

講座『奥の細道』を原文と英語訳で読む
この講座は「山中温泉あたり」でした

女性 50代

山中や菊は手折らぬ湯の匂

菊を浮かべる菊湯、画像を見てみたら、色とりどりの花を浮かべている(映える)お風呂から、花束をがさっと投げ込んであるものまであって面白かったです。

ペンギン・クラシックス、ペーパーバックの世界名作全集みたいな感じなんでしょうか。
それを読んでおくのほそ道めぐりをする外国の人なんかもきっといる・・・のだろうなと想像してみたり。ドナルド・キーンさんのおかげですね。

今回もありがとうございました!

先生からのコメント

  おくの細道の旅も、あと一つ月ばかりになりました。
 秋風が吹く季節になって、その風が石山の石より白く感じられたのでしょうね。
 「石山の石より白し秋の風」というのですから。
 その後、神戸の有馬温泉に次ぐという山中温泉に入って、
 芭蕉は、いっときでも命が延びる思いだったでしょう。
 「山中や菊は手折らぬ湯の匂ひ」
 両句ともいいですね。

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