お絵描きを使って母親との癒着関係を癒し、本来の自分を生きる講座

【この講座は大人向け講座です】
【お絵描きとは言っても自由にやってもらう感じなので、好きな文房具や色紙をご用意ください】

癒着とは・・・
本来は分離しているはずのものが、炎症や外傷のためにくっついてしまうこと、を言います。

これは心理の場面でも出てくる言葉です。
心理的な癒着、といいます。

代表的なのは親子関係です。特に母親との。

本来は家族であっても「母親」と「子供」は別々の個体であり、母親は母親・子供は子供、という境界線が引かれています。
この境界線がしっかり引かれている場合は、癒着は起きません。

しかし、夫婦間に何らかの問題があり、改善できないまま夫との心の距離や肉体的な距離が開いてしまうと、母親はどんどん子供に癒着していくようになります。

夫婦間の問題とは、大体この辺が多いです。
・夫婦間のすれ違いが多く、会話があまりない
・会話があってもケンカばかり（水面下での冷戦も含む）
・母親（もしくは父親）がまるで子供のお世話をしているように父親（母親）に接している
・そもそも愛がない結婚だった

このような問題を夫婦二人で乗り越えられずにいると、やがて寂しさや孤独感、虚無感、無価値感などに襲われるようになります。
そうなったとき、母親にまだ小さい子供がいると、子供にどんどんのめりこんでいくんです。
そのネガティブな感情や心の隙間を埋めたいと無意識に思い、子供にどんどん依存していくようになるんですね。
これが癒着です。

この親子間の心理的な癒着が解けない状態のまま子供が大きくなってしまうと、子供の人生に多大な影響を及ぼすことになります。

大体は、母親（父親）と同じような生き方になります。
もしくはその真逆。

これはいずれにしても、自分を窮屈にさせたり苦しませたりしてしまう生き方となります。
基準が自分ではなく、誰かになっているからですね。

母親（父親）が基準になった生き方をしている。
もしくは母親（父親）の真逆の生き方をしている。

こんな風に、他人の生き方を基準にした生き方になっているんです。
「自分」の生き方ではないんですね。

しかし本来であれば、「自分」という人間はひとりしかいないのだから、「自分」の生き方は自分の中にしかないはず。
つまり、自分の中に自分の生き方を見出していかなくてはならないんですよね。

必ずしもそうしなければいけないというわけではありませんが、そっちの方が楽だと思います。

そこでこの講座では、その「癒着」を断ち切って、本来の自分をどんどん発見していこう！というものをやります。

お絵描きやアートを使って、自分にさまざまな表現を許し、新しい自分を解放していきましょう(/・ω・)/